アジアとヨーロッパの境界 ボスポラス海峡
2012年 10月 30日

イスタンブールはボスポラス海峡をはさんで東側がアジア、西側がヨーロッパに分かれています。
私は小学校時代からボスポラス海峡を憧れの場所のひとつとして心に刻んで生きてきました。
地中海からエーゲ海に入り、そしてダーダネルス海峡をくぐってマルマラ海に入り、そしてボスポラス海峡を抜けて黒海に入る。アジアとヨーロッパの間を縫うように進むその航路を何度も頭で反芻しました。そして、クレタ島、デロス島、ミコノス島、ヒオス島、トロイ、チャナッカレ、イスタンブールと寄港する場所を決めて地図帳に印と航路を書き込みました。航路の時刻表まで作りました。家族から見ればかなり変な子どもだったと思います。


目の前に広がる海峡を見るだけで胸がいっぱいになります。
お腹はいっぱいになりませんのでレストランではたくさんご飯を食べましたが。
トルコは食事がめっちゃ美味しいんです。
私はパンよりお米派なのですが、心移りしそうになるくらい、トルコのパンはおいしい。どこのパンを食べても、ベイカリーの素朴でやさしい手作りパンの風味がそのまま残っていて、食べるたびにうれしい悲鳴を上げてしまいました。パン以外も美味しいです。野菜も肉も素材がいい。特に野菜の甘さには驚きました。トマトやにんじんなどの野菜がフルーツみたいな味がするんです。




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