京都大原 宝泉院
2010年 04月 21日

宝泉院は、1012年に大原寺(勝林院)の僧坊の一つとして創建されたそうです。

宝泉院に着きました。なんかこんもりとした山?じゃなくてこんもりと剪定された大木が見えます。

抹茶券をもらって、宝泉院の中に入りました。
中に入ると、圧巻の庭園と五葉の松。

さっき見えていたこんもり木はこちらの松だったんですね。
宝泉院は柱と柱の空間を額に見たてて観賞する額縁の庭園がある場所としても有名です。

こちらは水琴窟(すいきんくつ)。竹筒の口に耳を近づけると清涼な音色が聞こえてきます。これは感動もの。


写真はありませんが、こちらの廊下の天井は血天井とよばれるものでHPによると由来は次のように書かれています。
慶長五年関ヶ原合戦前、徳川の忠臣・鳥居元忠以下数百名が
豊臣の大軍と戦い伏見城 中で自刃した。
その武将達の霊をなぐさめ、自刃した床板を天井にして祀り、供養としている。
天井には実際に血痕が残っていて、癒しの場所と言われる宝泉院の中で、一瞬背筋が寒くなる思いがしました。

こちらは石盤と呼ばれるサヌカイトでできた楽器です。左から右へほぼ半音ずつ上がります。
実際に演奏してみましたが、とても美しい音でした。
宝泉院も本当に楽しい訪問となりました。
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