ベルン旧市街 2010年 11月 22日

グリンデルワルトを発ち、インターラーケン経由でスイスの首都ベルンに向かいました。
スイス鉄道の車窓からは美しい風景が続きます。
幻想的なほど美しい景色を見ているうちに、あっという間に


ベルン到着。
先進国の首都なのにこじんまりとしています。旧市街には中世の街並みがそのまま残り、世界遺産に登録されています。歴史的な土地なのですが、あまりに整然と清潔な市街が続くので古くに建てられた建物に囲まれて歩いていることを忘れてしまいそうです。
ベルンは小さい街なので、駅から徒歩で街を巡ることができます。
メインストリートのマルクト通りには、中世の建物の中に現代的なショップが並びます。16世紀に建造(彫像)されたカラフルな噴水が街を華やかに飾ります。時計台を抜けて


ゴシック様式の大聖堂へ
大聖堂の階段をへろへろになりながら登りきると

街ごと世界遺産のベルン市街を一望。
ベルン市街を取り囲むように流れるアーレー川が見えます。スイスの河川は本当に色がきれい。
アーレー川はこのあとドイツ国境に流れ、ライン川と合流します。眼下には箱庭のようにかわいらしく家屋が整列していました。
大聖堂に立ち寄ったあと、近くのアインシュタインハウスを訪れました。
アインシュタインはベルンのこのアパートに24～26歳のころ滞在します。アインシュタインが最も精力的に研究発表を行っていた時期にあたり、光量子論、ブラウン運動、特殊相対性理論などがこのアパートで生まれています。

歴史的な街並みが醸す穏やかな雰囲気と、都会的な洗練が同居したこの街がとても好きになりました。いつか住んでみたい街です。


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