神秘の島、薩摩硫黄島
2011年 08月 19日
硫黄島と言えばクリント・イーストウッドの顔が浮かぶ方もいるかもしれませんが、こちらは戦地として有名な小笠原の硫黄島ではありません。長崎のやすらぎ伊王島でもありません。
こちらの薩摩硫黄島は人口100余人、東西5.5km、南北4.0kmの小さな火山島です。
九州新幹線の開通により、秘境の硫黄島もググっと近くなりました。
1泊のみの滞在でしたが、宿の車を借りて妻の運転で小さい島の隅々を見てきました。
いままで見たどの景観とも異なる圧倒的な自然美を堪能してきました。
これからぼちぼち話していこうと思いますが、今日のところは写真を載せます。
雲がかかる硫黄島

硫黄岳からはたくさんの噴煙が出ていました。

硫黄島港。港の海底から湧き出る温泉のせいで茶色にそまっています。


港付近に島唯一の集落があります。
集落からは島のどこに行ってもほぼ4km以内。

俊寛堂。島内には平安後期の悲劇の僧侶として知られる俊寛にまつわる遺構が複数残されています。

平家城展望台。


岬橋から硫黄島港と硫黄岳方面を望む。

大浦海岸
絶壁の下にとても透明度の高い海があります。

稲村岳

東温泉
全国にその名を知られる絶海の野湯

三島小中学校の校庭に生えるガジュマルの木

島内のあらゆるところに孔雀が出没します。


天授の板碑

俊寛像
「待ってくれー」という彼の哭泣が聞こえてくるようです。

壇ノ浦の戦いにて8歳で入水した安徳天皇がこの島に流れ着いたという伝説が残っています。

硫黄岳

フェリーみしまで鹿児島に戻りました。

大地のエネルギーを感じながら、ゆったりとした島時間を堪能しました。
おまけ♪ 島のお菓子
右はおーらんぼつ。硫黄島の大浦海岸でとれる長命草(ボタンボウフウ)をつかった香ばしいクッキー。硫黄島港のお土産屋さんで買うことができます。
左は大里シフォンケーキ。硫黄島のお隣の黒島大里でつくられたシフォンケーキ。鹿児島行きのフェリーみしまで買うことができます。黒島のみかんが入っていてやわらかい甘さとさわやかなみかんの香りが口の中に広がって最高に美味しかったです。超おすすめ。

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