熱帯雨林の町キュランダへ
2010年 01月 27日
まずはケアンズシティから車で15分のカラボニカターミナルに向かい、そこからスカイレールに乗り込みます。
スカイレールは世界最大級の長さをもったロープウェイです。7.5kmの旅のはじまりです。

スカイレールはロープウェイのわりにスピードがあります。あっという間にカラボニカターミナルが小さくなり、熱帯雨林に入っていきます。
ロープウェイ建設といえば、自然破壊が心配になるところですが、世界遺産に登録される熱帯雨林を伐採して生態系を壊すわけにはいかないと、工事機材をすべてヘリコプターで運ぶなど、さまざまな環境保護のための施策を尽くしたうえで建設されたそうです。
それにしてもケアンズ周辺の植物と生態系は本当に多様です。
数km~数十km移動しただけで、身をもって環境の異なる場所に来たことを実感することができます。ケアンズ周辺はサバンナが多く広がり、キュランダ周辺は熱帯雨林、チラゴー等のアウトバックに足をのばすと亜乾燥帯で半砂漠が広がります。それぞれの場所に多様な動植物がいて、いろいろ勉強した後にこの地域に出かけたら、滞在はさらに楽しくなることでしょう。
スカイレールの素晴らしいところは、途中で降りて熱帯林の中を散策できるところ。
私たちはまず熱帯雨林のど真ん中にあるレッドピーク駅で降りました。降りたとたん、熱帯雨林独特の濃厚な湿気に包まれます。大木たちが所狭しと屹立していて迫力があります。


レッドピーク駅を出て、次のバロンフォールズ駅に向かいます。


バロンフォールズ駅に到着
滝を見て、そして散策して、スカイレールに乗り込み、いよいよ目的地のキュランダ村に向かいます。


バロン川を過ぎ、熱帯雨林を抜けます。そして眼下にキュランダ村が見えたとたん、晴れ間が広がりはじめました。熱帯雨林上にだけ雨雲があるなんて、すごいなあと思いました。

キュランダターミナルに到着です。美しい碧空。熱帯の太陽が照りつけます。
キュランダは楽しい町です。夏休み中は日本人でごったがえすそうなのですが、私たちが行ったときは、日本人は数えるほどでした。2・3時間ほど散策すれば町のマーケットやミュージアム等は見て回ることができると思います。お店の方たちも日本人に対してとてもフレンドリーなので楽しい時間を過ごせます。アボリジニの方やヒッピー風の方がやっているギャラリーなどもあります。




名物のアイスクリームやキャンディーをほおばったあと、キュランダ駅に向かいました。
帰りはキュランダ高原鉄道を利用してケアンズに帰ります。


キュランダ高原鉄道は、もともと鉱山鉄道だったものを利用しています。世界の車窓からのオープニングで10年間もその景色が流れ続けたことから日本でもとても有名です。

キュランダ駅を出て5分ほどで、バロンフォール駅に着き、一時停車となります。

スカイレールからよりも間近で滝が見えます。
私たちが訪れたのは乾期で水量が少なかったのですが、それでもとんでもなく雄大な滝でした。

バロンフォール駅を過ぎても見どころは続きます。




キュランダ駅からケアンズ駅までは1時間45分。美しい景色のとても楽しい旅でした。
唐人町寺子屋オフィシャルホームページはこちらです。
本館7F terakoya shop blog をぜひご覧ください。

数年前、1910の下の子が突然、
天界に還ってしまい・・・
傷心旅行みたいな感じで
昨年、天界に還ってしまった実母と
子ども達とケアンズに行った事を
とても懐かしく・・・
見入っていました。
以前のタイのアユタヤも・・・
心臓の悪くペースメーカーを入れての
旅行でしたが、母の喜んでいる姿が
思いだされます。
ありがとうございます<感謝>
これからも・・・
楽しみにしています(^^♪
ケアンズとアユタヤに大切な思い出がおありだったんですね。
少しでもお母さまの大切な思い出の風景を共有できたことを心からうれしく思います。
拙いページですが、これからもよろしくお願いいたします。
お母さまの心が伝わるコメントに感謝です。