ベルナー・オーバーラントの玄関口にある城下町トゥーン
2014年 05月 23日
アーレ(Aare)川の河畔に町が発達しています。
中心街は範囲が狭いので、見どころは駅から歩いていくことができます。(やや坂が多いですが。)
アーレ川の水門です。
ヨーロッパの美しい町は、人工物と自然とが見事に調和した風景を見ることができます。
きっとヨーロッパの人たちにとって、神に祝福されている土地は美しくなければならないものなのです。
オーベレ・ハウプト通りには小さなブティックや飲食店、お土産屋が並びます。
通りからトゥーン城(Schloss Thun)に向かいます。
きっと雪よけのためと思われる、東北や北陸の「こみせ」を思わせるような木造の通路や、石畳の路地を抜けて
お城の前に辿り着きます。
城は一部工事中でした。しかし、工事用のシートが素敵なのです。
城内の博物館では、地元の生活民具、陶器、武具などを見ることができます。
そしてトゥーン城の4本の円塔からは、町やトゥーン湖を見おろすことができます。本当に美しい町です。
広く晴れ渡る日には、ベルナー・オーバーラントの山々が見えるそうですが、この日は山に雲がかかっていて、麓までしか見えませんでした。
トゥーン駅から列車に乗り、トゥーン湖沿いに西を目指せば、いよいよベルナーオーバーラントの中心地域に入っていきます。
湖沿いに点在する小さな町が目の前に現れては消えてゆきます。
そして、湖の対岸には牧草地やぶどう畑の鮮やかな緑が見えます。
スイスアルプスの旅は、こうしてトゥーンから始まりました。
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