バンコクの洪水被害
2011年 10月 28日
テレビでは王宮前が冠水した映像が流され、日本外務省はとうとうバンコクへの渡航延期勧告を出しました。
地方からの出稼ぎの人たちを含めると、東京に迫る1000万人もの人たちが生活しているというバンコクでの被害ですから影響は大きいと言わざるをえませんが、一方で私としては渡航延期勧告を出すほどに危険な状況なのだろうか?と疑問に思わざるをえないところがあります。
印象的だったのは、冠水している王宮前広場の映像の奥で、水浸しになったトゥクトゥクが観光客を乗せて楽しそうに走っていたこと、そして、王宮がきらびやかにライトアップされていたことです。
東南アジア地域はいまだに国土の広い範囲に氾濫原が広がっています。
日本人が当たり前と思っている河川と陸地との境目さえもはっきりしない土地が多くあります。
バンコクのような大都市ではさすがに今回のようなことが起こらないように、いろいろな対策が施されてきたはずですが、一方で今回のことを別にめずらしいことじゃあないよ、と静観している人たちもたくさんいることでしょう。
政局不安が沈静化したと思ったら、次は洪水被害。
早く平常に戻るといいですね。
ちなみにバンコクは都会の熱気溢れるとても楽しい街です。若いときに行くことをおすすめします。
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