メネフネフッシュポンド

カウアイ島には不思議な池があります。

メネフネフィッシュホンド。カウアイ島に住んでいたといわれる伝説の小人族(現在の人間の半分の大きさだったとか)メネフネが一晩でつくりあげたといわれるメネフネフィッシュポンド(アレココフィッシュポンドとも)。

ハワイ各地にメネフネ伝説が残っています。彼らは土木工事を得意としており、各地にヘイアウ(神殿)などの建造物を一晩にしてつくったと言われています。(しかし、彼らは夜行性で昼間は一切活動せず、一晩でできなかった建造物は未完成のまま放置されたとか。)

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Menehune (Alekoko) Fishpond


フィッシュホンド(fishpond)とは養魚池のこと。
ここはカウアイの人たちが昔から海の魚だけでなく川の魚を食べていたことを示す遺跡でもあります。

このフィッシュポンドには3つの柵があります。この柵はハワイ固有の木であるラマやオヒアでつくられていて、小さい魚は柵の隙間から逃がすけれど、大きくなった魚は逃がさずに捕えることができるしくみになっていたということです。

おそらく定期的に適切な管理をしなければ、この池はあっというまに周りのマングローブの森に覆い尽くされてしまい、メネフネの工事のあとは夢のように消えてしまうのではないかと、小さく美しい池を見ながら考えました。

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by terakoyanet | 2012-01-20 12:16 | 塾長おすすめの場所 | Trackback | Comments(0)