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2015年 01月 08日 ( 1 )


2015年 01月 08日

台湾にある魅惑の港町、鹿港

私はこの1年で2度台湾に行きました。しかし、1度目は肺炎に罹患してたった1日で帰国、2度目は日月潭の畔で全治6週間の捻挫を負ってしまいました。すっかり台湾から嫌われている私ですが、行けば行くほど、知れば知るほど私の台湾への熱い想いは募るばかり。

今日は台中から車で30分ほど海側に走った場所にある、台湾の古い港町、鹿港のご紹介です。


街の中心にある鹿港天后宮。台湾全土にある海の神様を祀る媽祖廟の総本山として知られ、ここの媽祖の分霊は、台湾全土に留まらず、長崎県平戸市など台湾に縁のある海外各地にも置かれているとのこと。
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濃密な雰囲気に圧倒されます。
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一時は台湾第2の都市に成長した鹿港の中で、最初にその街並みが形成された埔頭街は天后宮からすぐ。
旧正月に人が多いと聞いていましたが、正月もこんなに多かった。まるで日本の初詣さながらの人出。
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鹿港はいま、台湾の人たちの中でもホットな観光地として改めて注目を浴びているそうです。

鹿港は食べ物がおいしい! 天后宮前の巧味珍肉包で食べた肉まん、野菜まんのジューシー且つヘルシーな味わいが忘れられません。
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鹿港は屋台も熱い! 台湾の伝統菓子、状元糕を竹筒から出す屋台の職人さん。
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もち米の粉をふっくら蒸した生地の中に胡麻粉、落花生粉、黒蜜が入っていて、なつかしい味わいでした。
路地裏食べ歩きの醍醐味を味わうことができる町です。


そして町の中心をやや南下したところにある鹿港龍山寺は、釘ひとつ使わずに建てられた鹿港の古刹。
境内に入った途端、この寺は素晴らしいと思いました。経年が作り上げた特別な穏やかさと温かさがある場所でした。
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上の写真を撮っているときに妻がふと声を上げたので、どうしたのかと思ったら、一家そろって屹立して祈りを捧げる姿に、一瞬の美しさを感じたようでした。
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鹿港はかつてこの町を舞台に「小城故事」という映画と同名の曲(テレサ・テン歌唱)がヒットして以来、台湾人の心のふるさとと言われ、人々から愛されてきた町。
町を愛でるように路地裏探索をする台湾人が多く見られます。

最も有名な路地裏は「九曲巷」。
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強い北東季節風の直撃を防ぐためにくねくねと曲がる道がつくられたとのこと。

狭すぎて、お乳が擦れ合っちゃうよ・・・ということで名づけられたという摸乳巷。
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路地の角のあちこちに沖縄でよく見る「石敢當」の石標が見られます。台湾・中国・琉球・九州南部にまたがるボーダレスな東シナ海南部の交易の歴史についてさまざまな想像を馳せずにはいられません。
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台湾に行かれたら、ぜひ鹿港で1日過ごすことをお勧めします。
私ももう一度訪れたいと強く思っています。




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by terakoyanet | 2015-01-08 12:37 | 好きな場所 | Trackback | Comments(0)