秋になると
2011年 10月 24日
受験が近づいているのになぜ?と思うのですが、彼らの心がなんとなく透けて見えることがあります。
受験が近づくほど、現実が迫るほど、その現実(=自分の近い将来)がそれほど明るくないもの、魅力のないものとして感じられてしまって意欲が減退する、そういう子どもたちをこれまでに多く見ています。
しかし、この症状は、当の子どもたちに責任があるかといえば、私にはそうは思えません。
子どもたちは大人をよく見ています。世の中からいろいろなことをつぶさに感じ取っています。
そのなかで、子どもたちがなんとなく明るい自分の未来像が描けないことを責めるわけにはいきません。
一人ひとりの生徒の「いま」を肯定することで、間接的に彼らの未来もきっといいものだと思えるような指導をしたいと日々思っています。
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