秋の夜長の14選
2011年 11月 09日
私は昼間は音楽を聴きながら仕事をしています。
毎年秋は神経が消耗しやすい時期で、脳がヒリヒリする音楽は聴いていられません。一方で軽佻浮薄さを売りにするポップミュージックも疲れます。
思わず聴く耳はたつけれども決して押しつけがましくない、そんな音楽を選んで聴くことになるこの時期(というのは私だけかもしれませんが)にオススメのアルバム・曲たちをご紹介します。
きりがないので昨年と今年に発売された音楽に絞りました。
■Brad Mehldau - Sky Turning Grey (2010)
痺れすぎる1曲。
■Paul Simon - Vietnam / Mother and Child Reunion (1972/2011)
先ごろ出たアルバムSongwriterより。曲の軽快さと歌詞の面白さに目から火花が飛び出す感覚を覚える。
■Sigur Rós - Hoppípolla (2009/2011)
今月出たシガーロスのライブアルバムより。美しい。
■Pascal Comelade & Cobla Sant Jordi - The Skatalan Logicofobism (2008/2011)
フランスの音楽家Pascal Comeladeの作品。動画は2008年版。
■David Byrne & Fatboy Slim Feat. Natalie Merchant - Order 1081 (2010)
悪ジャケット(イメルダ夫人)のせいで売れなかったと思われる昨年度の隠れた超名盤より。
■Lana Del Rey - Video Games (2011)
いま世界中で話題沸騰の歌姫。
■Meshell Ndegeocello - Dirty World (2011)
こちらも今月出たニューアルバムWeatherより。今回は気鋭さよりシンプルな音のよさを感じさせるアルバム。
■Beirut - Santa Fe (2011)
9月に出た新譜より。ベイルート節とよびたくなる独特のブラスサウンドが今作も健在。
■Kimonos - Soundtrack To Murder (2010)
こちらは若干のヒリヒリ感がありますが。向井氏イビツなものを押しつける感は全くなくなった。
■The National - Vanderlyle Crybaby Geeks (2010)
感動的なまでに抒情的。
■Bugge Wesseltoft & Henrik Schwarz - Leave My Head Alone (2011)
超クールです。
■James Blake - Enough Thunder (2011)
今年の顔①
■Bon Iver - Calgary (2011)
今年の顔②
■Sufjan Stevens - Heirloom (2010)
今年の顔③(個人的に)
■Jacob Karlzon 3 - Maniac (2011)
スウェーデンのヤコブ・カールソン・トリオの新作より。
唐人町寺子屋オフィシャルホームページはこちらです。
本館7F terakoya shop blog をぜひご覧ください。