寺子屋ブログ by 唐人町寺子屋

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2014年 01月 10日

中学生は宿題をやらないのか?

ある学習塾の広告にこういう言葉が躍っていました。

「中学生は宿題をやらない! これは真理です。 だから本教室は宿題を出しません!」

その学習塾は宿題を出さない代わりに、週に何回でも通いたい放題、いつでもパソコンで学習できることを売りにしています。だから、宿題は出さないけどそのかわり毎日教室で勉強できる、そのほうが確実に勉強できるし、力がつくでしょう、と言っているのだと思います。

中学生を伸ばすためには、宿題をきちんとやらせるか、または自分でまったくやらない生徒は毎日勉強しに来させるかしかないです。

私自身も、もし自分ではまったく学習をしない子どもがいるのであれば、毎日勉強しに来させるしかないという点に同意します。

しかし一方で、毎日勉強しに来ても、それが単なる惰性的なものであり、本人の意志がそこになければ、やはり成績の伸びは限定的であるということも知っています。


日ごろの授業で、できるだけわかりやすく学習内容を理解させ、そしてそのことを宿題という名の家庭学習で定着させる。
本校では開校当初からそのようなサイクルで生徒たちを指導してきました。

その結果、生徒の成績を伸ばす、という点では、他の塾に比べても高い成果を残してきたと自負していますし、それが現在の本校を支える大きな力になっていると考えています。

中学生は宿題をやらないのか?
答えはNO。中学生は宿題をやります。

クラスの中に宿題をやらなければならないという雰囲気をつくる。
やらないなんて恥ずかしいという集団心理を半ば利用します。
そして、宿題をやらない生徒に対しては感情的に「怒る」のではなく、まさかやってこないなんてと「びっくりする」、「がっかりする」のです。


本校生たちは、私たちが宿題をやらない生徒に声をかけるシーンをよく見ると思います。
宿題をやってこない子がいつもいるな、と思っていると思います。

しかし、本校生は総じて宿題をやる。
本当によくやります。やる子が多いからやらない子は目立つ。

やらないと、と思い続けることで、いつのまにか宿題をやる習慣がつく。
ルーティンで勉強できるようになる。そして成績が伸びる。


以下は昨日発表された、公立高校入試漢字コンクール(中1・中2)の結果です。

1 OR 99.7 2年
2 ME 99.3 2年
3 HS 99.0 2年
3 MS 99.0 1年
5 ON 98.3 1年
5 TM 98.3 1年
5 YS 98.3 2年
8 KC 98.2 1年
9 IY 97.5 1年
9 HK 97.5 1年
11 TS 96.5 1年
12 SM 96.3 2年
13 YS 96.2 2年
14 SM 95.8 2年
15 YR 95.0 2年
16 NF 94.6 2年
17 TS 94.5 2年
18 FY 94.3 2年
19 TK 94.0 1年
19 MK 94.0 2年
21 KF 93.5 1年
22 NA 93.0 2年
23 IH 92.8 1年
24 TH 92.8 2年
25 MN 92.5 2年
26 TM 91.8 2年
27 KY 91.7 2年
28 AR 91.5 1年
29 IR 91.2 1年
30 IH 91.0 1年

このコンクールは、中1・中2を対象としたものでした。
毎回、公立高校入試に出た漢字問題を50問ずつ宿題で覚えてこさせ、それを冬期講習中に6回テストしました。
漢字は覚えるだけだから簡単。確かにそうですが、今回は、中1・2が行うには難易度が高いテストでした。

[問題例]
1 野山をたんしょうする。
2 いさぎよい覚悟。
3 部下に大きなさいりょうを与える。
4 こうへいむしな態度。
5 「仁」をきんかぎょくじょうとする。
6 じょうそう教育を行う。
7 考えをぎんみする。
8 選手のこうせきを称える。
9 資金集めにとうほんせいそうする。
10 市長のきょしゅうが注目される。

[解答]
1 探勝  2 潔い  3 裁量  4 公平無私  5 金科玉条  6 情操  7 吟味  8 功績  9 東奔西走  10 去就


58名中、30名が平均90点を上回りました。まさに皆が宿題を頑張った結果です。
80点台以上がほとんどのため、例えば、合格ラインと言える82点台の生徒が46位に沈んでいます。


宿題をやる力をつけることは大切です。
高いレベルの高校・大学では宿題をやる力を身につけた生徒しか、事実上授業についていくことはできません。(このことはもっと強調されていいはずなのに、なされていません。)

だから私は、子どもたちに宿題をやらせる力をつけることを、学習塾の使命だと考えます。




唐人町寺子屋オフィシャルホームページはこちらです。

入塾希望の方、お問い合わせの方はこちらの「お問い合わせフォーム」を通してご連絡ください。

by terakoyanet | 2014-01-10 14:09 | 雑感・授業風景など | Trackback | Comments(0)
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