寺子屋ブログ by 唐人町寺子屋

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2008年 06月 23日

叱り方のポイント -「セルフ塾のブログ」より-

この前「ほめること、バカにしないこと、信用すること」という記事を書き、いろいろとコメントをいただきましたが、これに関連して、沖縄県読谷村の人気塾「セルフ塾」のブログに、これと併せて読んでいただくととても面白いと思える記事がありましたので、管理人Yojiさんの許可を得てご紹介いたします。


叱り方のポイント


*青字がYojiさんのブログからの引用です。

叱るときのポイントを書き並べてみます。思いつくままに書き出しました。重要度の順ではないです。

1,できるだけ問題の行動が起こった直後に叱ります。マシュマロ実験では,プラス強化子の場合と同じです。すぐの方が効果は大きいです。


すぐの方が説得力があり効果が大きい、これは叱る上でポイントです。

2,問題行動が起こるたびに叱る。連続強化の方が効果はありました。叱るときもそうです。ある時は叱り,また別のときは叱らないということどと,子どもはどのように行動すればいいか,分からなくなります。

これも大切です。1度叱った問題行動を再び子どもがとったときには必ずまた叱るべきです。叱る側が態度を一貫させることで説得力が生まれます。

3,行動を叱るのであって,人格を叱ってはいけない。
前にセルフ塾の例だと「○○くんに考えさせているのに,あなたがその答えを言ってはいけない」というようにします。「あなたは出しゃばりなんだから」と言ってはいけません。


これまた大切。お母さま方はよく「あなたはだらしがない」と言います。確かにだらしがないのかもしれませんが、この言い方ではなかなか直りません。子どもは「やっぱオレはだらしなくてだめだなあ、あーあこの性格じゃムリだ」と思うだけです。だらしがない行動自体を叱ることで徐々に意識改革していくしかありません。

4,他人と比較して叱らない。「Aくんはこんなことやらないよ」

大切ですね。特に兄弟やライバル間の比較は禁物。言われた側は反発しやすいですし、また深く傷つくこともあります。

5,叱るときはきびしく叱る。おだやかに叱っていると,それに慣れてきます。

6,自分の責任で叱る。「お父さんに叱られるよ」としてはいけないということです。


自分の言葉で言わないと、全く説得力を持ちません。

7,叱る理由をちゃんと説明します。「あなたが答えを教えたら,○○くんは自分で考える機会をなくし,この問題を理解できないままになってしまうでしょう」

叱るときには、叱られる子どもが納得するような説明をすることが大切です。上からの押し付けではなく、本人が自分の頭で考えて「ああそうか」と思えば、叱ったことは成功です。

8,1で説明したように直後に叱った方がいいです。しかし,直後に叱れないこともあります。そういった場合は,やったときのことをできるだけイメージできるようにしてから叱ります。

9,叱るときは短めに。長々と説教してはいけません。ポイントをしぼって叱り,それで終わりにします。

10,叱りながら過去のことを持ち出さない。「あなたはあのときもこうだったでしょう。」


これは3に関連して重要。過去のことを持ち出すことで叱られた方は自身の人格そのものを否定された気持ちになり、最悪の場合自暴自棄になってしまうでしょう。

11,叱ってあとで,そのことについて謝らない。叱ってあと,子どもがしょんぼりしていると「ごめんね,叱って」などと言ってはいけません。ただし,自分が叱ったことが明らかに間違えている場合は,素直に謝ります。

叱り方が自分の感情にまかせたものであり、子どもにとって理不尽にうつることだってあるかもしれません。そんなときは、もう一度落ち着いて何を伝えたかったのかを話した上で、感情的すぎたことについては謝ってください。でも、叱った内容自体を否定して謝るようではダメです。それは叱る前の考えが足りなすぎたといわざるをえません。そうなると説得力は持ち得ないです。

12,いったん叱ったら,その後はそれについてふれない。いつまでもぐずぐず言うのはよくありません。 

13,叱ったこととは関係のないことに関し,できるだけほめるように努める。1叱ったら9ほめる。その場合,お母さんは叱って後悔しているから,ほめているんだと思われないように。


ここは私が先日述べたこととリンクするかもしれません。



ということで、Yojiさん、本当に面白い記事ありがとうございました。

この記事を書かれた仲松庸次先生は、英語や数学のとてもわかりやすい参考書を書かれている先生としても有名で、すでに本校の生徒も5名の子に先生の参考書を渡し、家庭学習に役立ててもらっています。

「叱る」ことと「ほめる」こと。ぜひ参考にされてみてください。

by terakoyanet | 2008-06-23 12:35 | 寺子屋エッセイ(読み物) | Trackback | Comments(0)
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