12月12日の雑感
2011年 12月 12日
この1週間は、連日三者面談が続きました。
まだまだ面談はこの後も続くのですが、ピークは過ぎました。
連日仕事が終了する時刻が未明に至っていたためメールやお電話による返信等が遅れています。
大変申し訳ありません。(特にお昼間に連絡がつながらない方への連絡が遅れています。)
明後日(水曜日)までに順次対応していきますのでご了承をお願いいたします。
三者面談ではいろいろなお話をうかがうことができました。
また、進路について具体的な話をつめて行うことができました。
一方で、子どもたちから話を聞いていて、受験の公平さとは何なのか、と考えざるをえないこともいくつかありました。
AくんとBくんがいて、同じ高校の推薦入試(学習活動)を希望している。
Aくんは内申点30台前半で推薦OKが出て、Bくんは内申点30台後半でOUTと言われる。
Bくんは日ごろの生活態度がよくないから、ということらしいのですが、しかしBくんは事実として内申点平均4以上の高い評価を得ている。彼がきちんと学習に励んだからこそ内申点平均が4以上あるのに、その努力は認められず、日ごろの生活態度が云々でOUT宣告。
日ごろの生活態度が大切なのは当然ですが、一方的にこのような公正とは言い難い判断(彼の進路に大きな影響を与える主観的な判断)をしておいて、彼に生活態度がよくないと言うのはいかがかと思わざるをえないのです。彼は何も具体的に大きな問題行動があったわけではありません。むしろそのような大人の公正さをないがしろにする態度自体が、彼に悪態をつかせる原因にはなっていないのだろうかと考えざるをえないのです。
他にもいろいろありましたが、角が立ちますのでここでは割愛します。
他方で、これまでの努力が報われて笑顔の子たちもいました。
副教科も含めすべての科目に対して全力で臨んだ結果、内申点自身初の45点満点を獲得した子、5科目の合計得点が150点もアップして、担任の先生からがんばったねー!!とほめられた子。
努力が報われることによって、いま一度力強く次の一歩を踏み出すことができます。
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