寺子屋ブログ by 唐人町寺子屋

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カテゴリ:塾長おすすめの場所( 380 )


2017年 07月 05日

古代ローマの遺跡、フォロ・ロマーノへ

昨年、ローマに行って、はっきりと自覚するようになったのは、いまも生きている遺産は面白いけれど、死んでる遺産は面白くないということです。

教会巡りがなぜ面白いかと言えば、その場所がいまそこに住む人々の生活と直接に関わっているのを感じるからです。その点、古代遺跡というのは老朽化した古い箱庭を見せられているようであまり面白くありません。

フォロ・ロマーノは世界遺産の凄まじい遺跡ですが、すでに死んでいるという意味では面白さに欠ける場所でした。

でも帰ってきてしばらく経ってそのとき撮った写真を見ると、すごいな、と思わせるのは、遺跡がすごいのか、それともいまの写真の技術がすごいのか。

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古代遺跡は死んでいる、と話しましたが、実はローマには、死んだ遺跡が人々の生活風景にそのままなじんでしまったという風変わりな愛おしい場所もあります。

そのうちご紹介したいと思います。


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by terakoyanet | 2017-07-05 12:59 | 塾長おすすめの場所 | Trackback | Comments(0)
2017年 06月 14日

ローマのサン・ジョバンニ・イン・ラテラノ大聖堂

ローマの三大バジリカ、サン・ジョバンニ・イン・ラテラノ大聖堂。国東出身のペトロカスイ岐部は、3年もの年月をかけてローマに辿り着き、この荘厳な聖堂で司祭に叙階された。
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その後、彼が凄絶な殉教を遂げるまでの話は遠藤周作が幾度か描いた通りである。すでに「転んで」いたフェレイラ(沢野忠庵)に棄教を迫られても揺るがず、穴吊りになっても他の信徒を励まし続けたために、とうとう穴から出されてしまうなど、殉教者たちの中でも特に強靭な精神の持ち主だったことが知られる。
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「沈黙」から13年も経過した後に「銃と十字架」でペトロ岐部の生涯を描いた遠藤の内面について考える。「沈黙」に比べるとドラマ性に欠ける「銃と十字架」。でも一方でペトロ岐部の苦しみの生涯に、ただひたすらに寄り添おうとする筆致には迫力がある。
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ローマでの体験が、ペトロ岐部の強靭な生の支えになったことは疑う余地がない。彼の心の中の神は決して沈黙しておらず、最期の瞬間まで生き続けた。きっと彼は神を見たし、神を知っていたのではないかと思う。
そのことは私にとって、驚異であり、大いなる謎である。遠藤もこの謎を自らの掌に手繰り寄せたかったのではないか。そんなことを想像する。
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ローマのバジリカの中に座っていると次々に私と対話しようと近づいてくる人たちが現れては消えていった。そして、ペトロ岐部もそのうちの一人だった。

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by terakoyanet | 2017-06-14 09:28 | 塾長おすすめの場所 | Trackback | Comments(0)
2017年 06月 12日

可也山に登る。 sanpo

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立石山 山頂から 可也山方面を望む(2016.5)


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箱島神社(二条浜窪)から可也山(2016.1)


いつも、糸島に行くたびに登りたいと思っていた可也山。
先週、午後に3時間だけ時間がとれたので、よし、今日可也山に登ろう!と思い立ち、登ってきました。

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登山口の目印になる師吉公民館

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ところどころに立派な花崗岩(閃緑岩)が露出しています。

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30分ほど登ったところに石切場跡がありました。

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こちらでとれる花崗岩は余程良質だったようで、日光東照宮や江戸城紅葉山の石鳥居などに使われています。
可也山と言えば、韓国の名刹海印寺がある伽耶山を思い出す。何か関係があるのだろうかと思っていたら、韓国の「伽耶」に由来するという説もあるらしい。
実際、韓国の山を登ると、目にするのは花崗岩ばかりで(済州島を除く)、糸島の花崗岩質の山を登る人たちが海の向こうの朝鮮半島の山々を想起するのはそれほど難しいことではない。

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石切り場を過ぎるとまもなく道は平坦に。
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第1展望台

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このあとやや傾斜のある道を10分ほど登ると可也神社。ここまで来ると、ゴールは目の前。
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展望のない地味な可也山 山頂。
でもわずか100m先にとっておきのお楽しみが。

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可也山展望台は180度以上にわたる展望があり、本当に気持ちの良い場所。
可也山は山頂付近は玄武岩質。なんと過去に噴火しているらしい。今度登ったときは噴火の痕跡を見極めたい。

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北側の展望 火山(ひやま)・彦山方面

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山の上から見てみると糸島の船越はどう見ても陸繋島(トンボロ)である。
家に帰って船越の地名の由来を調べると、風の強いときに陸繋砂州上を船を牽いて越させたことに由るらしい。全国にある船越の地名をもつ幾つかの土地も陸繋島のようだ。こういう、独りブラタモリは楽しい。


展望所で少しくつろいだあと、下山。さっさと歩いたので、下りはわずか30分で完了。
筑前前原駅IN15:54、OUT17:40 の弾丸登山でしたが、とても楽しかったです。



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by terakoyanet | 2017-06-12 12:21 | 塾長おすすめの場所 | Trackback | Comments(0)
2017年 06月 04日

しょうぶ学園のこと

少し前から、とらきつねで、鹿児島・しょうぶ学園の作家、翁長ノブ子さんの作品のお取り扱いが始まっています。
しょうぶ学園の季刊誌「季刊しょうぶ」もお取り扱いしています。
(障害者アートについての私たちの考え方については、こちらの記事で書きました。)
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しょうぶ学園は、非常にユニークな活動をなさっている社会福祉法人ですので、ご存知の方も多いと思います。



今年の初春に複数のしょうぶ学園を見学する機会がありました。
とても、とても良い時間を過ごしました。
九州を訪れる人、鹿児島を訪れる人は、皆さんぜひしょうぶ学園を訪れてほしいと思います。
そしてお時間のある方、深く学びたい方は、事前に見学をお申込みになることをお勧めいたします。

「感動ポルノ」という言葉が世間を賑わしたこともありましたが、
しょうぶ学園にあるのは、そういったお涙ちょうだいのドラマではなく、
ただ、そこに人の命が躍動している美しさです。

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現在の政府は一億総活躍社会というスローガンを掲げていますが、「活躍」以前に、人が当たり前に生き生きといまを生きるということのかけがえなさをこの場所で感じることができました。

学園内のレストランで、蕎麦屋で(これらは外部の人も利用できます)、そして木や布や紙など、各種の工房で、障害のある人たちが働き、作業を行っています。
障害のある人たちを健常者と同じように「自立」させようというよりも、障害のある人たちがそのままで、生き生きとしたままで暮らしていけるような、さらにそれらの仕事や作業によって生じた財を循環させることで、経営としても成り立たせていけるような、そういった場を成功させている、学園のエネルギーを熱く感じることができた見学でした。

施設長の福森さんとも長時間お話しすることができました。福森さんの視線はあらゆる人に対して徹底的なまでにフラットです。これまでさまざまな大きなことを達成してきたのにかかわらず、自分が考える正義や信念のようなものを押し付けるようは話は一切なく、少年さながらの柔らかい感性をそのままに、鋭い批判精神を大切にこれまでやってきた方なんだなあと胸が熱くなりました。元気をもらうというような一過性の感覚を超えて、今年40歳になった私の今後の身の振り方をポジティブな方向へと感化してくれるような、大切な出会いと呼べるような時間になりました。「福森さんがやろうとしていることは、国の施策とは真逆のことではないですか。どうやって折り合いをつけているんですか?」「作品をつくる利用者たちの、エゴも作為もない、意識そのままが表出したような姿を見て、そして自分を振り返ったときに、自分自身の業の深さに気づいて、苦しくなることはありませんか?」など答えにくそうな質問をいろいろとしましたが、深刻になることなくいたって軽やかにいろんな話に耳を傾け、いろんな話をしてくれました。


今回、お取り扱いが始まった翁長ノブ子さんは、1940年生まれのしょうぶ学園を代表するアーティスト。約20年前から絵を描き始め、これまでに描いた墨絵は1000枚を超えるそうです。今年の春にはしょうぶ学園で「翁長ノブ子展」が大規模に展開され、多くの人たちが彼女の歩みを振り返りました。

この文章のはじめの写真は、翁長ノブ子さんの絵を壁にペイントした地域交流スペース”Omni House”です。
その大胆なデザインは、しょうぶ学園に来る方々の目を釘付けにします。

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翁長ノブ子さんの記事(「季刊しょうぶ」より)
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とらきつねに届いた翁長ノブ子さんの絵はがきたち。
デザイン性が高く、それでいて確かな柔らかさと温かみがあります。

今後もしょうぶ学園の作品を楽しみにしていただければと思います。
そして、繰り返しになりますが、しょうぶ学園をぜひ訪れてみてください。




by terakoyanet | 2017-06-04 19:10 | 塾長おすすめの場所 | Trackback | Comments(0)
2017年 05月 28日

ウブドの散歩道、チャンプアンリッジウォーク

チャンプアンリッジウォーク(Campuhan Ridge Walk)はウブド周辺の数ある散歩道の中でも特に美しいことで知られていて、さっきまで居た町中の喧騒が嘘のように気持ちの良い風が吹いています。午前中の散歩がオススメです。

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東浩紀の新著『ゲンロン0』を読んでいます。「観光客」という軽薄な存在の捉え直し。とても面白いです。全部読んだ後にお話しできればと思います。


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by terakoyanet | 2017-05-28 09:23 | 塾長おすすめの場所 | Trackback | Comments(0)
2017年 05月 22日

アッシジ巡礼

暑い日差しの中、アッシジ駅からとぼとぼと15分ほど歩き、丘陵上に広がるアッシジの街並みが見え始めたときには、自分でも思いがけないほど心の奥底が揺さぶられるのを感じました。
もともと私はアッシジに強い思い入れがあったわけではなく、そこに行こうと思ったのは、前月に帰省した際に父が行ったほうがいいよと言ったからというそれだけの理由でした。だから、この町が私を待ってくれていたような、まるでこの町を訪れることが、私の人生の中で必然として以前から決まっていたかのようなそんな感覚が自分に訪れたことはとても不思議でした。
喧騒のローマ市内から移動してきたことも関係しているのでしょう。空と緑がとても美しくて、丘陵の町は太陽を浴びて眩いほど輝いて見えました。
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50分ほど歩いたでしょうか。ようやくアッシジの町に着きました。地図で見ると駅から3~4kmほどの距離だったので楽勝かなと思ったのですが、日差しと坂道のせいで案外疲れました。(駅からは公共バスもあります。)
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とうとう憧れの町に着いた。すっかりそんな気持ちになっていましたので、いま私がこの場所にいるということ自体にいまいち現実感がなく、意識がやや朦朧としていました。

こんなときは食べたり人と話したりすることで現実感を取り戻すことができます。ということで、通りかかったレストランへ。
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観光地のレストランですから存外な出費になりましたが、とにかく凄まじく美味しいパスタ。
イタリアで食べるパスタは太陽の味がします。日本のパスタよりずっとアレンジが少なくて、素材の味だけなのに、なんでこれほどに美味しいんだろうと毎回ふるえるような感動があります。

店の女性スタッフに「地震は大丈夫でしたか」と尋ねると、アッシジは揺れはしたものの被害はほとんどなかったとのこと。(※イタリア中部では2016年8月以降、複数回大きな地震が起きています。) アッシジも1997年の地震では聖フランチェスコ聖堂を始め、町の多くの建物やフレスコ画などの文化財が大きな被害を受けました。(現在では見事に修復されています。)

レストランで現実感を取り戻した私は、聖フランチェスコ聖堂に向かいました。
青空に白壁が映えて美しいです。
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聖フランチェスコ聖堂内部では、その空間に身を浸すことに専念したため写真を撮りませんでした。
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ジョットとその弟子たちが描いた聖フランチェスコの生涯を描いた28枚のフレスコ画は本当に素晴らしかったです。特に有名な「小鳥への説教」には心に染み入るような美しさがありました。(この画像のみWikipediaより) 私が聖フランチェスコという人物に特別な魅力を感じるのは、彼のエピソードのひとつひとつがどうしようもなく人間くさいところです。そうやって人間味があるからこそ、それが反転したときに私たちは彼の行いにはっとさせられ、その存在を特別なものと感じます。

アッシジでは、他にも、丘陵の一番高いところにある城郭(Rocca Maggiore)まで登ったり、小さな聖堂を訪れたりしました。小さな聖堂で一人跪いていると、不思議と小さい頃のいろいろな感情が蘇ってきました。

カトリックには「告白」という制度があって、自分が犯した「罪」を神父の前で詳らかにしなければなりません。(一般には「懺悔」と呼ばれているものです。) 告白という制度によって、人は自らの「罪」を常に問い続けなければならなくなります。四六時中、これは罪だろうか、また罪を犯してしまった、そういうことを考えながら、いつでも頭の隅に罪悪感を抱えたまま生活をすることになります。しかも、どれだけ「告白」をしたところで、自分の罪はなくなることがありません。告白を終えたとたんに罪が蘇生します。罪は行為だけでなく内面にも存在するものなので、心が罪を犯すことは避けがたく、いつでも罪悪感が心を絞めつけます。

質素な聖堂の中でそうやって小さい頃の罪の感情を思い出していたときに、ああ、これは幼い自分にとって、案外苦しいことだったのだな、と不意に気づかされました。そうやって、苦しいことだったと気づかされ、そして、苦しいと思っても良かったのだと気づかされたとき、長い間、心を絞めつけていた軛のようなものが解除されるのを感じました。

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アッシジを訪問する人は、聖フランチェスコ聖堂だけでなく、アップダウンの激しい町をてくてくと歩いてみてください。きっといろいろな発見がある良い時間になります。
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by terakoyanet | 2017-05-22 08:35 | 塾長おすすめの場所 | Trackback | Comments(0)
2017年 05月 06日

宗像周辺の神社群 その1

今朝は、宗像・沖ノ島の世界遺産登録(しかし沖ノ島以外の構成遺産は登録を認められず)勧告についてのニュースが届いていますね。
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写真の中央にうっすら沖ノ島の島影が。(肉眼ではもっとはっきり見えました。)
九州島内から沖ノ島を眺望できるベストスポットのひとつ、福津市の大峰山展望台より。
2017年1月



昨日、私は妻の帰省で宗像に行きました。福岡市内に住んでいる人たちって、宗像に遊びに行く人はとても少なくて、宗像大社と宮地嶽神社だけは行ったことがある人というのが圧倒的多数なのですが、宗像周辺には、宗像大社関連の神社以外にも、もうびっくりして開いた口が塞がらなくなるほど、素晴らしい神社がたくさんあり、私はチャンスがある度に、一つずつそれらの神社を訪れています。

昨日は、宗像市の隣、岡垣町にある高倉神社を訪れたのですが、いい空気が流れる素晴らしい場所でした。
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1月に訪れた宗像市内の八所宮は、地名「赤間」(元は赤馬) の由来と言われる場所。
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そして、宗像市の漁港がある鐘崎に位置する織幡神社は古代から宗像大社と並ぶこの地の名神大社として栄えました。現在では海女発祥の地としても知られています。こちらは昨年の夏に訪れました。

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この神社が位置する小山を佐屋形山と言い、階段を登った先に現在の本殿があります。
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美しい海も見えます。せっかく鐘崎に来たのですから、抜群においしい海鮮料理を食べて帰りたいところです。

宗像周辺の神社については今後も少しずつご紹介しようと思います。



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by terakoyanet | 2017-05-06 12:16 | 塾長おすすめの場所 | Trackback | Comments(0)
2017年 04月 29日

ゴールデンウィークにおすすめしたい、九州の少し穴場な場所16選

今日からゴールデンウィーク。
今年のゴールデンウィークは幸い天候がいい日が多いようですね。
今年もどんたくに出る子たちがはりきっています。

こちらでは、これまでこちらのブログに掲載した中で、ゴールデンウィークに出かけるのにおすすめの、少し穴場な場所をご紹介します。


1 立石山(糸島市@福岡)
手軽なハイキングで、想像を絶する絶景が広がります。


2 囚人墓地(大牟田市@福岡)
九州各地の近代化遺産が世界遺産に登録されましたが、登録されていなくても忘れたくない場所があります。


3 烏帽子岳(阿蘇市・南阿蘇村@熊本)
草千里まで行って烏帽子岳に登らないなんてもったいないです。草千里ー烏帽子岳の登山道は熊本地震のあと、一時閉鎖されていましたが、いまは復旧しています。


4 大杵社(湯布院町@大分)
湯布院に行ったらお湯に浸かって街歩きも楽しいですが、ここの大杉は見逃せません。


5 川底温泉・法華院温泉・長者原温泉・筌の口温泉(久住町・九重町@大分)
九重の奥深さを思い知らされる秘湯たち。


6 樅木の吊り橋(五木村@熊本)
私は九重の大吊橋よりこっちのほうが断然好きです。

7 シアター・シエマ(佐賀市@佐賀)
九州の至宝、シエター・シネマ。


8 白水溜池堰堤(竹田市@大分)
土木技術の粋が結晶化した美しい曲線美を持つダム。


9 求菩提山(豊前市@福岡)
修験の山として知られる求菩提山。記事では岩洞窟だけを紹介していますが、山歩き自体がすごく楽しい場所です。


10 旧大野木場小学校(島原市@長崎)
雲仙普賢岳を目前に、周辺は天草を望む絶景。自然の美しさと恐ろしさは隣り合わせであることをかみしめる場所。

11 大崩山(延岡市@宮崎)
絶景の岩山。本格的な登山なので舐めたら命の危険が。

12 鹿目の滝(人吉市@熊本)
雄滝、雌滝、平滝の3つの滝から成ります。たびたび虹がかかる美しい場所。柱状節理も見事です。13 日奈久温泉(八代市@熊本)
町歩きが楽しい日奈久温泉。おきんじょさんに会いに行ってください。

14 市房杉・湯山温泉(水上村@熊本)
樹齢千年と言われる圧倒的迫力の市房杉と、泉質が最高の湯山温泉。


15 今村教会(大刀洗町@福岡)
全国有数の美しい教会。朝日が堂内に差し込む早い時間帯の訪問をお勧めします。ミサがある日曜日は避けてください。
16 立神峡(氷川町@熊本)
晴れた日に行くと、エメラルドグリーンの絶景に卒倒します。


ゴールデンウィークさえも忙しいという方も多いと思いますが、
舞鶴公園の藤棚もいまが見どころで、近所にも素晴らしいところがいろいろとあります。
束の間のお休みを楽しんでください。

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by terakoyanet | 2017-04-29 09:12 | 塾長おすすめの場所 | Trackback | Comments(0)
2017年 04月 28日

朝のバグタプル

カトマンドゥから車で30分ほどの場所にある古都バクタプル(Bhaktapur)。
映画『リトル・ブッダ』の舞台としても知られる、ネパールで最も美しい古都と言われることもあるこの場所は、2015年の大地震で大きな被害を被りました。

私は今年の4月の初めに行きましたが、現在も跡形もなく消えてしまった建物があったり、復旧工事中の建物が多数あるものの、古都独特の美しい雰囲気は健在で、バクタプルの町はこれからも世界中の人たちを魅了し続けるだろうと思いました。

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バクタプルの朝。朝早いわりにたくさんの人たちで賑わっています。
それでもカトマンドゥの喧騒に比べたら、ずっとのんびりした雰囲気です。車に怯える必要もありません。

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トウマディ広場(Taumadhi Square)のニャタポラ寺院。カトマンドゥ盆地で最も高層のこの寺院は、1700年頃の建造とバクタプルの主な建築物の中では比較的新しい方なので地震の被害は軽微で済んだようです。
この建物が残ったことは地震のあとにバクタプルの人たちの希望になったと、茶店のスタッフから話を聞きました。

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建物に立て掛けられているように見える長い棒は、建物の倒壊を防ぐために据えられたもの。

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ゴールデンゲートと宮殿。宮殿は木彫りの窓が美しい。

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ファシデガ寺院周辺は損傷が大きく、復旧工事が行われていました。

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バクタプルは歩いて回るのにちょうどいい町の大きさで、主な見どころが集中するトウマディー広場からタチュパル広場までは歩いて10分程度。
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タチュパル広場に面したカフェで、朝食を食べました。
私はネパールでダルバートかカレーばかりを食べてすっかり体調が良くなっていたので、ここでもチキンカレーを注文。やっぱりネパールの人たちのスパイスの使い方はすばらしい。
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今回の地震で建物はたくさん倒れたけれど、でも、ネパールは昔から地震が多いから、建物は今までも何度も倒れてきたんです。でも、今回の地震でも木彫りの部分はほとんど損傷を受けていません。いままでも、建物は新しいけど木彫りの部分だけは古いという建物があちこちにあったんです。だから、私はあまり悲観していません。カフェのスタッフはそう話してくれました。(写真は木彫美術館)
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ネワール彫刻の傑作と言われる孔雀の窓 

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by terakoyanet | 2017-04-28 12:03 | 塾長おすすめの場所 | Trackback | Comments(0)
2017年 04月 06日

ヒマラヤへの旅

数日間休みをいただいて、ヒマラヤで山歩きをしてきました。

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ネパールはちょうど国花シャクナゲ(ラリグラス)の季節で、至るところで赤い花が咲き誇っていました。
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早朝、滞在した山小屋からアンナプルナ連峰を望む。
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ネパールへの旅は、電気や水に困ることもあり、いままで見たこともないような激しい大粒の雹が降るなど気候もとても不安定で、相当の過酷さを伴うものでしたが、でも、食べ物と子どもたちに助けられました。

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ネパールの国民食のダルバート、そしてカレーライス。どちらもスパイスが決め手になるのですが、やはりスパイスが食文化の必然として存在している場所のスパイス料理は凄いと思わざるをえませんでした。どこの小さな茶店に入っても、本当に美味しくて、それぞれで調合をしているから、ひとつも同じ味がありませんでした。野菜も新鮮で本当に美味しくて、オーガニックは当たり前、というか、オーガニックというのは、食から資本主義という毒を抜くことで、本来の食の美味しさと安全を取り戻そうという意味合いがあると思うのですが、ネパールの山の中の野菜は一度も流通に乗っていないから何も取り戻すものとかがなくて、単に自然野菜としか言いようのないものです。

毎日2食、ダルバートかカレーを食べていましたが、すこぶる胃腸の調子が良くて、たまげました。
ネパールの食文化、興味深すぎて、しかも自分の体にもすごく合うことがわかったから、はまってしまいそうです。
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写真の3歳の女の子。マダルと呼ばれる伝統太鼓を叩いています。
こんなに小さい子なのに、彼女はめちゃくちゃいい音出すんです。
衝撃でした。リズム感も凄まじくて。叩きながら歌まで歌っていて、何て才能なんだ!と感じ入ってしまいました。

日本の子どもはたくさんおもちゃを持っているけど、彼女にとっては唯一の大切なおもちゃであるマダル。こればっかりでいつも遊んでいるから、すでに一番いい音に辿り着いちゃったんだな、すごいなと思いました。

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ネパールは多民族国家なので、いろいろな顔の子どもたちがいます。私たちの目でわかるのは、せいぜいインド系の子とチベット系の子が混在していることですが、実際には50以上の民族が共生する社会です。彼女たちもかわいいでしょう。彼女たちが通っている小学校に案内してもらい、楽しい時間を過ごしました。


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彼は泊まった山小屋の息子さん。瞳がきれいでしょう。
こんなに小さいのに宿代が書かれたレシートを持ってきてくれたときの1枚です。
このあと写った写真を見せたら、大ウケしていました。


ヒマラヤのこと、ネパールのこと、到底書ききれませんので、また今度、続きを書きたいと思います。



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by terakoyanet | 2017-04-06 13:41 | 塾長おすすめの場所 | Trackback | Comments(0)