上海外灘の夜景と思い出すこと

私は今年だけで中華圏のいろいろなところを訪問しました。
上海、蘇州、珠海、香港、澳門…大都市だけで5都市、細かいところをあげればきりがないほど。

上海では外灘に滞在しました。租界時代の遺産がたくさん残り、とても美しい場所。そして黄浦江の対岸には摩天楼。

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上海の人たちは何でもないただの会話のはずなのに喧嘩をしているかのごとくまくし立ててしゃべる人が多いです。駅の改札でも、街の食堂でも、街角のあらゆるところで。何でこんなにイライラしてるんだろう、と何度となく思いました。

でもこちらが誠意を見せて穏やかに話すと、人が変わったように穏やかに対応してくれます。
誠意に応えようという気持ちが強い方が多いと感じます。



中国を旅して感じるのはお茶が美味しいということ。
フランスやパンが、イタリアでパスタが美味しいように、中国ではやはりお茶がとても美味しい。

あるお茶屋さんに行きました。
まけてくださいと最初から安値交渉をするのがふつうらしいのですが、私たちは提示された金額が高いとは思わなかったので全く交渉しませんでした。


お茶の試飲はとても楽しいです。
試飲のために未開封の袋を次々に開け(そんなに開けて大丈夫なの?と思う)、5種類でも10種類でもこちらが望むだけお茶を飲ませてくれます。お茶の香りでいっぱいの部屋で過ごすとても贅沢で穏やかな時間。

最後の支払いのとき、何もお願いしていないのに控えめな笑顔で何割かまけてくれました。
お茶の甘い香りを全身にまとったまま、感謝の気持ちでお店をあとにしました。




唐人町寺子屋オフィシャルホームページはこちらです。
by terakoyanet | 2012-10-02 11:23 | 連載(読み物) | Trackback | Comments(0)