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2015年 09月 29日

金瓜石の黄金ルート

台湾北部の有名な観光地、九份から車で10分ほど海側に進んだところに金瓜石という場所があります。
この地はかつて九份と並び金鉱で栄えた場所で、日本植民時代に建設された多くの工場群、坑道、家屋等が残されています。黄金博物館区や祈堂老街などでそれらの歴史を学ぶことができますが、今日の記事ではこの地域の風光明媚なスポットを繋ぐ、黄金ルートと呼ばれるコースをご紹介します。

まず最初に訪れてもらいたいのが、金瓜石の勧済堂から200mくらい離れたところにある報時山。
こちらを紹介する日本語記事はほとんど見当たりませんが、ここでは陰陽海から金瓜石の街並みまで、大展望を楽しむことができます。

報時山の入口を示す標識から入ると、すぐに展望が開けます。
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150mほど進めば展望台に。風がびゅうびゅうと吹いて、とても気持ちの良い場所です。
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そして車で5分ほどの黄金瀑布へ。
この地域の地質に含まれる鉱物のために、水と岩が変色しています。
瀑布の黄金色を見たいなら、やはり早朝がおすすめです。
私は早朝と昼間にここに行きましたが、朝日をあびる瀑布は本当に美しかった。
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瀑布から海岸を目指して降りていきます。
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工場跡地の廃墟から陰陽海を望むことができます。陰陽海の色が緑がかっているのは、やはり鉱物を多く含む水が海に流れ込むから。(陰陽海を見て、薩摩硫黄島のすさまじい海の色を思い出しました。)
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このルート沿いには日本植民時代の遺構がいくつもあります。
日本ほど立ち入り制限が厳しくないので、結構探検できてしまいます。(無理な立ち入りは控えましょう。)
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黄金瀑布の下流の河川を通ります。ここも黄金色。
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海岸沿いまで降りてこれば黄金ルートは終了。緑色の海を目の前にして、素晴らしい朝に感謝。
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そしていま通ってきたルート側に目を向けると、やはり大規模な遺構が。
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ここは現在、十三層遺址と呼ばれている製錬所跡。1933年にやはり当時の日本企業が建てたもので、最盛期には7000人ほどが働いていました。その後、台湾の会社に引き継がれましたが1985年に閉鎖となり、そのまま野ざらしにされています。

紺碧の空と海、黄金に輝く滝と河川、私たちより少し前の時代に生きた人々の生活の足跡。
金瓜石の黄金ルートでは、そんな胸躍る探勝を楽しむことができます。



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by terakoyanet | 2015-09-29 10:33 | 好きな場所 | Trackback | Comments(0)
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