あまちゃん最終回

あまちゃん最終回でしたね。
すばらしかったです。

漠然と、もう人生でドラマにはまることなんてないだろうなと思っていたのに・・・
あまちゃんに心を融かされてしまいました。
本当に面白かったです。

脚本も演出も役者も音楽もどれもよかった。
何かがうまくいくときって、全てが有機的に共鳴し合うからびっくりするようなものができるんですね。

普段、オープニングの音楽は、録画やオンデマンドだったら飛ばしてしまうところなのに、
あまちゃんのテーマは一度も早送りしなかった。することさえ考えなかった。
だってあのテーマを聞くことで、さあ、あまちゃんを見るぞっていう心構えができるから。
特別な音楽でした。

脚本と演出では、登場人物ひとりひとりに愛が注がれていて
私たち視聴者にもさまざまな見方が許容されている。
誰も傷つかないのに、決して媚を売っているわけでもない。
感動シーンと思いきや、茶々が入って笑いが起こる。
いつでも過度になりすぎず、抑制が効いている。
冷静と情熱の間の距離感に思わず膝を叩かずにはいられませんでした。

主演の能年ちゃんは天才ですね。
彼女以外にあきちゃんは考えられない。奇跡的なめぐりあわせとしか思えない。

最終回に近づくにつれ、主要登場人物一人ひとりの心のほつれが次第にほどけ、収束に向かいました。
それに心を寄せる私の心までほどけていくような、穏やかで温かい体験でした。



素晴らしいと言えば、数日前の楽天の優勝、田中将大選手の活躍。
本当にすごいです。おめでたいです。


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by terakoyanet | 2013-09-28 08:58 | 雑感・授業風景など | Trackback | Comments(0)