古代ローマの水道橋、ポンデュガール

フランス南部のアヴィニョンとニースの間に位置する、古代ローマの水道橋ポンデュガール(Pont du Gard)のご紹介です。B.C.19年頃に建設されたこの驚異的な傑作は、1985年に世界遺産に登録されています。

古代ローマの水道橋、ポンデュガール_d0116009_155558.jpg
ポンデュガールのエントランス


古代ローマの水道橋、ポンデュガール_d0116009_157641.jpg
エントランスからポンデュガールに向かう地図。
否応にも期待が高まります。


古代ローマの水道橋、ポンデュガール_d0116009_1581427.jpg
南仏の日差しの下を歩いていきます。


古代ローマの水道橋、ポンデュガール_d0116009_159692.jpg
しばらく歩くと見えてきました。でかい…!


古代ローマの水道橋、ポンデュガール_d0116009_15134473.jpg
到着!


古代ローマの水道橋、ポンデュガール_d0116009_15145544.jpg

この水道橋は、全長275m、高さ50mという、古代遺跡ということをにわかに信じがたいほどの規模を誇ります。

「実物は予想を上回っていた。こんなことは生涯に一度しかない。ローマ人だからこそ、これほどの効果を生み出しえたのだ。簡素で気品にみちたこの橋の姿は、無人の廣野のただなかにかかっているだけに、いっそうわたしの胸を打つ。」 
「足でふむのがもったいないような気がする。巨大な円天井の下で反響する足音は、さながら、これを築いた人たちの力強い声のようだ。わたしは、この広大な建物のなかに一匹の昆虫のように自己を見失った。わが身の小ささと同時に、なにかしら魂を高めるものを感じ、ため息とともにつぶやいた。『なぜローマ人に生まれなかったのだろう!』」
 J.J.ルソー『告白』(上)岩波文庫(桑原武夫訳)

古代ローマの水道橋、ポンデュガール_d0116009_15212990.jpg
古代ローマの水道橋、ポンデュガール_d0116009_152241.jpg
水道橋からガルドン川を望む。
この清涼な川では、水遊びをする人の姿が見られました。


今では、この古代橋はルソーが見たときのような無人の廣野のなかにあるわけでなく、彼が感じたほどの感慨を感じることはできないかもしれません。
しかし彼が訪れて250年余りが経過したいまでも、その橋は彼が見た雄姿そのままにガルドン川に架かっていました。


唐人町寺子屋オフィシャルホームページはこちらです。

本館7F terakoya shop blog をぜひご覧ください。
by terakoyanet | 2010-10-25 15:25 | 塾長おすすめの場所 | Trackback | Comments(0)