熊本の水前寺成趣園
2011年 04月 20日
肥後細川氏が造った大規模な庭園で国の史跡、及び国の名勝に指定されています。
阿蘇の伏流水が湧き出てできた湧水池を中心に、美しい空間が広がっていました。
園内には出水神社があります。
湧水(長寿の水)はやわらかい味でした。
この清涼な湧水こそがこの土地の最大の持ち味と言えるでしょう。
園内にはまもなく散り終わる桜が植樹されていました。
この庭園は東海道五十三次の風景を模してつくられたと言われ、大きな富士が鎮座しています。
以前は借景に阿蘇山、飯田山、立田山などを持つ庭園だったとのこと。現在は残念ながら周囲にマンションやホテルが建ち、借景が失われています。
園内にをゆっくりめぐると、場所によって池や富士の見え方が変わり、とても楽しめます。
重要文化財の古今伝授の間は、以前は京都御所にあった建物。庭園を最も美しくみることができる場所と言われています。
古今伝授の間からはいままで歩いてきた広大な庭園全体を見渡すことができました。
見どころが多い、美しい庭園でした。
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