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福島の声"The Voice of Fukushima"

同じ国内で必死にたたかっている方々がいます。
切実な思いが響きます。



いまだに原発をなくすなんて現実的じゃないと言う人たちがいますが、彼らの言う現実とはいったい何なのでしょうか。どんな現実を知っているというのでしょうか。

ベトナム戦争下のアメリカにおいては、"America, Love It or Leave It"という成句が書かれたポスターがあちこちに貼られました。「アメリカを愛せよ、さもなくばアメリカを去れ。」

この言葉には戦争支持者たちの強迫的な態度が示されています。
戦争を支持しない=非国民=アメリカを愛していない⇒アメリカを去れ!


これと同じような論法を、昨今の日本において感じます。
原発の代替案がないなら何も言うな、と主張する人たちは、はじめから相手の話など聞く気はないのです。
自身を納得させるような代替案を相手が出せないだろうと鼻から思ってしゃべっているのです。
はじめから、「原発を支持せよ、さもなければ黙れ!」と言っているにすぎないのです。

この動画をみて、この女性たちの声が届くのはとても難しいだろうと思いました。

耳を澄ましてください。切実な福島の声があります。
"Love It or Leave It"の掛け声はとてつもなく強大で、いつも切実な声を覆ってしまうのです。




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by terakoyanet | 2012-06-10 10:50 | 雑感・授業風景など | Trackback | Comments(0)