三者面談の効用

昨日も多くの(主に)中学生のご家庭の三者面談を行いました。

三者面談をしていて実感するのは、面談をすることは目に見えて生徒にとってプラスにはたらくことが多いということです。


私たち講師と保護者様が話をする効用についてははっきりしています。
私たちと保護者様は生徒の学習成果向上のためにできるかぎりのことをする、という共通目的を持っています。その意味で私たちと保護者様は同じチームに属しています。
チームの目的達成のためには、どうしてもチーム間の話し合いが必要なのです。
私たちと保護者様がどのような方向性を持って子どもと接していくか、指導していくかということを話し合うことは、とても大切です。


私たち講師と生徒が面談の場で話をする効用についてもはっきりとしたことを言うことができます。
三者面談の場は、生徒1人を主人公にして、生徒1人のことについてさまざまな話をすることができます。これは、子どもにとって、日ごろの生活、日ごろの授業では経験しえないことです。そのような場で、私たちは、生徒の長所について具体的に話すことができます。そして生徒一人ひとりに直接、その子に対する思いを伝えることができます。日ごろ「集団」に向きがちだと思っていた先生の目が、まさに「私」1人に注がれていたのだ!ということを、生徒に実感してもらうことができる瞬間です。これは講師と生徒との信頼関係を築く上で決定的に大切なことです。私たちにとっても、面談というのは生徒の信頼を勝ち取る大チャンスなのです。

保護者様とお子さんの関係性の上でも、よい効果をもたらすことがあるようです。
面談のときに、日ごろ出ることのない本音が生徒の口からもれたり、日ごろはなかなかズバリと言えないことをお母さまが面談をチャンスに生徒に話したり、と日常とは違う空間のなかで、日常と異なることが起こることがあるようです。


以上のことは、すべて結果的に生徒によい効果をもたらす面だと考えます。



生徒のみなさん、どうかみんなの勉強がこれからこれまでよりもう一歩でもいい調子で進んでいきますように。



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by terakoyanet | 2011-05-16 02:52 | 行事・イベント | Trackback | Comments(0)