◆2009年度高校進学説明会[第2部]

11月3日(月)の高校進学説明会第2部のようすをお伝えします。第2部は高校生(卒業生)による高校紹介が行われました。


(1)城南高校3年 田坂君
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聞く人を楽しませ惹きつける学校案内をしてくれました。田坂君のおかげで場がなごんで、会場全体があたたかい雰囲気になりました。楽しく充実した学校行事のこと、きれいになった校舎のこと、同じ寺子屋卒業生の石丸君が体育祭で大活躍したこと、修学旅行でカニやらキャラメルやら食べたこと、音楽部がめっちゃカッコいいこと(これ何度も何度も言っていました)、クラスマッチで女子が応援に来てうれしかったこと、毎日(土日祝日も!)朝6時から学校を開けて勉強を教えてくれる先生がいること(すごいですよねーー!ちょっと感動しました!)、受験生のために「日々精進」という手帳を主任の先生が作ってくれて、それを大切に活用していること・・・などたくさんのことを話してくれました。田坂君の魅力が存分に発揮された学校紹介でした。


(2)福岡西陵高校1年 松島さん
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とてもまとまったわかりやすい原稿を用意してきてくれた松島さん。あまりにしっかりした立派な話しぶりだったので、発表後には前の方にいた保護者様方から感嘆の声がもれたほどでした。
習熟度クラス(特進クラス)のこと、進路状況、語学研修、海外留学、学校行事、部活動など、学校の情報として必要なことをくまなく話してくれました。高校の周囲に山があるため、放課後に「いのしし注意」の校内放送が流れることがあるという話も披露してくれました。
高校でも生徒会副会長を務めるなど大活躍の松島さん。彼女が高校で充実した生活を送っていることが伝わってきて、そのパワーが聞く人に伝わるすばらしい発表でした。


(3)修猷館高校1年 畑村君
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一切メモ等を見ることなくしゃべり倒したのは畑村君ならでは。クラスマッチ、自然教室、体育祭、文化祭などの学校行事を彼独特の話し方で紹介してくれました。学校行事には自分から参加していかないと面白くない、というのは彼が言うととても説得力がありました。
校風はかなり自由だが、何でもやってよいというわけではなく、それは自分で考えて行動せよ、責任は自分で取れというものであって、逆に厳しい、という話は修猷ならではと感じました。
それにしても何を言っても彼が言うと嫌味にならないのは、彼の個性がなせるわざだなと感服しました。発表の最後には「苦手は努力をすれば何とかなる!」ということを説得力のある言葉で力強く語ってくれました。


(4)筑紫女学園高校2年 松永さん
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彼女が自分の言葉で誠実に丁寧に話をする様子はとても好感が持てました。当校のある先生は彼女が話す姿を見て感動して涙ぐんでしまっていました。彼女はとてもすてきな子です。
校舎がとてもきれいなこと、学校のさまざまな行事のこと(文化祭や修学旅行など)、黒柳徹子さんやダライ=ラマさんなどびっくり豪華な講演会があることなど、興味深い話をたくさんしてくれました。また、女子校のよさ、女の子ばかりだからこそ深い絆ができること、などを実感を込めて話してくれました。発表の最後には、勉強の仕方、寺子屋の宿題とテキストを徹底的にやっていくことの大切さを話してくれました。


(5)福岡中央高校3年 今津君
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彼ははじめに自分が受験で経験した特別な経験について話してくれました。それは内申点の大切さを身にしみて感じさせる話でした。
高校が都会にあり通学が非常に便利であること、長谷川町子さんの出身校であること(私これ知りませんでした!)、九州交響楽団の演奏会や能楽鑑賞会など文化行事がさかんであること、西南大への合格者数が全国1位であることなどの進路情報、ニュージーランドへの修学旅行での貴重な体験など、たくさんのことを話してくれました。話す調子がとても穏やかで聞きやすく、それでいて堂々としていて、立派だなあと思わず目を細めてしまいました。



5名の高校紹介のあと、質疑応答が行われました。
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「学校のいいところと悪いところを1つずつ挙げてください」「最もいいと思った勉強のやり方は?」と言った質問が出て、それぞれ高校生(卒業生)たちが非常に参考になることを答えてくれました。



説明会後、保護者様方からいただいたコメントには、現役高校生(卒業生)への賛辞や感謝の言葉が必ずと言っていいほど添えられていました。高校生のみんなは輝いていて、会場にいた方々を魅了しました。忙しい中、協力してくれた卒業生たちに心から感謝します。

今年は昨年とは全員違うメンバーで高校紹介が行われました。これだけしっかりした子たちが卒業生にたくさんいることは、本校の誇りだと思いました。
中村学園女子高校の安達副校長先生も、卒業生が積極的に説明会の準備を進めている姿をみて、すばらしいですねと仰っていました。私も卒業生がそうやって手伝ってくれることは幸せなことですとお答えしました。

卒業生が話すことは、現役生にとって、特別に自分に直接関係のある言葉として響きます。
これからも、卒業生たちの声を現役生に届けることができればと思っています。
卒業生たちには改めて感謝と賛辞の言葉を送ります。ありがとう、とても立派でしたよ。



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Commented by 保護者 at 2008-11-07 22:28 x
寺子屋のあり方が凡事徹底素晴らしいから、卒業生たちが心の故郷に思うんですね。
こんな塾は他にありませんよ。
ご発展を切に願います。
Commented by terakoyanet at 2008-11-08 02:12
寺子屋では子どもたち(また保護者様方)に迷惑をかけることがありますので、凡事徹底とはなかなかいかなくて申し訳なく思っています。(ただ、凡事徹底でありたい、そうであるところを子どもたちに見せていきたいと常日頃思っています。すばらしい言葉を頂戴いたしました。)

でも、そんなときには、子どもたちが助けてくれます。私が困っていると、子どもたち(または保護者様)が手を差しのべて、大丈夫ですよ、と言ってくれます。その好意に甘えてばかりではいけないのですが、でもそういう好意と幸運に恵まれて、日々、指導を続けることができています。

私自身、卒業後に子どもたちに何か本当に困ったことがあったら、ぜひとも寺子屋に戻ってきてほしいと願っています。
昨年ある卒業生が寺子屋Only One!!という言葉を残して卒業していきましたが、子どもたちの心の中でそういう塾であることができたら本当にうれしいです。
保護者様励みになるコメントありがとうございます。これからも一生懸命指導していきたいと思います。
by terakoyanet | 2008-11-07 02:14 | 行事・イベント | Trackback | Comments(2)