2011年度福岡県公立高校中間志願者数・志願倍率〈福岡地区〉

本日発表の2011年度福岡県公立高校中間志願者数・志願倍率の速報をお届けします。
詳しくご覧になりたい方はこちらの福岡県庁HPをどうぞ。

こちらのページでは、推薦合格内定者数を除いた実質志願倍率を発表いたします。県発表の数値は内定者の人数が入学定員及び志願者数に加算されていますので、2つの数値から内定者人数を引いて商を求めることで一般試験の実質倍率を算出することができます。(実際の倍率は県発表の数値よりもっと高いんです(汗))

なお、発表する範囲は本校の生徒たちが受験する第7学区、及び第6学区の一部です。
*注:以下の合格者数・不合格者数についてはあくまで統計上の数字であり、実際に必ず以下の結果になることを保証するものではありません。(科やコースが複数に分かれている高校では、転科合格などにより以下の数字が大きく変動します。入学辞退者が出て補欠合格が出る場合もあります。)


◇普通科・総合学科 実質倍率

1位 城南高校(理数科) 残り定員35名・志望者数84名 倍率2.40
⇒受験者のうち35名が合格、49名が不合格

2位 城南高校(普通科) 残り定員346名・志願者数725名 倍率2.23
⇒受験者のうち346名が合格、379名が不合格

3位 修猷館高校(普通科) 残り定員372名・志願者数749名 倍率2.01
⇒受験者のうち372名が合格、377名が不合格

4位 福岡西陵高校(普通科) 残り定員260名・志願者数403名 倍率1.55
⇒受験者のうち260名が合格、143名が不合格

5位 福岡中央高校(普通科) 残り定員316名・志願者数476名 倍率1.51
⇒受験者のうち316名が合格、160名が不合格

6位 福翔高校(総合学科) 残り定員236名・志願者数343名 倍率1.45
⇒受験者のうち236名が合格、107名が不合格

7位 筑前高校(普通科) 残り定員355名・志願者数514名 倍率1.45
⇒受験者のうち355名が合格、159名が不合格

8位 糸島高校(普通科) 残り定員244名・志願者数288名 倍率1.18
⇒受験者のうち244名が合格、44名が不合格

9位 福岡講倫館高校(総合学科) 残り定員211名・志願者数242名 倍率1.15
⇒受験者のうち211名が合格、31名が不合格

10位 福岡女子高校(普通科) 残り定員107名・志願者数114名 倍率1.07
⇒受験者のうち107名が合格、7名が不合格

*玄洋高校、早良高校は定員割れ。


今年は城南高校が倍率の1・2位を占めています。3位の修猷館高校は毎年実質倍率が2倍を超えますので驚きはありませんが、城南高校の倍率には思わず悲鳴を上げてしまいました。

2校以外の高校の倍率は、やや落ち着いた感があります。
昨年のデータと見比べたい方はこちらを参照ください。

福岡中央高校は例年の平均倍率より低めですが、城南高校から志望校を変えてくる生徒が例年より多くなりそうですので状況に変化が出る可能性があります。

福岡西陵高校は順位こそ昨年より上昇(5位⇒4位)しましたが、倍率自体は下がっており、過去数年のなかでは比較的合格の門が広い状況です。

福翔高校も、昨年はバブルのような高さの倍率に驚かされましたが、今年はやや落ち着きました。

講倫館高校は学校名が変更になって以来最低の倍率になりそうです。実質倍率が約2倍の年もありましたが、今回はかなり低く、ここまで変動があると学校の校風自体も変わる可能性があるのではないかなと考えてしまいます。

その他の高校の倍率はほぼ例年並みです。



◇専門科・コース 実質倍率

1位 福岡工業高校(情報工学) 残り定員25名・志願者数61名 倍率2.40

2位 福岡工業高校(電気工学) 残り定員24名・志願者数56名 倍率2.33

3位 福岡女子高校(食物調理) 残り定員29名・志願者数61名 倍率2.10

4位 福岡工業高校(染織デザイン) 残り定員25名・志願者数49名 倍率1.96

5位 博多工業高校(画像工学・電子情報) 残り定員55名・志願者数98名 倍率1.78

6位 福岡女子高校(保育福祉) 残り定員30名・志願者数52名 倍率1.73

7位 福岡工業高校(機械工学) 残り定員62名・志願者数105名 倍率1.69
*機械工学科のうち、工業進学コースの倍率(実質)は1.66倍 

8位 博多工業高校(機械・自動車工学) 残り定員92名・志願者数153名 倍率1.66

9位 福岡女子高校(生活情報) 残り定員34名・志願者数55名 倍率1.62

10位 博多工業高校(インテリア・建築) 残り定員68名・志願者数107名 倍率1.57

*転科合格が多く見込まれますので、合格・不合格者の数は記載しません。


専門科を抱える学校は転科合格がありますので、科(コース)の定員にもれる=不合格を意味しません。学校全体として転科合格しやすいかどうか、は学校全体の倍率を見ればわかります。

博多工業高校(全体) 残り定員215名・志願者数358名 倍率1.67
⇒受験者全体のうち215名が合格、143名が不合格

福岡工業高校(全体) 残り定員243名・志願者数394名 倍率1.62
⇒受験者全体のうち243名が合格、151名が不合格

福岡女子高校(全体) 残り定員261名・志願者数335名 倍率1.28
⇒受験者全体のうち261名が合格、74名が不合格

糸島農業高校(全体) 残り定員121名・志願者数149名 倍率1.23
⇒受験者全体のうち121名が合格、28名が不合格


博多工業・福岡工業は高校別倍率では城南高校と修猷館高校の次に位置し、転科合格が決して易しくないことがわかります。
福岡女子高校は転科合格しやすい印象を持っていましたが、今年に関しては昨年に比べ3倍近い数の不合格者が予想されます。油断は決してできません。


その他、単位制高校の博多青松高校のⅡ期入試倍率は2.12倍となっており、狭き門です。



今年、本校では私立を第1志望とする生徒が多く、公立受験者が例年より少ないです。
本校生が受験する予定の高校は、修猷館高校・城南高校・福岡中央高校・福翔高校・福岡工業高校・福岡女子高校・博多青松高校となっています。

公立は私立に比べてずっと狭き門!
これからの2週間が勝負なんです。
努力は決して裏切りません。最後までけっしてあきらめないこと!
みんなの最後の頑張りを期待しています。
どこまで自分を追い込むことができるか、自分と闘ってください。



唐人町寺子屋オフィシャルホームページはこちらです。

本館7F terakoya shop blog をぜひご覧ください。
by terakoyanet | 2011-02-23 04:46 | 進学情報 | Trackback