香港の喧騒に疲れたらレパルスベイ(淺水灣)へ
2012年 11月 18日
香港島の南海岸に位置するレパルスベイはハリウッド古典的映画『慕情』の舞台地として知られるリゾート地です。
レパルスベイまでは市街地から車で30分ほど。
レパルスベイのランドマーク的存在、その名もザ・レパルスベイ(The Repulse Bay)。
そこはちょっと信じられないくらいシックな落ち着いた空間で、さっきまでの喧騒が嘘のよう。
お手洗いだってオシャレです。
地中海のリゾートって
で、レパルスベイ(淺水灣)は
この日は晴れ予報で実際には曇りでした。
それにしても、さびしい...侘しい...
この海岸の直視できないほど圧倒的な寂寥感はなんでしょう。
香港で美しい海など期待できるわけがない。
そんなことはとうにわかっていました。
しかし、そういう問題ではない、絶対的な何かがその地には宿っていました。
身に突き刺さるほどの寂寞を、まさか煌びやかなメトロポリス香港で味わうことになるとは。
これほど心に秘めた慕情をかみしめることができる場所があるでしょうか。
私にはこの寂しさがツボにはまりました。すっかり痺れてしまいました。
次に香港に行ったときにはまた迷わずレパルスベイ(淺水灣)に向かうことになるでしょう。
そして気怠くなるほど静かなカフェで、頭の中は茫漠としたまま静かに珈琲をすする。
なんと贅沢な時間でしょう。
美味しい飲茶巡りだけが香港の魅力ではないことを知った、束の間のレパルスベイ(淺水灣)滞在でした。
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