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2017年 04月 28日

朝のバグタプル

カトマンドゥから車で30分ほどの場所にある古都バクタプル(Bhaktapur)。
映画『リトル・ブッダ』の舞台としても知られる、ネパールで最も美しい古都と言われることもあるこの場所は、2015年の大地震で大きな被害を被りました。

私は今年の4月の初めに行きましたが、現在も跡形もなく消えてしまった建物があったり、復旧工事中の建物が多数あるものの、古都独特の美しい雰囲気は健在で、バクタプルの町はこれからも世界中の人たちを魅了し続けるだろうと思いました。

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バクタプルの朝。朝早いわりにたくさんの人たちで賑わっています。
それでもカトマンドゥの喧騒に比べたら、ずっとのんびりした雰囲気です。車に怯える必要もありません。

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トウマディ広場(Taumadhi Square)のニャタポラ寺院。カトマンドゥ盆地で最も高層のこの寺院は、1700年頃の建造とバクタプルの主な建築物の中では比較的新しい方なので地震の被害は軽微で済んだようです。
この建物が残ったことは地震のあとにバクタプルの人たちの希望になったと、茶店のスタッフから話を聞きました。

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建物に立て掛けられているように見える長い棒は、建物の倒壊を防ぐために据えられたもの。

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ゴールデンゲートと宮殿。宮殿は木彫りの窓が美しい。

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ファシデガ寺院周辺は損傷が大きく、復旧工事が行われていました。

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バクタプルは歩いて回るのにちょうどいい町の大きさで、主な見どころが集中するトウマディー広場からタチュパル広場までは歩いて10分程度。
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タチュパル広場に面したカフェで、朝食を食べました。
私はネパールでダルバートかカレーばかりを食べてすっかり体調が良くなっていたので、ここでもチキンカレーを注文。やっぱりネパールの人たちのスパイスの使い方はすばらしい。
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今回の地震で建物はたくさん倒れたけれど、でも、ネパールは昔から地震が多いから、建物は今までも何度も倒れてきたんです。でも、今回の地震でも木彫りの部分はほとんど損傷を受けていません。いままでも、建物は新しいけど木彫りの部分だけは古いという建物があちこちにあったんです。だから、私はあまり悲観していません。カフェのスタッフはそう話してくれました。(写真は木彫美術館)
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ネワール彫刻の傑作と言われる孔雀の窓 

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by terakoyanet | 2017-04-28 12:03 | 塾長おすすめの場所 | Trackback | Comments(0)
2017年 04月 06日

ヒマラヤへの旅

数日間休みをいただいて、ヒマラヤで山歩きをしてきました。

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ネパールはちょうど国花シャクナゲ(ラリグラス)の季節で、至るところで赤い花が咲き誇っていました。
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早朝、滞在した山小屋からアンナプルナ連峰を望む。
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ネパールへの旅は、電気や水に困ることもあり、いままで見たこともないような激しい大粒の雹が降るなど気候もとても不安定で、相当の過酷さを伴うものでしたが、でも、食べ物と子どもたちに助けられました。

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ネパールの国民食のダルバート、そしてカレーライス。どちらもスパイスが決め手になるのですが、やはりスパイスが食文化の必然として存在している場所のスパイス料理は凄いと思わざるをえませんでした。どこの小さな茶店に入っても、本当に美味しくて、それぞれで調合をしているから、ひとつも同じ味がありませんでした。野菜も新鮮で本当に美味しくて、オーガニックは当たり前、というか、オーガニックというのは、食から資本主義という毒を抜くことで、本来の食の美味しさと安全を取り戻そうという意味合いがあると思うのですが、ネパールの山の中の野菜は一度も流通に乗っていないから何も取り戻すものとかがなくて、単に自然野菜としか言いようのないものです。

毎日2食、ダルバートかカレーを食べていましたが、すこぶる胃腸の調子が良くて、たまげました。
ネパールの食文化、興味深すぎて、しかも自分の体にもすごく合うことがわかったから、はまってしまいそうです。
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写真の3歳の女の子。マダルと呼ばれる伝統太鼓を叩いています。
こんなに小さい子なのに、彼女はめちゃくちゃいい音出すんです。
衝撃でした。リズム感も凄まじくて。叩きながら歌まで歌っていて、何て才能なんだ!と感じ入ってしまいました。

日本の子どもはたくさんおもちゃを持っているけど、彼女にとっては唯一の大切なおもちゃであるマダル。こればっかりでいつも遊んでいるから、すでに一番いい音に辿り着いちゃったんだな、すごいなと思いました。

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ネパールは多民族国家なので、いろいろな顔の子どもたちがいます。私たちの目でわかるのは、せいぜいインド系の子とチベット系の子が混在していることですが、実際には50以上の民族が共生する社会です。彼女たちもかわいいでしょう。彼女たちが通っている小学校に案内してもらい、楽しい時間を過ごしました。


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彼は泊まった山小屋の息子さん。瞳がきれいでしょう。
こんなに小さいのに宿代が書かれたレシートを持ってきてくれたときの1枚です。
このあと写った写真を見せたら、大ウケしていました。


ヒマラヤのこと、ネパールのこと、到底書ききれませんので、また今度、続きを書きたいと思います。



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by terakoyanet | 2017-04-06 13:41 | 塾長おすすめの場所 | Trackback | Comments(0)
2016年 12月 07日

絶景の話。

昨今は絶景ブームで、大型書店の旅コーナーに行くと「一生に一度は見たい世界の絶景!」というようなタイトル(適当につけてみました)の本が山積みになっています。

私自身も絶景が好きで、世界や日本、あちらこちらを周っているのですが、なぜそんなに絶景を見てうれしいかと言えば、その壮大な景観が目の前に広がるとき、いつも精神を制御している施錠が自ずと解除され、日々ささやかな事に拘泥してばかりの心から解放されるからだと思います。日々私たちは、自力で物事をどうにかしないとと思っている、でも、目の前の景色は、自力でどうにかしようなんてどだい無理だよ、あなたのその心を私に預けなさい、そう言っているかのようです。

ヨハネ福音書の14章に「心を騒がせるな。」というフレーズが出てきます。
そしてその続きには「神を信じなさい。そして、わたしをも信じなさい。」とあります。

この場合の「神を信じなさい」は、英訳では"Believe in God"になり、believe in...を私たちは「~の存在を信じる」と訳すと習っているわけですが、一方で、believeの語源には、「疑いを持たずに受け入れること」「相手の中に入り込むこと」という意味があります。in(聖書の原典のギリシャ語ではen)は「~の中へ」という意味ですから、"Believe in God"というのは、「神(の存在)を信じなさい」というよりは、「神の中に、その身を委ねなさい」、私はそう訳したいと思います。

「心を騒がせるな。神の中に、その身を委ねなさい。」 これは、歎異抄にも著された他力(本願)の考え方にも通じるものがあり、徒らに自我を震わせる私たちへの戒めとも取ることができます。

私はこの「心を騒がせるな」のフレーズを、先日の祖母の葬儀で耳にしました。
これまで何度聞いても入ってこなかったフレーズが、あるとき不意に心にすとんと落ちてくる。
そういうことってありますよね。


話が逸れました。絶景を見ると、心が開き、体がいきいきとした脈動を打ち始める。だから絶景の楽しみは尽きないのですが、一方で、絶景を「切り取る」ことについて、私は一抹の羞恥心を持っています。だって絶景を「切り取る」ことは、作為を免れません。その作為が私にいつも「それはほんとうではないよ」と耳打ちします。
絶景を「切り取る」のは傲慢です。才能のある写真家の中には、その風景に身を委ねたような写真を撮る(しかもそれがその写真家のひとつの解釈として成立している)人たちがいます。私の好きな石川直樹さんもそういう人のひとりです。しかし、それができない私は、写真を撮るという行為を楽しみながらも、どこかで気まずさを抱え込まずにはいられません。
また、絶景を「切り取る」ことで完成形の美しい画像を作り上げること。この思考は、日本という土地にたまたま生まれついた私たちの感覚とも乖離しがちです。西洋の絵画や庭園が、その幾何学的な精緻さによって完結した永遠性を求めるのに対し、日本の絵画や庭園は、その移ろい、変化自体を楽しむものでしょう。いくら非の打ちどころのない美しいものであっても、そこに移ろい、はかなさがなければ、その美しさは私とは縁の遠いものなのではないでしょうか。その点で、インスタでよく見る美しい風景写真たちは(これには私自身の写真も含まれるのですが)なんだか空疎さが免れない。一方で、写真が本職ではなくても、例えば民俗学者の宮本恒一が主に記録用に撮ったと思われる写真を見ると、そこに流れる土着の時間があり、そこに避けがたいはかなさがはっきりと映っていて、はっとさせられるのです。

話しがすっかり長くなりました。今回、絶景の話をし始めたのは、10月にある男子高校生に「文化祭で世界の絶景を紹介しなくてはいけない。自分か身近な人が実際に訪れたところ。そして他の人と被らないところ。」という難しい相談を受け、その際に、彼に絶景の紹介をするために、過去の写真をピックアップしたこと、そして絶景いいなと思いつつも、その際に、絶景を単にネタにして消費するだけの発表は空疎だよ、といらぬ忠告をして以来、何か書こうと思っていたことからでした。

以下、2016年から遡って、その年の中でべストの絶景。見たときの爽快な気持ちを思い出します。グランドキャニオン、エアーズロック、イグアス滝、万里の長城のような絶景のビッグネームには、まだ行ったことがないのですが。

〇2016 Lyse Fjord - Norway
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〇2015 Mt. Bromo - Indonesia
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〇2014 Gullfoss - Iceland
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〇2013 Rock Islands - Palau
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〇2012 Seven Sisters - England
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〇2011 Kalalau Valley - Hawaii
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〇2010 First - Switzerland
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〇2009 Great Barrier Reef - Australia
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〇2008 Hateruma Island - Japan
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by terakoyanet | 2016-12-07 11:58 | 塾長おすすめの場所 | Trackback | Comments(0)
2016年 06月 14日

ドイ・インタノン国立公園にあるワチラタン滝

チェンマイ郊外に位置するドイ・インタノン国立公園は、タイでも最も標高が高い地域。
その国立公園内にある、ワチラタン滝"Wachirathan Waterfall"を訪れました。

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乾季なのにかかわらず、すごい迫力。
天から恵みの水が落ちてくるような、壮大で美しい滝でした。


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by terakoyanet | 2016-06-14 10:12 | 塾長おすすめの場所 | Trackback | Comments(0)
2016年 05月 18日

タイランド・ナウ、5月21日(土)より開催!

5月21日(土)~6月2日(木)にかけて、とらきつねではタイランド・ナウと題し、タイのハイブランドの展示販売会が行われます。
タイでは、タイ国内産の高品質の素材にこだわり、伝統的な製法を大切にしながらも、現代の私たちの感性にフィットするモノ作りがさかんに行われています。その質の高さはアジア随一と言っても過言ではありません。今回のイベントでは、中でも特に品質と人気を兼ね備えたハイブランドの商品を、皆さまにお届けいたします。
今回のイベントを機に、とらきつねでは、バンコクの若い感性を代表するレコード会社Impression Sound Studioの日本代理店として、皆さまにタイの現在を伝える音楽をお届けできることになりました。こちらも後日改めてご紹介差し上げます。

また、南アフリカのビーズアニマル、monkeybizの展示会も同時開催いたします。みんなが幸せになるかわいい子たちをぜひ見にきていただければと思います。

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◇お取り扱いブランド  *以下のブランド・工房のご案内は、未完成です。随時追加してまいります。
Ban Rai Phai-Ngam (Chom Thong)
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アジアの布に魅了された人なら必ず出会うと言われるチェンマイの郊外、チョムトンにある工房、Ban Rai Phai-Ngam。「美しい竹の村」という名のついたこの工房は、京都の嵯峨野を思い出させるような山麓の奥に位置しており、そこでは、タイで一番、いや、世界一と言う人もいるほどの、美しい糸からの布づくりと染織が行われています。こちらの工房から、見たこともないほどの美しい染織が施されたストールなどを入荷しています。


Cotton Farm (Chiang Mai)
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チェンマイの布プロジェクト、コットンファーム。チェンマイのナイトバザールに近いターペー通り付近にある古くも美しい茶館、Raming Tea House、その2Fにコットンファームのギャラリーがあります。ギャラリーに入ったときの鮮烈な印象が忘れられません。布が文字通り踊っていたのです。外から入ってくる心地よい風になびいて泳ぐ布たちの姿は、そのままその布たちの柔らかで繊細な魅力を伝えるのに十分でした。
こちらのプロジェクトも、やはりその名のとおり、品質の高い綿花を生産するところから農家と協同して行っており、コットンもシルクも、繊維自体から自ずと現出する美を大切に製品をつくっています。
コットンファームからは、数は僅少ですが、繊細なシルクのストールやコットンの敷物などを入荷しています。



Sop Moei Arts(Bangkok / Chiang Mai)
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ソップモエアーツの前身は、1977年から開始されたタイ北部に住むカレン族に対する栄養指導と自立支援プロジェクト。スウェーデン政府の後援のもと、ケント・グレゴリー夫妻を中心に地元に古くから伝わる技術を生かした織物やバスケットの製作が開始されました。
1997年にはこのプロジェクトからソップモエアーツが誕生。イギリス他のデザイナーが商品開発に携わることで、伝統的なものに宿る美しさはそのままに、より洗練された商品が次々と生まれることとなりました。いまでは、先日お伝えしたVILA CINI同様に、日本の女性誌でも度々取り上げられる独自のブランドイメージを確立しています。
ソップモエアーツから今回入荷しているハンドバッグ(ポーチ)をよくご覧ください。とても鮮やかで目を惹くデザインなのですが、カラーのラインを目で追ってみると、一つひとつが決してケミカルでは表出しない繊細な色で、あらためて天然染料はこれほど美しいのかと驚かされます。お手元に置かれた方にとって、きっと愛着が深いものになるでしょうね。

先日ご紹介したBan Rai Phai-Ngam(美しい竹の村)を訪れた際に、偶然、ソップモエアーツ・バンコク店の日本人スタッフお2人にお会いし、お話しする機会に恵まれました。お2人はちょうど、カレン族の村まで行く途中に、その美しい工房に立ち寄られていたところでした。やはり、しかるべき場所で会うべき人に会うのだ、そのとき強く思ったことを覚えています。



Thai Craft / LOVE & SENSE (Chainat / Osaka)
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皆さまからの熱視線が注がれること間違いなしのこちら、かごバッグたち。イベント写真に掲載されたこともあり、すでにお問い合わせもいただきました。
フォルムがすごく美しくて、一目惚れしてしまいますよね。

大阪の会社、福市(ブランド名"LOVE&SENSE")では、主にアジア各国を中心に、作り手、売り手、買い手が幸せになれるような社会を目指して、フェア・トレード商品を取り扱っています。こちらのかごバッグを製作したのは、タイで約30年前からフェアトレード商品を世界に届けているThai Craft。タイ内陸部の水路をふさぐ勢いで生えるホテイアオイという雑草のしなやかなのに耐久性の強い性質に注目したThai Craftによって生み出されたこの美しいプロダクトは、雑草を除去するとともに、水田で働くことができなくなった地元の年配の人たちに雇用を与える機会を与えることに貢献しています。

その美しいデザインと発色、手持ちの気軽さ(見た目よりずっと軽いです)、そしてそのわりにお手ごろな価格。きっと皆さまに気に入っていただけるものと思います。



VILA CINI (Chiang Mai)
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チェンマイを代表するシルクブランドとして知られるVILA CINI。
養蚕と糸作りから始まって、製品ができるまでの全工程をプロジェクトの中で手がけており、その品質はタイシルクの代名詞的存在、ジム・トンプソンと並び称されるほど。
一見色づかいが派手に見えるかもしれませんが、上質だからこそあらゆるシーンになじんでしまう魅力があります。本当によいものは、明るいところではきらびやかに、静かなところではしっとりとして見えるものです。こちらのVILA CINIの布や小物たちは、まさにそういった重厚な美しさを備えています。これはきっと最先端のプロダクトでありながら、これまで長年培われてきた伝統と技術をベースにしているからこそ成せる業。
今回の催事では、VILA CINIのプロダクトの中でも、王道の定番と言われるポーチ類を中心に、豊富な取り揃えで皆さまをお待ちしています。

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Impression Sound Studio (Bangkok)
monkeybiz (South Africa)
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◇会期中に行われる他のとらきつねイベント(定休日は月・水です)
〇5/21(Sat) FM fukuoka 「おいしい話 うれしい時」代表 鳥羽出演(21:00~21:30)
〇5/22(Sun) 野中元×かるべけいこ「苦しい時こそ、ご飯と味噌汁」(13:30~15:30)
〇5/28(Sat) FM fukuoka 「おいしい話 うれしい時」代表 鳥羽出演(21:00~21:30)




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by terakoyanet | 2016-05-18 09:04 | とらきつね | Trackback | Comments(0)
2016年 02月 08日

台湾の震災

昨年、台湾ルカイ族の村、多納、の記事を書きました。台湾震災後にアクセスが増えていて、ほぼ震央地にあるこの小さな村のことを心配しています。もっとも、この地域は古くから台湾の地震多発地帯で、この村の伝統的な家屋は、地震に強いストレート板でできています。


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by terakoyanet | 2016-02-08 11:19 | 雑感・授業風景など | Trackback | Comments(0)
2016年 01月 28日

アヤラ博物館と「歴史」の話

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天皇皇后が昨年のパラオに続いてフィリピンを訪問中とのこと。
このニュースを見て思い出したのがマニラのアヤラ博物館"AYALA MUSEUM"。

フィリピンの歴史を深く学ぶことができる博物館で、併設されているカフェも素敵です。
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ここの博物館は、館内撮影禁止のため、内部の写真はありませんが、特に、スペインとアメリカの植民地支配、そして太平洋戦争における日本の侵攻、さらに現代史と続いていく迫真のジオラマは圧巻でした。これを見るだけでも、この博物館には行く価値があります。ジオラマでは、日本では取り上げられることの少ない「バターン死の行進」などについても詳しく触れられていました。

「バターン死の行進」については、「南京大虐殺/南京事件」などと同じく、とてつもない悲劇だったと語られることが多い一方で、一部の日本人は、そんな事実はなかった、と主張しています。

歴史上のあったなかった論争は、あらゆる職場で起こっている言った言わなかったの内輪喧嘩のごとく、その事実の有無について、不毛とも言えるやり取りが延々と続くのでしょう。そして結果的にどちらも譲らずに遺恨だけが残る。(または先日の日韓協議のように、「人」を無視して強引に政治的な決着が図られる。)でもそんなことはできれば終わりにしたいところです。


学校で教えられる「歴史」は、揺るぎのない事実(=史実)のような装いで子どもたちに語られます。
しかし実は、それこそが躓きの始まりと言えます。

私はここで、「教科書が教えない歴史」があるんだよ、といった、別の新たな事実について話したいわけではありません。そうではなくて、学校で教えるべきは、「歴史」とはそもそも何なのか、ということを検証することの必要性だと言いたいのです。

ベネデット・クローチェの「すべての歴史は現代史である。」という言葉をわざわざ引用するまでもなく、歴史というのは、いかに明白で公正に見える資料が目の前にあろうとも、それは現代の私たちからの眼差し(解釈)なしには成立しません。だから、私たちは歴史の教科書を構成する「眼差し」を知ることで、歴史そのものというよりは、それを構成する要素、つまり現代の私たちについて深く知ることができるのです。

先日、ある生徒が「歴史はもう物語ができあがっちゃっているから面白くない」と発言しました。私は、この子鋭いな、と感心せざるをえませんでした。できあがっちゃっている物語というのは、ある人々を熱狂させ、ある人々を震え上がらせるのです。

「歴史」が事実の擦り付け合いの道具にならないように、「歴史とは何か」という最も基本的なことだけでも、学校で教えるべきです。そうすれば、歴史が政治の力学から一旦解除された状態で、子どもたちはもっと自由に「歴史」を学ぶことができるはずです。




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by terakoyanet | 2016-01-28 01:58 | 塾長おすすめの場所 | Trackback | Comments(0)
2016年 01月 19日

バニュワンギ郊外にあるミコさんのお宅を訪問

ジャワ島では山岳地帯をはじめ安全性に懸念の大きい場所をめぐったため、専属のガイド帯同の行程をとりました。
数名のガイドのなかでも、ミコ(Miko)さん(以下ミコ)とは丸3日間いっしょに行動したので、すっかり打ち解けていろいろな話をしました。
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日本人がここにやってきたのは初めてですとにわかに信じがたいことを伝えられたIjen Resort。イジェンの麓、神から祝福されたような牧歌的な美しさを持つ田園地帯にあるこのホテルは、シンプルながら清潔で料理も美味しくとてもおすすめ。部屋の窓やプールからは、周辺のライステラスやイジェンの山々を一望できます。


最終日になり、ホテルから空港に行く(車で1時間くらい)途中に僕の家があるからと、ミコの家に立ち寄ることになりました。車窓から見えるのは稲の手植えや鋤を引く水牛といった伝統的な農村風景。

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日本人はまず来ないけれど、欧米人たちはこの地区でたびたび農業体験をします。そういったツアーを受け入れることで、一部の農家はすごく(経済的に)助かっています、とミコ。

農業機械の導入、とかそういう話はないのですか?

ありますよ。一部では使われている。でもすごく高価なんです。だから稲刈りのときは借りたり共同購入したものを使ったりしている。でも老人にとってはその使い方は難しい。うまく使えなくて結局もとのやり方に戻った人もいます。

日本人はまず来ない、って言ったけどなぜでしょうか。

日本人、まあこれは韓国や中国、台湾の人たちも含まれるんだけど、そういう人たちと、欧米やオーストラリアの人たちとでは旅に求めるものが違う、そうではないですか?

そうですね。アジア人は概して買い物が好き、欧米人は自然や文化が好き。そういう感じでしょうか?

うん。僕はバリ島で働いていたことがあるから、そのコントラストは目を見張るほどでした。ただダイビングだけはアジア人も好きだけど。でもバリ島で登山やトレッキングをする日本人はほとんどいないでしょ。ジャワ島まで来て火山を登りたいっていう日本人も珍しいですよ。

ミコはくすくすと私のほうをみて笑う。

バリ島でオランダ人に言われましたよ。なぜ君はインドネシアに来てまで火山を見に行くんだ!?日本人なら火山は不足していないはずだって。

あははは。確かに日本人とフィリピン人と私たちインドネシア人は、火山については何の不足もないですね。

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さっきの話だけど、西洋人とアジア人では「消費」についての自覚が全く異なるんです。西洋の人たちはすでに「仕組まれた産業」の中で私たちが「消費させられている」ことに自覚的だから、消費行動として最もわかりやすい「買い物」には興味を失っている。でもそこはまだアジアの人たちは素朴です。「買い物」自体がまだ楽しみとして成立しているんだから。でもアジアの人たちは別にそのことを卑下しなくってもいい、だって西洋人のアクティブな「楽しみ」や「体験」は、多くの場合、消費行動を表面的に無害化するためにあるんだから。彼らだって自分が何がやりたいかなんて本当はわかっていない、私にはそう見えます。

そんなことを考えながらガイドをするのはどんな気持ちなのですか?

もちろん楽しいですよ。実際に「体験」が始まると、「動機」は消えて楽しさだけが残る。これはガイドする側もされる側も同じことです。


彼は西洋人とアジア人の比較で話をしたが、これからアジアや日本の人たちの志向も変わってくるかもしれない。ガイドブック「地球の歩き方」の最新版には、バリ島内のトレッキングコースについての特集が載っており、日本人の志向の変化が窺える。高校生たちを指導していて個人的に感じるのだけれど、彼らは「消費させられている」という話をした場合、何の抵抗も示さない。すでに彼らはそのことを知っている、そのような印象を受けることが多い。でもだからと言って日本の若者たちが西洋の人たちと同じリアクションをとるとは思わない。彼らはすでに「自分が何がやりたいかなんて本当はわかっていない」ということを引き受けた上で、それぞれのキャラを演じ、コミュニケーションの円環の中で自活している。


よく「うちの国にも遊びにおいでよ!」って欧米の人たちに言われるけど、私たちインドネシア人が観光のために欧米に行くのがどれだけ難しいことか、きっと彼らの想像の何倍も難しいということをわかっていない、と思うことが多い。ビザの問題もあるし。でも、そのかわりに私はたくさんの国の人たちと話している。だから私は彼らに言うんです。「私はもう何もかも見ているから、行かなくても大丈夫。」って。実際のところ、移動することと、ものを見ることの間には直接の関係はないのです。


まるでアドルノとホルクハイマーの幻影を見るような、そんな話をしながらミコさんの家に到着。
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「日本からのお客さんだよ」とミコさんが言うと、お姉ちゃんが一言「AKB48・・」。
インドネシアではJKT48が活動しているからか知名度が高いらしい。最初は写真におさまるのを「恥ずかしい・・」と言っていたけれど、お父さん(ミコ)に促されこの笑顔。ありがとう。

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土地の果物や手作りのお菓子、さらにお食事までいただきました。

そして弟のプリンゴくん(3歳)と近所の友達といっしょに集落内を散策。
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ミコの義理の兄は凧をつくるのが上手。
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おばあちゃんとできたよ、とポーズ。
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そのほかにも石磨きや洋裁店などいろいろなところに行きました。

最後にミコと子どもたちと家のすぐそばのとても小さな小学校へ。
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この学校は私設の小学校です。ここはバニュワンギ郊外の小さな集落だから、もともと小学校がなかったんです。だから十数年前に私たちがこの学校を建てて、近くの村から先生ができる人を連れてきて学校を始めたんです。でも私設だから、この小学校を卒業しても上級の学校に上がれない、そんな状態が続いていました。
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でも、昨年ようやく国に学校として認められ、国から派遣された先生がやってきたんです。
だからプリンゴは、私たちが行けなかった上級の学校に行ける。
そういうわけで学校を最初につくった私たちにとって、この学校はちょっとした誇りなんです。
ミコはそう話しました。

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この前より伸びたね、と身長を測るプリンゴくん。ミコと村の人の愛おしいもので溢れているから、それを共有するだけで私のほうも愛おしい気持ちになる。


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帰り際にミコが見せてくれたプリンゴくんのお遊戯会の写真。プリンゴくん、美形すぎる!


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君は公平にものを見ようと努力する人だ。君は旅を続けるべきだと思うよ。ミコさんは別れ際にそう私に言ってくれました。
ミコさんやその村の人たちと過ごした時間が忘れられません。


(*行って時間が経過しましたので、一部の会話がフィクションであることをお許しください。)


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by terakoyanet | 2016-01-19 10:24 | 塾長おすすめの場所 | Trackback | Comments(0)
2016年 01月 11日

バリ島西部のランブット・シィウィ寺院

バリ島西部のランブット・シィウィ寺院は、他の観光スポットからかなり離れた場所にある(タナロット寺院をさらに2時間以上西に進む)ため、ほとんどのツアーコースからは外れてしまいます。私もギリマヌッ(バリ島からジャワ島に渡るフェリーが出るバリ島最西端の町)に行く予定がなかったら、きっと行くことはなかったであろう場所です。しかし実に素晴らしいところでした。スミニャックやウブドから2・3時間かけても来る価値があるかもしれません。

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かわいいでしょう。ポーズをばっちり決める女の子と、ぶっきらぼうな表情で立つお兄ちゃんと弟。
この子たちは寺の前にいた地元の子たち。この日は昼過ぎから寺で地域のお祭りがあるらしく、祭りの踊りに参加するために来たようです。


この子もいました。
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寺に入るとすぐ管理所のような小さな建物があり、そこに寺のガイドの方がいました。
とても人あたりが穏やかな男性。「彼にこの布を巻いてください」言われ、腰に布を巻いたところで案内が始まりました。

ここに来る外国人はそれほど多くありません。今日はあなたたちが最初のツアリストですよ。
ちょうど時を同じくして寺を訪問したカナダのケベック出身のご夫婦といっしょに寺を周ることに。

ランブット・シィウィというのは頭髪への礼拝という意味です。
16世紀に、かぼちゃに乗ってバリに渡来したジャワの高僧ニラルタにちなんだ寺院です。いまだにこの寺院にはニラルタの頭髪が1本だけ大切に保管されているのです。ニラルタはこの地で瞑想しながらそのまま天に昇ったと伝えられています。ニラルタはバリ・ヒンドゥーで最も尊敬を集める僧のひとりです。

なぜ頭髪なのですか。
なぜでしょうね。ニラルタが村民に頭髪を預けていたのです。それを村民がニラルタの化身として奉ったことからこの寺が始まりました。

そしてこの絶壁の下にある洞窟には龍が奉られています。海の守り神ですよ。



寺が建つ絶壁の上から見るインド洋は深い藍色でした。
この絶壁の下の海底は深く沈みこんでいます。その海底に龍は住んでいて、ときおり洞窟にやってきて人の世を鋭く見遣る。目の前の海は、そんなことを考えさせる深みを帯びた色をしていました。晴れた日に行くことをお勧めします。


寺の周りは広大なライスフィールドが広がっていました。
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by terakoyanet | 2016-01-11 12:13 | 塾長おすすめの場所 | Trackback | Comments(0)
2015年 11月 26日

冬の1日のはじまり―日月譚の朝日―

急に寒くなってきましたね。寒さに伴う空気の乾燥が、私のアレルギー体質の肌と喉と鼻につらい影響を与えています。
私はこの1ヶ月、体調を崩していて、昨日も深夜に病院にお世話になり、今朝も病院に・・・と情けない状況が続いていますが、皆様もどうか気温の急激な変化にお気をつけください。

今年は台湾に縁があり、3度ほど出かける機会を得たのですが、今日は台湾のベストプレイスとの呼び声も高い、日月譚の朝の風景をご紹介します。

この写真を撮った日、私はまだ日没前の暗い時間帯に湖の畔で転んで捻挫しました。
目の前に鉄のチェーンがあり、勢いよくジャンプして飛び越えた先に段差があったというへまをやらかしました。というわけで、捻挫した足を引きずりながらの、満身創痍の撮影でした。

日月譚は台湾中部にある、台湾最大の湖。面積は芦ノ湖より少し大きい7.9k㎡。
もとは4.6k㎡ほどの大きさでしたが、日本植民地時代に、水力発電開発により大きくなりました。
島に浮かぶ拉魯島は、この地域の原住民サオ族の聖地。


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日月譚の冬は朝霧が美しい季節。水墨画のような、というとあまりにありきたりですが、特別な雰囲気のある朝を激痛もしばし忘れて楽しみました。本格的な激痛はこの日の昼以降に訪れることになります。



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by terakoyanet | 2015-11-26 08:43 | 塾長おすすめの場所 | Trackback | Comments(0)