頑張った子が報われる定期テストであってほしい。
2012年 11月 24日
なぜそういうことを言うかというと、今回のT中学校3年生のテストについて思うところがあるからです。
今回、数学と英語のテスト(特に英語)で、時間が全く足りずに最後まで解けなかった生徒が多数出ました。
それでも、学年最上位の生徒たちは時間内に解けた子が多かったのですが、それ以外のほとんどの生徒たちが時間が足りなかったことをくやしがっていました。
定期テストのために血がにじむ思いで一生懸命がんばったのに、時間が足りないせいで10点分から30点分も得点を落とした生徒たち。
時間が足りないのはその生徒たちの実力が足りないからだ。
そんな見方が可能なのはわかっています。
しかし、それにしても時間が足りなかった生徒の割合が高すぎる。これはやはり問題ではないでしょうか。
結局、それではもともと解くのに時間があまりかからない器用な「デキる」生徒だけが得点をとることになる。
いままでで一番の頑張りをみせて、時間さえあれば90点分はとることができた生徒たちが、60点台、70点台を取る姿は見てられません。かわいそうです。
そういう生徒たちには言いたいと思います。
今回の頑張りは決してムダではないこと。定期テストの得点には直接反映されなくても、今後、それはみんなの実力となってみんなを助けてくれること。決してクサらず前を向いてください。
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