長崎 興福寺
2009年 05月 18日
興福寺といえば奈良の有名なお寺が真っ先に浮かびますが(私は最近、東京国立博物館で行われている、奈良興福寺の阿修羅像展に行ってきました)、こちらの興福寺も、とても魅力にあふれた場所です。
こちらのお寺は、1624年に、中国僧によって創建されました。
先日ご紹介した崇福寺は福建省出身者によって建てられましたが、こちらは南京周辺の出身者が建てたお寺ということで、南京寺と呼ばれることもあるそうです。
大雄宝殿(本堂)は国の重要文化財に指定されています。
こちらの寺にきてまず驚くのは、本堂前の明るく開けた境内の景色。
お堂が朱色で周囲が緑色の芝に囲まれているその景色は、沖縄のグスクや、さらに南国のバリの寺院を思いおこさせるもので、南国情緒漂うものでした。
May 2009
堂内は和式のつくりでした。庭園は大きくはありませんがとても美しいものでした。
境内にはたくさんのあじさいが咲き誇っていました。
がくあじさいや、かしわばあじさいが満開でした。
あじさいのそばには、美しい字であじさいの説明書きなどもあり、お寺があじさいを大切に育てられているのが伝わってきて、とてもいいなあと思いました。
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