鳥の楽園 ケアンズの魅力
2009年 09月 29日
9月と言えば、オーストラリアは冬の季節です。
でも、ケアンズはオーストラリアの中でも熱帯地域に属しますので、むしろ9月のケアンズは熱帯なのにちょっと涼しくてしかも雨がほとんど降らないというベストシーズンです。
ケアンズには例えばワイキキような派手さはありません。
町自体が人口13万人の小規模な都市ですし、リゾートとしての華やかさがある場所でもありません。
ホテルから見える海も、ワイキキやタヒチのような鮮やかなエメラルドグリーンの海ではなく、鳥が多く住みつく干潟の海です。
しかしケアンズには他には代えがたい魅力がありました。
ケアンズは、鳥や花など美しい動植物がいっぱいの、自然の宝庫でした。
町のどこに行ってもいつでも鳥の鳴き声が聞こえ、鳴き声が聞こえる木の上を眺めてみると、レッド、イエロー、コバルトブルーなど鮮やかな色のたくさんの鳥たちが木をツンツンつついていて、ショッピングモールで昼食を食べていると、今度は見たこともない鳥たちが食べ物をくれくれとせがんでくる、はたまた海辺のほうを見ると、ペリカンが群れをなして優雅に泳いでいる・・・
奥の鳥の群れはペリカンです。
September 2009
エスプラネードを歩いていると、そうかここは鳥の楽園なんだ、ということを強く印象付けられます。
ケアンズはバードウォッチャーにとっては聖地で、なんと1日のバードウォッチングで100種類以上の鳥に出会えることもあるそうです。
ケアンズにはもちろんショッピングをする場所もありますし、美味しいレストランもたくさんあります。
でも、ケアンズに滞在するのなら、リゾートを味わうより、自然を満喫する旅をおすすめします。
ケアンズは市内も自然豊かですが、郊外にはさらにダイナミックな自然が広がっています。
船で1時間でたどり着けるグレートバリアリーフ、世界遺産にも登録されるウールーヌーラン国立公園などの熱帯林、サバンナの奥のアウトバックにあるチラゴーやアンダラの石灰岩・火山地形、そしてそれぞれの環境に応じて繁殖する多種多様な生き物たち。
そういえば、ケアンズのエスプラネードを散歩していた夜、生まれてはじめてどでかい流れ星を見ました。
ほんの一瞬の出来事で、願い事を託すことはできませんでしたが、明らかに鮮やかに星が流れていきました。またいつか、ケアンズで流れ星を見たいです。
とても美しいところでした。
確か福岡舞鶴高校の修学旅行の選択肢にオーストラリアが入っているので、進路選択のご参考になさってください。
今年の3年生はこの半年でずいぶん英語が伸びました。
さらに伸びるのを期待しています。