寺子屋ブログ by 唐人町寺子屋

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2012年 12月 22日

ドーヴァーのホワイト・クリフ

2012年はいろいろなところに出かけたので、ブログにはその半分も書きたいことを書けていませんが、
私の中で今年出かけた場所のハイライトのひとつは間違いなくドーヴァーのホワイト・クリフ。

ドーヴァーは言わずとも知れたグレートブリテン島とヨーロッパ大陸(フランス)の間の「ドーヴァー海峡」のもとになった地名で、昔からイングランドの要塞として知られる町です。


私はドーヴァーに格別な思いを持っていました。

その思いはどこから来たかというと、ひとつは小さいころから頭でリピートしてきたイングランドの海の玄関口「ドーヴァー」という土地そのものへの憧憬から、そしてふたつめは、私がこの10年で最もiTunesで再生した回数が多い、大好きな大好きな美しい曲PJ Harveyの"Hanging In The Wire"の舞台地であるドーヴァー・ホワイト・クリフの何もない寂しい景色の中に足を踏み入れたいという思い詰めた熱情からでした。



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ホワイト・クリフに向かう道
最初に見えるのはドーヴァー港。とても大きな港です。
海の向こうにはフランスがあるんだ、と思って目を凝らしますが、何も見えません。


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ホワイト・クリフが姿を現し始めました。

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空と海の境目がはっきりしない。
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There are no birds singing
The white cliffs of Dover
There are no trees to sing from
Walker cannot hear the wind
Far off symphony
To hear the guns beginning

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石灰岩がむき出しになった白い崖
その白い崖に這い蹲る短い草の根
淡く薄暈けた空と海の蒼

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何もないこの寂しくも美しい土地で、"To hear the guns beginning"のフレーズがずっと頭をこだましていました。

空の蒼も、草の碧も、全てが淡くなってゆき、次第に白に染まってゆく。

人の心象が旅の色を決めるのならば、私は旅の全てをこの白に染めたかったのだと、ホワイト・クリフを見ながら考えていました。


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by terakoyanet | 2012-12-22 04:25 | 雑感・授業風景など | Trackback | Comments(0)
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