寺子屋ブログ by 唐人町寺子屋

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2017年 06月 01日

オザケンとCornelius

今年の2月に発売された小沢健二の19年ぶりのシングル「流動体について」のMVが昨日、YouTubeで公開されました。オザケンのこの新しい音楽を聴くと、言葉もまんざらじゃない、言葉だって躍動するのだ、まさに流動体となって私たちのまわりを駆け巡るのだ、そんなことに気づかされて感動します。




そして奇しくも同じ月(2017年5月)に発表されたCorneliusの11年ぶりの新曲、「あなたがいるなら」"If You're Here"


ふるえるほど美しい曲。魂を持っていかれることがあるので聴くときは注意してください。

私は自分のお金で人生最初に行ったライブがCorneliusです。
大人の醜悪さを極めたようなニュースが毎日繰り返された5月でしたが、
いい音楽は、あのときも、そしていまもここにあって、
だから、あのときも、いまも、きっと何も変わっていない、卑屈になることはないと、
そう彼らに教えられた気がします。




BIGBANGのT.O.Pのニュースにショックを受けています。
彼らには活動を続けてもらわないと。


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by terakoyanet | 2017-06-01 15:55 | 雑感・授業風景など | Trackback | Comments(0)
2017年 01月 29日

never young beachとPAELLASのこと

睡眠不足になっても伝えたい、ネバヤンとPAELLAS(パエリアズ)のこと。

昨晩、次作より never young beach がメジャーに進出するという情報が流れてきました。

ーーー
そして!ネバヤンはビクターエンタテインメント内の名門スピードスターレコーズと契約し、次作よりメジャー進出します!リリース情報は追ってお知らせします。スピードスターとbayonのタッグでもっともっと面白くなるネバヤンをお楽しみに!それに伴いビクターが主催する「ビクターロック祭り2017」への出演も決定しました!3/18です。これからもネバヤンをどうぞよろしくお願い致します!!!
ーーー

ネバヤンといえば、もうご紹介するまでもないかもしれませんが、寺子屋卒業生の阿南くん(唐人町出身/当仁・大濠出身)が在籍するバンドで、1週間ほど前は、ヴォーカルの安部勇磨くんが今をときめく俳優、高橋一生さんの実弟なのだということで、Twitterなど祭り状態になっていました。それにしても含蓄のある才能に溢れた兄弟ですね。



ネバヤンは昨年のアルバム"fam fam"が2年連続でCDショップ大賞にノミネートするなど、飛ぶ鳥を落とす勢いで支持を集めているのですが、これまたいまをときめく女優、小松菜奈主演の”お別れの歌”のMVがすさまじく殺傷力の高い仕上がり(褒めてます)です。(↑上の動画) こんなに親密なのに「お別れの歌」だなんて。
(「お別れの歌」は私の中で2016年邦楽のベストソングのうちの1つです。ボーカル安部くんの素晴らしさと、ネバヤンというバンドが放出するせつないアドレナリンを堪能できる1曲。)

昨年会ったとき、阿南くんはメジャーのこともチラッと話していました。
音楽づくりに対して妥協しない彼らが選んだ道。心から応援しています。

ーーーー

阿南くんはもうひとつ、PAELLASにも所属しています。
PAELLASのほうは、昨年末にニューアルバム"Pressure"をリリースしたばかり。
リリースと同時に Apple Music Japan の「今週のニューアーティスト」に選出されるなど、こちらも熱い注目を浴びています。

"Pressure"にも収録されている"Fire"のMV。こちらの仕上がりはすさまじくカッコイイですよ。


PAELLASは、研ぎ澄まされたダークでエモーショナルな音を持っていて、洗練された音楽を好むファッション界との相性がいいです。PEACH JOHNやUnited Arrowsのプロモーションにもその楽曲が使われています。






さらに、SATOSHI ANAN 名義の楽曲提供も。

今回のアルバムは阿南くんがほとんど曲を作っているんですが、私がいまニューアルバムの中でハマっている曲は P House Feat. ENNE。
やぼったい単音ベースの旋律の上に、きらめく旋律が重なったときに走る快感。
PAELLASはただの洗練された音を出すだけでなく、こんな高度な遊びもやっちゃうんだと感激しました。


ーーー

PAELLASは2/12に福岡でライブ!(Kieth Flack)
never young beachも2/17に福岡でライブ!(WITH THE STYLE FUKUOKA)

いやー!これからますます楽しみですね。




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by terakoyanet | 2017-01-29 07:41 | 塾長おすすめの書籍・CD | Trackback | Comments(0)
2016年 10月 14日

ボブ・ディランの好きな曲10

教科書とかに載っている、「芭蕉は俳諧を芸術の域に高めた」という表現には、何の違和感も感じていなかったけれども、ボブ・ディランを「ロックを芸術の域に高めた」と評する昨日、今日のニュースには、ちょっとした違和感を感じています。となると、芭蕉だって「俳諧を芸術の域に高めた」って言い方はそもそもおかしいんじゃないか? そんなことを考える深夜です。

今日は、ボブ・ディランのノーベル賞受賞にあやかって、私が好きなボブ・ディランの曲(Bob Dylan & The Band の曲を含む)を少し紹介したいと思います。こんな機会はなかなかないので。とは言っても、あまりにいい曲がたくさんあるので、とりあえず、私がいま手元に音源を持っている百数十曲のうちから、再生回数が多い(2010~)10曲をおすすめの好きな曲としてご紹介します。(*Like a Rolling StoneなどHighway 61 Revisitedに入っている曲は若いころに聞きすぎて以下に入っていない。)


No.10 - Girl from the North Country (1962)



No.9 - The Night We Called It A Day (2015)



No.8 - Duquesne Whistle (2012)



No.7 - Tangled Up In Blue (1975)



No.6 - Don't Think Twice, It's All Right (1963)



No.5 - All Along the Watchtower (1965)



No.4 - Bessie Smith (1975)
*Youtubeに音源が見当たりません


No.3 - Blowin' In the Wind (1963)



No.2 - Soon After Midnight (2012)



No.1 - The Times They Are A-Changin' (1964)




こうやって見ていくと、80年代(We Are the Worldのころ)のディランって、いったい何をやっていたんだろう、、と疑問がわきます。彼は75歳になった現在も精力的に活動中で、今年出たアルバムFallen Angelsでも、素晴らしい演奏を聴くことができます。最後に、最高に素晴らしいボブ・ディランのカバーとして、Byrds - Mr Tambourine Man (1965)



もうひとつ、ボブ・ディランが敬愛する、ウッディ・ガスリー。
Woody Guthrie- This Land Is Your Land






ボブ・ディランというひとつの入口から、音楽の楽しみは無尽蔵に広がります。



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by terakoyanet | 2016-10-14 03:06 | 塾長おすすめの書籍・CD | Trackback | Comments(0)
2016年 07月 01日

政治と芸術

政治と芸術(もしく音楽)との関係性について、昨今さまざまな意見が沸き起こっています。
その中で、私自身は会田誠さんの以下の発言が一番しっくりきました。

会田誠 @makotoaida
芸術に政治を入れるのになんの躊躇もない。ノープロブレム。しかしわざわざ芸術家になろうとしてなったんだから、政治なんて軽蔑してる。下に見てる。そういう感じでいきたい。

軽蔑してる、下に見てる。言葉は悪いけど、芸術をやろうっていう人はそうでないとと思います。政治は私たちにとって第一義の問題ではありません。むしろ政治を第一義の問題と錯覚している人たちと私たちは戦わなければならないのでは、とも。

先日、長年ポストコロニアルの勉強をしてきた人と話す機会があったのですが、反体制でなければ芸術家として弱いということを話していて、私はそうとも限らないと強く思いました。芸術家や哲学者は、反体制よりもずっと過激に体制を焦土にするようなことをやっているのに、皆が気づこうとしないだけではないか、と。



日本のメインストリームは、政治と芸術との相互的な関わりが貧弱です。というより単にそれらの関係性を自身の問題として落とし込み深化させること自体が苦手なのかもしれません。

サザンオールスターズ(桑田佳祐)は間違いなく稀有なの歌い手であり、作曲家であるけれども、とかく政治となると単なるポーズにとどまっているように見えます。数年前の紅白の際のパフォーマンスで物議をかもしましたが、パフォーマンスそのものというよりは、その批判に対する謝罪をしたために、その動機の軽薄さを自ら証明する結果となりました。

その点、同じ年に紅白に出た椎名林檎のパフォーマンスはすごかった。彼女はメインストリームにいながら、抽象的に政治を音楽に織り込むことに成功している稀有な才能だと感じています。このパフォーマンスは、見る人によって解釈が180度変わってしまうすさまじいもので、ある人は、ナショナリズムの熱狂そのものを感じるでしょうし、ある人は、そういったものに対して思いっきり中指を突き立てているように見えるでしょう。
サザンよりずっと過激なパフォーマンスなのに、日章旗の色が反転しているのに、あまりに解釈の幅があるために一方的な非難にさらされることはありませんでした。なんて上手(うわて)なんだと感心しました。





海外では政治の問題を自身の問題ととらえているアーティストがメインストリームにも多くいて、私自身が、サンダースへの支持を表明したレッチリ(Red Hot Chili Peppers)などより、ずっと共鳴しているのがビョーク(Björk)です。

アイスランド出身のビョークは現在、来日中で、さかんに日本のメディアでも取り上げられていますが、なかでもこちらのインタビューは必読です。

ロックやバンド形式自体に男性的ヒエラルキーが出来上がっているという話、エレクトリックミュージックこそが彼女を音楽的に自由にした話など、過去20年間彼女の音楽を聴いてきた私としては、合点がいきすぎて感動的です。彼女の存在自体が音楽自体が政治的であらざるを得ない必然や困難についても垣間見える話です。



ちなみにインタビュー中でビョークが「エレクトリックミュージックには魂がこもってない、なんてまだ寝呆けたことを言っているヤツらに、中指を立ててみせたような作品」と言っているJames Blakeの新譜、「(彼女とは)距離が近すぎる」と語っているANOHNIの新譜、本当に素晴らしいですからおすすめです。






そしてANOHNIもかなり読み応えのあるインタビューがあります。こういう質の高いインタビューが日本語で読めるというのはうれしいですね。

”マーガレット・サッチャーも、女性ひとりが男性のルールのなかでリーダーになっただけ。でも、政治自体が女性から指揮されるようになれば世界は変わると思います。 ” 

後半は政治的な話もでてきます。ビョークもそうですが、彼女たちには政治と音楽という境界はなく、切実な血肉の問題として政治と音楽があり、それらが避けがたく結びついています。音楽の政治的利用でも、政治の音楽的活用でもなく。

私は昨年ツイッターで(男性の現政権への支持率の高さに驚いて)「選挙権はもう女性だけに与えたらいいのに」という問題発言をして指弾されたのですが、アノーニが話す、政治にこそ女性のスキルが必要、という話に賛同します。インタビューでは、土方巽や大野一雄の名前も飛び出して驚かされます。



いわゆる左派の人たちのなかでは、バーニー・サンダースや三宅洋平への支持が盛り上がっています。
多くの若い人たちがインスパイアされていて、面白い動きだと思うのですが、私自身は、翻ってトランプ候補と同じスタンスになりかねない彼らの立ち位置よりも、あくまでそれが芸術でありながら、政治的なものを表出せざるをえない彼女たちに心が引き寄せられます。



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by terakoyanet | 2016-07-01 13:05 | 雑感・授業風景など | Trackback | Comments(0)
2016年 06月 06日

never young beach 2nd ALBUM, fam fam 明後日発売!

never young beach の 2nd Albumがいよいよ明日発売です!



先行シングルとしてすでに配信が始まっている「明るい未来」。
スペースシャワーTVの6月のPickUpにも選ばれ、ガンガン流れていますので、いまの音楽に敏感な高校生以上の方たちはすでにご存知でしょう。(2015年にはCDショップ対象にノミネートし、フジロックに出演しています。)

never young beachの楽曲は、懐かしさを伴いながらも、それに溺れてしまわない、絶妙なバランスで音楽がつくられていて、こちらの新曲もやはり、そういったネバヤンのよさが全面に出ていると感じます。

never young beachのギター、阿南氏は、寺子屋出身。
春休みもいっしょに福岡の夜の店をはしごしました。

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音楽の道なんてどうせ無理でしょ、そう言う大人はたくさんいますが、
どの道でも、覚悟と情熱さえあれば生きてくことができると私は思っています。
でも、結局、それが足りない人が多い。だから、必然的に道を進むことができる人は限られます。

この前、ある在校生と将来のことを話していて、そんな話になったことを思い出します。



今回のニューアルバムも、阿南くんのギターが冴えわたっていることでしょう。
やぼったくなりがちな情緒的なメロディーが、彼のニッチなプレイによってキラキラと輝き出す。(阿南氏がいかに音オタクかというのは、彼のもう一つのバンド、Paellasを聴くとよくわかります。)
そこには音楽が生まれるときにふと立ち上がる喜びそのものがあり、胸のときめきをおさえることができません。

never young beach、要のボーカル安部くんや、他のメンバーが醸し出す雰囲気も含め、ほんとうにいいバンドです。とらきつねでも取り扱いますから、ぜひお買い求めに来てください。



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by terakoyanet | 2016-06-06 14:53 | 塾長おすすめの書籍・CD | Trackback | Comments(0)
2016年 04月 25日

まだまだありますUSED CD SALE

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全額を熊本で奮闘する「熊本銭湯」さまにお渡しするUSED CD SALE。(1枚650円)
告知から4営業日を経て、やはり、皆さん、とてもお目が高いようで、これなくなっちゃうだろうな、と思っていたものが、見るたびにぐんぐんと減っていきました。身を切る思いで出品したものほどなくなってしまいますね。やはり。

それでも、まだまだよいものあります。


くるり - Tower of Music Lover 2
*くるりのベスト第1弾が売り切れましたので、第2弾のベストのほうを追加しました。くるりは別タイトルも多数。




Marvin Gaye - What's going on (LP Record)
*ほぼ新品です。最もお値打ちが高いのにLPだからかまだ残っています。レコード屋に持っていくと650円を軽く超える価格で売れてしまいますが、転売はしないでくださいね。




Instant Karma - V.A.
*U2, クリスティーナアギレラ、レニクラ、ジャックジョンソン、グリーンデイ、フレーミングリップスなど、参加アーティスト全てがビッグで大きな話題となった、アムネスティインターナショナルの企画盤。




Arctic Monkeys - Whatever People Say I Am Thats What I Am Not
UKロックの頂点に立つ、アークティック・モンキーズのファースト!めちゃくちゃ初々しいMVを。




池間由布子 - しゅあろあろ
2015年発表、テニスコーツ参加のアルバム。まさに身を切って出品。心に響く音楽と歌が好きな人に届きますように。





まだ、追加出品も続きますので、後日ご紹介します。
ぜひ足をお運びください。



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by terakoyanet | 2016-04-25 15:15 | とらきつね | Trackback | Comments(0)
2016年 04月 11日

春休みに会った卒業生たち

春休みは帰省シーズン。今年も毎日のように来訪する卒業生たちと再会を喜ぶ機会に恵まれました。

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先週の水曜日に来訪してくれたのは、阿南くん。
彼は現在、バンドマン、ミュージシャンとして、東京で活躍中。
never young beachとPAELLASといういま大注目のバンドのメンバーです。



never young beach は昨年デビューとともに注目を浴び、iTune Rainking で総合TOP20に入り、そしてCDショップ大賞1次ノミネートにワンオクやcero、SAKEROCKらと名を連ねるなど、一躍人気バンドの仲間入りを果たしました。情緒的なメロディの上に、サイケな香りが隠せない阿南くんのギターリフが乗ることで、とんでもない化学反応が生まれています。


そして、こちらのピーチジョンのCM,テレビですでにご覧になった方も多いことと思いますが、

こちらで使われているのがPAELLASの曲です。ハイセンスなセクシーさが見る人をぞくっとさせる超クールなCMです。
PAELLASは、一聴するだけで、ブラックミュージックやサイケデリックなど、海外の音楽職人たちのコアな音がバックグランドにあることがわかるサウンドです。阿南くんの本来の嗅覚は、こちらのバンドの音を聞いたほうがわかります。


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とらきつねの黒板や、とらきつねの視聴用のCDに、サインをしてもらいました。

その後、店を転々としながら深夜3時まで積もる話をしました。最高に楽しい時間。
また、会えるのを楽しみにしています。



そして、その2日後には、生野くんがやってきました。
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生野くんは京都の芸大に通いながら、ファッション誌でモデルを務めたり、テレビドラマに出演してり、現在大ブレイク中のSuchmosのライブでカメラマンを務めたりする、スーパー大学生です。 やりたいことを見つけた若者のエネルギーは凄まじいと思いました。本当に毎日が楽しそうで、明るいパッションで溢れていました。こんなに生き生きした彼と会うことができて、本当にうれしく思いました。


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他にも、三尾さん、掛けくんの、城南卒業生コンビ。会えてうれしかった!! 二人とも真面目で優しくて大好きです。


さらに、写真はありませんが、高知の大学に通う木下さん、福岡の大学に通う辻さん。二人はいまの自分の生活と、社会の繋がりについて、驚くほど真剣に考えていて、彼女たちと引き続き、いっしょに考える時間を持つことができればと思いました。

さらに、私と尹雄大さんのトークライブに来てくれた卒業生、さらに、送別会に参加してくれた卒業生たち。
ある子が、「寺子屋に来ると、もう一度ちゃんと真面目にやろうっていう気になる」と話してくれ、うれしく思いました。彼らの明日が、将来が、楽しいものになりますように。そして楽しいものの先に、その子とその周りの人の幸せがありますように。





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by terakoyanet | 2016-04-11 12:36 | 雑感・授業風景など | Trackback | Comments(0)
2015年 12月 25日

クリスマスの朝

子供のころワクワクしたこと。
最初に思い出すのはクリスマスの朝。

暖かい布団の中に入って迎えた朝。
サンタがやってくる朝だってことを思い出して、まだ半分寝ぼけているのに心臓がドクンと鼓動を打つ。

うっすら目を開いてみると、枕から30cmくらい離れたところに包装紙に包まれた箱が見える。

うわっと喜んで飛び起きて開けてみると、ほしかったものが箱の中に入っている。
とっても、とってもうれしい! でもふとなぜサンタクロースは僕がほしいものを知っているの?と思う。

特にうれしかったのは、地球儀をもらったとき。
そしてサンタは毎年必ず少年朝日年鑑をくれた。これは小学校時代の一番の友達だった。
忘れられないのはファミコン(初代)をサンタがくれた年のこと。
現実だと信じられなくて、棚の上にあるファミコンを何日もうっとりと眺めていたことを思い出す。


当仁校区の子どもたちにたくさんの夢と喜びを与えたサンタの皆様、そろそろお仕事終わったでしょうか。
おつかれさまでした。


今日はクリスマスということで、心に染みる曲をひとつ。
少し古い曲ですが、Paul Simon(ポール・サイモン)のSomething So Right。
ポールが30代になり、若い妻と幼い子どもと暮らしていたころの曲。



しみじみと美しい、ちょっと内向的な曲です。きっとうまくいく、と願いながら、うまくいくことに慣れてないから実際にうまくいくと混乱しそうになる、そんなことを歌ったあと、曲は終盤へ。

  They've got a wall in China
  中国で人々は壁を築き上げた
  It's a thousand miles long to keep out the foreigners
  敵の侵略を防ぐために千マイルもの長さを
  They made it strong
  人々は頑強な壁を築いた
  I've got a wall around me
  僕も自分の周囲に壁を築いている
  You can't even see
  それは君にさえ見えない壁
  It took a little time to get to me
  本当の僕にめぐりあうまでには少し時間が必要だったんだ
  
  Some people never say the words I love you
  「愛している」そんな言葉を使わない人がいる
  It's not their style to be so bold
  自分をそう曝け出すのは、自分の主義ではないからと
  Some people never say those words I love you
  「愛している」って言わない人がいる
  But like a child they've longing to be told
  でもみんなそう言われたいと願っているんだ まるで子供みたいに




大人に捧げる愛の歌です。
皆さんのクリスマスがよい日になりますように。



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by terakoyanet | 2015-12-25 02:20 | 雑感・授業風景など | Trackback | Comments(0)
2015年 12月 10日

トランプ氏とオバマ氏

私は昨日、共和党のトランプ氏が、全てのイスラム教徒に米国への渡航を禁止すべきと発言したことを知って衝撃を受けていたが、奇しくも同じ日に、あまりにトランプ氏とオバマ氏はこれほどまでに隔絶した対照的な人物なのだということを強く印象づける記事が目に飛び込んできた。

それは以下のオバマ大統領が2015年の好きな曲として、ケンドリック・ラマー(Kendrick Lamar)の"How Much a Dollar Cost"を挙げたというPitchforkの記事である。
President Obama Says Kendrick Lamar's "How Much a Dollar Cost" Was His Favorite Song of 2015


モーツァルトが好き、ブラームスが好き、
そう話す人がいても、私はその人に信頼や期待をすることは少ない。
でも、ケンドリック・ラマーが好き、ビョークが好き、ceroが好き、そう話す人が目の前に現れたとき、私はその人にとても興味を持つし、心のどこかでその人に対して何らかの期待をしている、そんな気がする。

これはむろん、モーツァルトよりケンドリック・ラマーの音楽のほうがすごいとか面白いとか言っているのではない。モーツァルト好きには「偏り」や「傾向」のようなものがほとんどなくて、あまねく世界に分布している。例えばトランプ氏だってモーツァルトが好きかも知れない。
でも、一方でトランプ氏がケンドリック・ラマーのことが好きなんてことはまずありえない(と私は思う)。ケンドリック・ラマーの音楽は現代のディスクールを背負っており、それに共感する人には、きっと或る「偏り」や「傾向」があるのだ。その傾向のために私は目の前のその人に期待するのだと思う。

オバマ氏が今回ケンドリック・ラマーの曲を挙げたことは、これまでもやたらと「期待」させるエピソードを小出しにしてきた大国の大統領のことを、ほらやっぱりこの人は、と思わず言いたくなる、これまでの期待は間違っていなかったことを裏付けるような話なのである。残す任期もそれほど長くはないと思われるオバマ氏に期待したところで、アメリカが、世界が、良い方向に好転するかはわからない。でも、彼だったら、大統領から退いてしばらくしたタイミングで、もしその命が全きを得ておれば、回顧録、懺悔録という形で、アメリカと世界の歪みについて語り出す日が来るかもしれない、それくらいの期待くらいならしていい気がする。

ケンドリック・ラマーは数日前に発表されたグラミー賞ノミネーションで最多11部門にその名を連ねている。アメリカではすっかり大衆に知られたアーティストだし、日本でさえiTunesアルバムランキングで総合1位になるほど人気が高い。そんな知名度の高いアーティストの名を一国の大統領が挙げたところで何の衝撃があるのかと思う人もいるかもしれないが、その衝撃のゆえんはケンドリック・ラマーのその曲"How Much a Dollar Cost"自体にあると言ってよい。



この曲は3章に分かれていて、その歌詞は悶絶するほど面白い。この歌詞については、ラッパーのAKLOさんのケンドリック・ラマーのアルバム解説が素晴らしいので、そちらを参考にどうぞ。

罵倒しつくしたホームレスのオヤジが、まさかの神だったという驚愕の展開のこの曲には、「信じない者ではなく、信じる者になりなさい」というイエスの言葉の残響があるが、曲の最後のRonald Isleyの語りには、深遠で痛切な祈りが込められていて胸が痛くなる。

Turn this page, help me change, so right my wrongs.
この言葉がオバマ氏にどのように響いているのだろうかと想像する。
それは想像にも及ばないことだけれど、やはりそこには何らかの期待が伴う。

音楽と政治は切り離すべき。政治色の強い音楽はつまらない。それはそうだと思う。

しかし、ケンドリック・ラマーの音楽が教えるのは、むしろ政治っていうのは、人の身体であり、人の声であったのだという、私たちが忘却していた一つの事実である。時に荒くれ者になり、酔っ払いになり、時に真摯な青年になり、神がかりの超人になるケンドリック・ラマーの肉声には生のリアルが息づいていて、彼が持つメッセージ性というよりは、彼が発散するリアル自体に強く惹かれるのです。



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by terakoyanet | 2015-12-10 09:52 | 塾長おすすめの書籍・CD | Trackback | Comments(0)
2015年 11月 18日

とらきつね秋祭りのお知らせ/青谷明日香LIVE/かもめ食堂/リボンヌ手芸部

本日、いよいよとらきつね秋祭り当日です!

11月15日(日)から20日(金)の間、福岡市の多くの店舗、商店街にてせいもん払いが行われています。
とらきつねではこの期間、日替わりの20%OFFセールの他、最大40%OFFセールを行っています。
そして、期間中のメインイベントが行われる本日は、とらきつね秋祭りと題し、さまざまなイベントが催されます。小さく楽しく和気あいあいとやっていますから、肩の力を抜いて気軽にご参加ください!


★ 日ごろの感謝を込めて せいもん払い 最大40%OFFセール!

日曜日には食料品全品20%OFFセール、そして昨日(火曜日)は、衣類・布製品全品20%OFFセールが行われ、たくさんの方にお越しいただきました。
水曜日は通常休業日ですが、本日はイベント開催日に当たりますので、特別のロング営業(13時~22時)で、全品10%OFFセールを実施しています!
ちなみに明日、明後日も日替わりセールが続きますので、FACEBOOKの情報をぜひご覧ください!
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★ リボンヌ手芸部FUKUOKA at とらきつね
11月18日(水)17:00~19:30
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障害のある人たちのつくったものを再生=Re-bornさせて、社会へとつなげる取り組みを行っているリボンヌ手芸部FUKUOKA。障害のある人・ない人がボーダレスで関わることができるきっかけになることを願って。手芸が得意な方も、そうでない方も、福祉施設でつくられたプロダクトを使って、いっしょにちょうちょ作りをしてみませんか? 当日はなんと、アーティストの青谷明日香さん、とんちピクルスさんも、手芸部に参加します! おふたりを囲んでの手芸会、楽しそう!!!参加費は0円、お持ち帰りの場合は500円。親子で夫婦でご家族で、カップルで、子どもたちどうしで、お友達どうしで、もちろんお一人でも、ぜひ気軽にお立ち寄りください。


★日本の音楽フェア2015 11月18日(水)17:00~19:30

とらきつね秋祭りの日には「日本の音楽フェア」が同時開催!過去1年間に発表された日本の音楽の名盤CDがずらりと並びます。当日は過去1年間に日本で名盤を発表した上のアーティストたちの曲が流れる空間で、好きなCDを選んだり、リボンヌの手芸をしたり、カレーを食べたり。楽しい時間になりそうです!!

とらきつね名盤フェア♪お取り扱いアーティスト
LUCKY TAPES / never young beach / SANABAGUN / Suchmos / tenniscoats / The fin. / 青谷明日香 / あだち麗三郎 / 大森靖子 / 思い出野郎Aチーム / 折坂悠太 / 坂口恭平 / 柴田聡子 / 島崎智子 / シャムキャッツ / 水曜日のカンパネラ / 寺尾紗穂 / ふちがみとふなと / ミツメ / 山本精一
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★かもめ食堂 at とらきつね
  11月18日(水)17:00~19:30

グルメファンにとってはこちらが最大の目玉になるかもしれません。
大楠の名店、かもめ食堂がなんととらきつねにやってきます!かもめ食堂さん、初の外部での出店になります。出張なんかしなくても、いつも大繁盛のお店なのに、はっきりいってご好意だけで来てくださる、その心意気に大感謝です!!当日は、かもめ食堂のオーナーNorikoさんの筑前秋月の秋鶏 古処鶏のカレー、さらに、当店の看板商品で、すでにテレビや新聞などに何度も取り上げられている「唐人町スパイス」の製作者であるカレーマイスターTsuyoshi の宮崎地鶏セセリの粗挽きスパイシーキーマカレーを堪能できます!そして、さらに、かもめ食堂さんの好意で、あの伝説の名店、スパイスロードのチャイをカレーにセットでお付けいたします。他に、唐人町商店街の美味しい唐揚げも!たった1日の機会!ぜひ味わいに来てくださいね。
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また、この日(18日)から、スパイスロード高田さんのスパイスキット・チャイキットの販売がとらきつねで始まります!
すごいですー!楽しみですね。


★青谷明日香LIVE Special guest とんちピクルス  11月18日(水)19:30~21:00すぎ (*要予約)

秋田出身の実力派シンガー青谷明日香のピアノ弾き語りライブ!
あたたかいのに、わさびのようなぴりっとした刺激もある彼女の曲は、一度聴いたら耳に残って離れない特別な魅力があります。2013年に秋田県イメージアップソングになった「あんべいいな」の反響は大きく、東北の新定番ソングとして多くの人に愛されています。
そしてスペシャルゲストに、青谷さんの新譜の中の名曲「大気圏で押し問答」で共演した、博多のカオスな吟遊詩人とんちピクルスさん!(こちらも全国にフォロワー多数です!)
涙あり笑いあり。すごい一夜になりそうです!冬の足音近づく11月の夜に、はっとしたり、ほっとしたり、ハートフルな思い出をつくってくださいね。
料金2,000円/中高生は1,000円/小学生以下は無料
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本日は目白押しの1日となりそうです。
ちなみに寺子屋生にお配りした200円クーポンは本日限定!
お買い物にも飲食(カレーなど)にも使用できます。
この機会をお見逃しなく。

天気が不安定な状態が続いていますが、皆様、足もとお気をつけてお出かけください。


★本日、特別演習、高校生授業などは通常通り行われています。授業の前にカレーで腹ごしらえすることを考えている生徒もいるみたいです。




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by terakoyanet | 2015-11-18 06:44 | とらきつね | Trackback | Comments(0)