本来の目的を見失わないように

先日、新1年生のお父様、お母様と面談でお話ししました。
そのときお父様・お母様とお話ししていたなかで共鳴したことが、「勉強の本来の目的を見失わないように」ということです。

大手塾では過度な競争原理のもとに子どもたちの学習意欲を扇動します。子どもだけでなく、親御さんまでもその原理に巻き込みます。

しかし、本来、勉強をなぜ頑張るのか、ということはもっとシンプルなものです。
勉強をすることが、子どもの人生が幸せで豊かになる一助になれば、それでよいのです。

過度な競争原理に子どもを巻き込むことは、競争に勝った者が人生の勝者とする錯覚を植えつけます。その錯覚(競争に勝つことに価値を置くこと)には快感が伴うため、その錯覚は強度を増します。そして子どもたちが錯覚を拠りどころに生きていくとすれば、それはとても不幸なことです。

この時期、あらゆる塾が、過度な競争原理を打ち出して、その塾でないとまるで受験戦争に負けてしまうかのような錯覚を子どもたちに植え付けます。
資本主義社会から競争原理を奪ってしまっては死に体になってしまうことは明らかです。ですから私たちは競争原理そのものを完全否定することはできません。しかし「過度」というのが問題なのです。競争原理が「過度」である必要はないのです。競争原理が「過度」な現場では、子どもたちが必要とするものを超えて、他の思惑が交錯しています。
過度な競争原理は子どもたちの人格そのものを奪ってしまう危険性を孕む恐ろしいものです。だから私たちは過度な競争原理に対し、一定の距離を置く必要があります。

勉強の本来の目的を見失わないように、それが親御さんと話した時の共通の了解事項でした。
そのような親御さんと出会えたことに心から感謝する日々です。

過度な競争原理がなくとも、適切な競争原理と懇切で的確な指導により、子どもたちの成績を伸ばすことは十分に可能です。本校では身を持ってそれを証明していきたいと意気込んでいるところです。

唐人町寺子屋オフィシャルホームページはこちらです。

本館7F terakoya shop blog をぜひご覧ください。
by terakoyanet | 2010-04-08 14:30 | 当校の特色 | Trackback | Comments(0)
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