世界遺産 アンコール・トム
2011年 05月 23日
南大門が見えたとたん、アンコール遺跡に来たんだーと胸がいっぱいになりました。


と別に言ってないけど。
アンコール・トムの心臓部、バイヨンへ。

バイヨンの回廊は緻密で美しい壁画で知られています。

戦いのようすを描いたものが多いのですが、




顔面を削られてしまっているものもちらほら。



バイオンの中央に鎮座する、トムさんです。

と、思わず呼びたくなりますが、アンコール・トムの「トム」とは「大きい」という意味です。
トムさん(違うけど)は何とも言えない微笑みを浮かべていました。


象のテラスへ。高さ3m、長さ300mという大きな規模のテラスです。
その名の通り、象さんがいっぱいです。




象のテラスに隣接するのがライ王のテラス。三島由紀夫の「癩王のテラス」で日本でも知られます。



テラスからは緑の広場の向こうに、茶色の塔が熱帯林にまぎれて林立している姿を見ることができ、とても美しいです。

観光客を乗せたトゥクトゥクとバイクがたくさん見えます。
当たりはずれはあるでしょうが、タクシーやトゥクトゥクに乗るなら、タイやベトナムよりカンボジアのほうが話をしていて気持ちいい素朴でやさしいお兄さんがずっと多い気がします。

アンコール観光は蒸し暑さとの戦い。十分に飲料を持って、体力をたっぷり蓄えて遺跡回りをすることをおすすめします。じっくり遺跡の細かいところを見る心の余裕があってこそ、遺跡巡りは楽しくなります。
唐人町寺子屋オフィシャルホームページはこちらです。
本館7F terakoya shop blog をぜひご覧ください。