寺子屋ブログ by 唐人町寺子屋

terakoyant.exblog.jp
ブログトップ | ログイン

タグ:滝 ( 36 ) タグの人気記事


2016年 09月 16日

ノルウェーのリーセフィヨルドへ。

ノルウェーのリーセフィヨルドに行ってきました。

拠点となる街はスタヴァンゲル。スタヴァンゲルは大西洋岸に面するノルウェー第4の都市です。(人口13万人)
古くはヴァイキングの拠点となり、近代以降は林業、水産業で隆盛しました。現在では北海油田関連の石油化学産業がさかんで、市内にはノルウェー石油博物館があります。(この博物館はとても素晴らしいのでそのうち記事で書くつもりです。)スタヴァンゲル市内にはさまざまな魅力のあるスポットがあるのですが、今日は、スタヴァンゲルから日帰りでアクセスできるノルウェー屈指の絶景、リーセフィヨルドについて書きたいと思います。

スタヴァンゲル桟橋の近くにあるオフィスで、クルーズ船/フェリーとバスのパックチケット(往復)を購入して出発です。
d0116009_10472419.jpg
美しいスタヴァンゲル港


d0116009_1155573.jpg
スタヴァンゲル - リーセフィヨルドの地図


行程にはいくつかパターンがあるのですが、私は、リーセフィヨルドの奥までクルージングしたあと、フィヨルドの入り口にあるオアネス(Oanes)まで戻り、そこからバスに乗り換えてプレイケストールヒッタ(Preikestolhytta)まで行き、さらにそこから2時間ほどトレッキングしてプレイケストーレン(Preikestolen/英語名はPulpit Rock)まで辿り着くコースを選びました。(帰りはタウ(Tau)経由で戻りました。)

d0116009_11233829.jpg
この日の波は穏やか。しばらくは静的な風景が続きます。

d0116009_11265414.jpg
リーセフィヨルド大橋(Lysefjord Bridge)を通り過ぎると、いよいよ壮大なフィヨルド地形が眼前に迫ってきます。

d0116009_112909.jpg
d0116009_11312599.jpg
d0116009_11394736.jpg


このフィヨルドに流れ落ちる滝の水をクルーズ船のスタッフがバケツで汲んで、ゲストたちに振る舞いました。
d0116009_11442173.jpg
ひんやりとした美味しい水でした。

d0116009_1148737.jpg
こちらが今日の目的地、プレイケストーレンを真下から見上げたところ。

d0116009_11502259.jpg


フィヨルドの渓谷美を堪能したあと、フィヨルドの入口にあるオアネスまで戻り、バスに乗り換えます。
d0116009_1152395.jpg

事前にバス路線の地図をチェックしていた私は、景観がよいと思われる右側に座席を取りました。これが正解でした。

d0116009_11544296.jpg
バスの車窓から。美しい景色が続きました。


そしてプレイケストールヒッタに到着。いよいよ待ちに待ったトレッキングスタートです。
d0116009_11554684.jpg
d0116009_11574470.jpg


行程の大部分が、このような石が露出した上り道。
d0116009_1204522.jpg


時折、歩きやすい歩道もあります。
d0116009_123434.jpg


そして湖があちらこちらに。
d0116009_1241695.jpg


景色が美しく、しかも変化に富んでいるから、楽しく登ることができます。案内の表示もばっちりなので、よほどの悪天候や夜間でない限り、迷うことはないでしょう。
d0116009_1251654.jpg

d0116009_126719.jpg


プレイケストーレンまで残り1kmの表示が出たあたりから、視界の奥や左側にフィヨルドの深い谷がちらちらと見え始めます。
d0116009_12131844.jpg


そして残り数百メートルになると・・
d0116009_1324955.jpg
d0116009_12145563.jpg
思わず悲鳴を上げたくなるほどの凄まじい崖。



プレイケストーレン到着です。(ちなみにプレイケは教会などにある説教壇の意味)
d0116009_12203381.jpg
みんな、崖の端っこに寄りすぎ。
d0116009_12213042.jpg



現実感を失うような美しさ。フィヨルドは下からではなく、上から見るものなのだと強く思いました。
d0116009_12235629.jpg
d0116009_10095258.jpeg


さらに上からプレイケストーレンを見たくなり、プレイケストーレンの裏の岩山をよじ登り、崖の上でひとり風に晒されながら撮影。
d0116009_12281789.jpg



凄まじい場所に立ったあとの浮遊感のせいか、達成感が大きすぎたせいか、帰りは写真もほとんど撮らずにただ黙々と下山しました。
d0116009_12353448.jpg


氷河が削ってできたU字谷、フィヨルド。
毎年子どもたちに教えていながら、その実際の姿を初めて自分の目で見ることができました。

人類史をはるかに超える時間の蓄積が、美しい造形となって眼前に迫っている。そのことを感じたとき、そこから不意にさまざまな意味作用が消え失せ、ただ自分の足もとの覚束なさだけを感じる、そういう瞬間がありました。かけがえのない1日となりました。



とらきつね on Facebook 随時更新中です。


唐人町寺子屋の新しいオフィシャルホームページはこちらです。

入塾希望の方、お問い合わせの方はこちらの「お問い合わせフォーム」を通してご連絡ください。

by terakoyanet | 2016-09-16 12:58 | 好きな場所 | Trackback | Comments(0)
2016年 06月 14日

ドイ・インタノン国立公園にあるワチラタン滝

チェンマイ郊外に位置するドイ・インタノン国立公園は、タイでも最も標高が高い地域。
その国立公園内にある、ワチラタン滝"Wachirathan Waterfall"を訪れました。

d0116009_103321.jpg


乾季なのにかかわらず、すごい迫力。
天から恵みの水が落ちてくるような、壮大で美しい滝でした。


とらきつね on Facebook 随時更新中です。


唐人町寺子屋の新しいオフィシャルホームページはこちらです。

入塾希望の方、お問い合わせの方はこちらの「お問い合わせフォーム」を通してご連絡ください。

by terakoyanet | 2016-06-14 10:12 | 好きな場所 | Trackback | Comments(0)
2016年 01月 01日

明けましておめでとうございます

明けましておめでとうございます

福岡は新春にふさわしいさわやかな青空が広がっていると聞いています。ご家族で健やかにお過ごしでしょうか。

d0116009_15553175.jpeg
私は元旦からジャングルで迷いました。
今年はこれに懲りて迷いのない年にしたいと思います。

西表島では、到着したとたん、信じられないサプライズが起こりました。世の中せまいと言いますが、まさか日本の西の果てで出会うとは。忘れえぬ思い出になりました。

d0116009_16023921.jpeg
とらきつねの初売りは5日。ぜひ皆さまお出かけください。


とらきつね on Facebook 随時更新中です。


唐人町寺子屋の新しいオフィシャルホームページはこちらです。

入塾希望の方、お問い合わせの方はこちらの「お問い合わせフォーム」を通してご連絡ください。




by terakoyanet | 2016-01-01 15:45 | 雑感・授業風景など | Trackback | Comments(0)
2015年 10月 31日

ルアンパバーン郊外のクアンシー滝

クアンシー滝"Kuang Si Falls"はラオスの世界遺産都市ルアンパバーンから、トゥクトゥクで1時間くらい南に行ったところにあります。
d0116009_8415821.jpg

ゲート周辺にはお土産屋が並びます。
しかしラオスは基本的に店員さんたちがシャイで声を掛けらることが少ないので楽です。
d0116009_8265658.jpg


店番をしていた女の子のひとり
d0116009_838766.jpg



ゲートから滝までは15分ほど歩きます。
d0116009_8401827.jpg




鬱蒼と茂る熱帯林
d0116009_8393653.jpg



途中、囲いの中に熊がいました。
d0116009_8424945.jpg



清流が流れているイメージを抱えて行ったのですが、直前数日間の雨のために濁流でした。すごい迫力。
d0116009_8435186.jpg



d0116009_846091.jpg


水量が増えているせいで、ベンチなんかも水に浸かっていました。
d0116009_846185.jpg


この地域は石灰岩質で、クアンシー滝周辺も石灰華段が発達しています。
d0116009_9224983.jpg

水量が少ないときは、このWikipedia(クアンシーの滝)の写真のように、各段に美しい水が映えて見えるようなのですが、この日は全ての段差を分厚い水の層が覆っており、もとの地形を観察することはできませんでした。


d0116009_9132933.jpg

熱帯地域に行くと、このような無秩序な自然に出会うことが多く、いかに普段私(たち)が秩序立った美を求め、それを頭の中で切り取ろうとしているかということに気づかされます。
無遠慮な自然の奔放さにあっけにとられ、その自然に対して心を許してしまいます。日ごろの精神の緊張が解除され、ふわふわと身体が踊るような、そんな感覚。



d0116009_983175.jpg
クアンシー滝に着きましたが、水しぶきが凄まじすぎて近づくことが難しいです。熱帯の水のパワーの凄まじさを間近に感じて興奮。

d0116009_9112932.jpg
再接近したときの写真。こんなできそこないの写真を撮っただけですが、ずぶ濡れになりました。


d0116009_916745.jpg
クアンシー滝は本来、落差50mで3段の層から成る滝ですが、この日は水量が多すぎて段差もはっきりとはわかりませんでした。


d0116009_9282622.jpg
ルアンパバーンまで足を運んだ方はぜひ行ってみることをおすすめします。私も機会があったら、全く違うであろう別の日の滝の姿を見たいと思っています。


とらきつね on Facebook 随時更新中です。


唐人町寺子屋の新しいオフィシャルホームページはこちらです。

入塾希望の方、お問い合わせの方はこちらの「お問い合わせフォーム」を通してご連絡ください。

by terakoyanet | 2015-10-31 09:31 | 好きな場所 | Trackback | Comments(0)
2015年 10月 21日

アイスランド幻想 -絶景の連続、アイスランドの自然 その4-

今年の7月に亡くなった鶴見俊輔氏は、1979年に著した「北の果ての共和国―アイスランド」の中で、日本人が米国、ソ連や中国などの大国にばかり興味を持つことを批判的に論じたあとに、「(アイスランドは)欧米式の近代文明の破局のあとに来る文化の形を示唆する力をもっている」と力強く述べている。

昨今の安保がらみの日本の情勢を、2008年に国家存亡の危機に直面し、それを冷徹なまでの強靭な民衆の力で乗り越えたアイスランドと比較すると、民主主義というものの根付き方が根本的に違うのだ、日本はその根っこからして何か決定的に間違っているのだ、そのことを痛切に思い知らされ、鶴見氏のこの37年前の提言を生かせなかったものなのかと考えずにはいられない。

私自身、約30カ国の国々を回ってきたけれど、日本の未来の形、いや、日本がこうあってくれたらというヒントのようなものを得た国は、ドイツでもスイスでもデンマークでもなく、唯ひとつ、アイスランドだった。
そんなアイスランドに、今日も恋焦がれる一日を過ごしています。


*これまでのアイスランドの記事
絶景の連続、アイスランドの自然1
絶景の連続、アイスランドの自然2
絶景の連続、アイスランドの自然3


d0116009_12141255.jpg
d0116009_12231668.jpg
d0116009_12233171.jpg
d0116009_12234811.jpg
d0116009_1224828.jpg
d0116009_1224256.jpg
d0116009_12244063.jpg
d0116009_1225351.jpg
d0116009_12252136.jpg
d0116009_12255875.jpg

d0116009_12261226.jpg
d0116009_12263212.jpg
d0116009_12264434.jpg
d0116009_1227063.jpg



とらきつね on Facebook 随時更新中です。


唐人町寺子屋の新しいオフィシャルホームページはこちらです。

入塾希望の方、お問い合わせの方はこちらの「お問い合わせフォーム」を通してご連絡ください。

by terakoyanet | 2015-10-21 12:29 | 雑感・授業風景など | Trackback | Comments(0)
2015年 09月 29日

金瓜石の黄金ルート

台湾北部の有名な観光地、九份から車で10分ほど海側に進んだところに金瓜石という場所があります。
この地はかつて九份と並び金鉱で栄えた場所で、日本植民時代に建設された多くの工場群、坑道、家屋等が残されています。黄金博物館区や祈堂老街などでそれらの歴史を学ぶことができますが、今日の記事ではこの地域の風光明媚なスポットを繋ぐ、黄金ルートと呼ばれるコースをご紹介します。

まず最初に訪れてもらいたいのが、金瓜石の勧済堂から200mくらい離れたところにある報時山。
こちらを紹介する日本語記事はほとんど見当たりませんが、ここでは陰陽海から金瓜石の街並みまで、大展望を楽しむことができます。

報時山の入口を示す標識から入ると、すぐに展望が開けます。
d0116009_943188.jpg

150mほど進めば展望台に。風がびゅうびゅうと吹いて、とても気持ちの良い場所です。
d0116009_944479.jpg
d0116009_9491567.jpg


そして車で5分ほどの黄金瀑布へ。
この地域の地質に含まれる鉱物のために、水と岩が変色しています。
瀑布の黄金色を見たいなら、やはり早朝がおすすめです。
私は早朝と昼間にここに行きましたが、朝日をあびる瀑布は本当に美しかった。
d0116009_9524760.jpg
d0116009_9572239.jpg



瀑布から海岸を目指して降りていきます。
d0116009_9582090.jpg


工場跡地の廃墟から陰陽海を望むことができます。陰陽海の色が緑がかっているのは、やはり鉱物を多く含む水が海に流れ込むから。(陰陽海を見て、薩摩硫黄島のすさまじい海の色を思い出しました。)
d0116009_9592362.jpg


このルート沿いには日本植民時代の遺構がいくつもあります。
日本ほど立ち入り制限が厳しくないので、結構探検できてしまいます。(無理な立ち入りは控えましょう。)
d0116009_109166.jpg
d0116009_10112153.jpg
d0116009_10162954.jpg
d0116009_1010891.jpg
d0116009_10153150.jpg


黄金瀑布の下流の河川を通ります。ここも黄金色。
d0116009_10174726.jpg


海岸沿いまで降りてこれば黄金ルートは終了。緑色の海を目の前にして、素晴らしい朝に感謝。
d0116009_10191926.jpg


そしていま通ってきたルート側に目を向けると、やはり大規模な遺構が。
d0116009_10211597.jpg
ここは現在、十三層遺址と呼ばれている製錬所跡。1933年にやはり当時の日本企業が建てたもので、最盛期には7000人ほどが働いていました。その後、台湾の会社に引き継がれましたが1985年に閉鎖となり、そのまま野ざらしにされています。

紺碧の空と海、黄金に輝く滝と河川、私たちより少し前の時代に生きた人々の生活の足跡。
金瓜石の黄金ルートでは、そんな胸躍る探勝を楽しむことができます。



とらきつね on Facebook 随時更新中です。


唐人町寺子屋の新しいオフィシャルホームページはこちらです。

入塾希望の方、お問い合わせの方はこちらの「お問い合わせフォーム」を通してご連絡ください。

by terakoyanet | 2015-09-29 10:33 | 好きな場所 | Trackback | Comments(0)
2015年 06月 10日

佐賀の七山温泉

唐津市(旧七山村)の七山温泉。
筑肥線浜崎駅から車で10分ほどだから、自家用車がなくても行ける福岡近郊の本格温泉として、とてもオススメです。
源泉かけ流し(加温)のお湯がとろとろで素晴らしいです。付近の山の緑も美しい。

d0116009_13131650.jpg
d0116009_13145573.jpg
帰りに近くの観音滝と谷口古墳(国史跡)に立ち寄りました。

d0116009_13161852.jpg
d0116009_13173914.jpg




by terakoyanet | 2015-06-10 13:06 | 好きな場所 | Trackback | Comments(0)
2014年 10月 24日

絶景の連続、アイスランドの自然 その2

先月の記事「絶景の連続、アイスランドの自然」で掲載できなかったその他の写真を載せます。

剥き出しの溶岩台地を苔が覆い尽くす大地。高所にきらめく氷河。溶岩が波に洗われてできた黒砂海岸。凄まじい流量の滝。各地で吹き上げる噴煙。陽光射す農園。そして世界最大の露天風呂、ブルーラグーンの写真も。

d0116009_13401884.jpg
d0116009_1340294.jpg
d0116009_13404417.jpg
d0116009_1341032.jpg
d0116009_13433483.jpg
d0116009_1343471.jpg
d0116009_1344470.jpg
d0116009_13441678.jpg
d0116009_13442761.jpg
d0116009_13443945.jpg
d0116009_13445376.jpg
d0116009_13451148.jpg
d0116009_13452714.jpg
d0116009_13454169.jpg
d0116009_13455449.jpg

d0116009_13505835.jpg


唐人町寺子屋オフィシャルホームページはこちらです。

入塾希望の方、お問い合わせの方はこちらの「お問い合わせフォーム」を通してご連絡ください。

by terakoyanet | 2014-10-24 13:54 | 好きな場所 | Trackback | Comments(0)
2014年 09月 16日

絶景の連続、アイスランドの自然

幼いころからずっと憧れていたアイスランドを初めて訪れました。

アイスランドは、高校地理を学ぶ生徒にとっては世界で唯一、海の深底にあるはずの海嶺がひょっこり海上に現れてできた島としておなじみの場所です。そこでは、細長い割れ目を境に、東にはユーラシアプレートが、西には北アメリカプレートが日々新たに生成されています。

数年前に経済破綻に見舞われたアイスランドですが、2010年頃から劇的な回復を見せ、現在では破綻前の経済水準 -ヨーロッパでも最優等生と言われた― を取り戻しつつあります。

アイスランドについては、魚介類やパンに代表される美味しい食べ物、洗練された質の高い生活に対するこだわりを強く感じさせる人々、ヴァイキングに代表される独特な文化、伝統的な音楽を取り入れた繊細であたたかみのあるオルタナティヴ音楽の数々…。話し始めたらきりがありませんが、今日は、私がすっかり魅了されてしまったその大自然の凄まじさを、拙い写真で紹介しようと思います。


オーロラはまだ9月だと言うのに、首都レイキャビク(北緯64度)のど真ん中にあるホテルのベランダから何の苦労もせずに見えました。
d0116009_422518.jpg



アイスランドと言えば火山。あらゆる場所で噴煙が上がっています。
d0116009_45519.jpg



アイスランドの大地はその多くが黒い溶岩に覆われており、その表面を苔が覆っています。
d0116009_417264.jpg



火山の副産物として、地熱発電所が各地にあります。地熱エネルギーは、アイスランドの総電力の4分の1をまかなう源となっています。
d0116009_419288.jpg
アイスランドは他に水力発電が発達しており、総電力量に占める自然エネルギー(クリーンエネルギー)による発電の割合は約100%です。日本でも、アイスランドをモデルに、人口10~30万人程度を規模とした自然エネルギー特区をつくってみてはどうかと思うのですが。


そして、同じく火山の副産物としての温泉。
d0116009_4344250.jpg
アイスランドで水道の蛇口をひねると、いつでも少しだけ硫黄臭のする水が出てきます。
天然の温水は、生活用水のほか、独自のシステムにより各家庭の暖房にも用いられています。


d0116009_4395632.jpg



d0116009_441574.jpg
極北の地アイスランドですから、氷河やそれにともなう地形(フィヨルドやモレーン、カールなど)が発達しています。


アイスランドは比較的新しい島ですが、活発な造山運動と度重なる隆起・沈降、氷河の強い侵食作用により、複雑な自然が形成されています。各地の滝の迫力は凄まじく、まさにアイスランドの大自然のハイライトと言える景観でした。
d0116009_444150.jpg
d0116009_4462766.jpg



黒い溶岩が露出する海岸も、特別な景観を持っています。
ヴァイキングの神話にまつわる場所も数多くあります。
d0116009_4504433.jpg
d0116009_4511818.jpg



アイスランドのいくつかのポイントでは、北アメリカプレートとユーラシアプレートの境界を示す2つの断層の狭間を歩くことができます。中でも有名なのが、世界遺産のシンクヴェトリル国立公園と、国際空港に近いケプラヴィークのBridge Between Two Continentsです。
d0116009_4554330.jpg
d0116009_543497.jpg

d0116009_4564223.jpg
d0116009_459041.jpg

シンクヴェリトルが世界遺産になったのは、その場所がプレート境界を示す溝というだけでなく、大きな歴史的意義を持つ場所としての文化的価値が認められたからです。この場所では930年にノルウェーの移民による全島集会アルシング(現在のアイスランド議会の起源といわれる)が行われており、これを民主的な議会と捉えれば、世界最古の近代議会ということになります。プレートテクトニクス論が存在しなかった9世紀に、よりによって北アメリカとユーラシアのプレート境界のくぼみを、民主的な話し合いの場所に選んだ先人たちの営為には驚嘆せざるをえません。

東に北アメリカプレート、西にユーラシアプレートがあり、その境界に位置するという特異なアイスランドの地理的条件は、20世紀後半になって再び注目を浴びることになります。
1986年10月、ソ連のゴルバチョフ書記長とアメリカのレーガン大統領との間で、レイキャヴィク会談が行われたのです。この会談の場所を提案したゴルバチョフ書記長の頭の中に、アイスランドが地理的に「東西の境界」にあること、アルシングの歴史からその場所が政治融和の象徴的な場になりうることが想定されていたことは想像に難くありません。

結果、レイキャビク会談は、ゴルバチョフ書記長の提案をアメリカが拒否したことで決裂に終わります。
(アイスランドのプレート境界は、境界の3つの種類「ひろがる境界」「せばまる境界」「ずれる境界」のうち、「ひろがる境界」にあたります。まさに2者の間の溝はこの場所でひろがってしまいました。しかし、その後3年の冷戦終結までの流れを見れば、この会談にも一定の意義があったことは認められるでしょう。)



アイスランドを古くから支えてきた産業といえば、捕鯨を含む水産業と、羊などの放牧です。
各地に放牧地があります。しかしデンマークやオランダ、イングランドなどと異なり、アイスランドで放牧ができる場所は無尽蔵にあるわけではありません。厳しい自然と向き合いながら適切な場所で、適切な管理のもとに牧羊や酪農業が営まれています。
d0116009_5325443.jpg



アイスランドの天気は変わりやすい。晴れたと思って喜んでいたら、数分後に雨が降り出すこともしばしば。
天気雨も多い。でも、だからこそ虹との遭遇率が高いです。町中で、山で、滝で、あらゆる場所で虹と遭遇するチャンスがあります。
d0116009_5413119.jpg





唐人町寺子屋オフィシャルホームページはこちらです。

入塾希望の方、お問い合わせの方はこちらの「お問い合わせフォーム」を通してご連絡ください。

by terakoyanet | 2014-09-16 05:43 | 好きな場所 | Trackback | Comments(0)
2014年 07月 22日

滝すべりの名所、龍門の滝

滝すべりの名所として知られる龍門の滝(九重町)に立ち寄りました。

d0116009_230986.jpg


想像以上に美しい場所で、滝すべりはめちゃくちゃ気持ちよさそうでした。(けがしたら痛そうですが。)



唐人町寺子屋オフィシャルホームページはこちらです。

入塾希望の方、お問い合わせの方はこちらの「お問い合わせフォーム」を通してご連絡ください。

by terakoyanet | 2014-07-22 23:01 | 好きな場所 | Trackback | Comments(0)