昨日の3年生の授業
2013年 01月 21日
子どもたちが一生懸命なので、私も一生懸命準備して、一生懸命教えました。
パーフェクトな授業をしたい、と自分に対し著しい負荷をかけて授業に臨んでいますが、どこかで少しボロがでる。それがとてもとても悔しい。
昨日の数学の授業では、明光学園と久留米附設の難関問題をなんとかうまく説明できたぞ!と思ったら、そのあとの自由ヶ丘のほんと何でもない問題でブレーキをかけてしまいました。次々にめまぐるしく問題解説をするので、(昨日の数学の授業では私立10校の関数・確率の過去問を次々に解説) どこかで頭が回らなくなります。
昨日の数学の授業のある瞬間に、もう数年ぶりかもしれないけど自分が緊張してる、と思う瞬間がありました。毎週集団授業を30時間も持っているのに改めて緊張するなんて、と自分の状況に少し驚きました。
神経を使いまくってるなと思いました。
久留米附設の解説のあと、Sさんが「なんかドキドキする」と言っていて、本当は私も「先生も同じだよ」って思ったけど言えませんでした。
きっと私はあのときSさんと同じ気持ち。難しい問題を解くときの興奮状態。
子どもたちとそういう気持ちが共有できる瞬間があることを幸せに思います。
それにしても今年の3年生たちを教えるのは本当に大変。
昨日も理科でMくんから鋭い質問。
よくお笑いで「細かすぎるモノマネ」とかあるけど、今年の3年生はあれだね、「細かすぎるツッコミ」。
いや、しかもその細かすぎるツッコミの質が高いこと。指導者泣かせです。
Tくんは私が言い間違え書き間違えをすると、言い(書き)間違った1秒後に鋭いツッコミを入れてくるから全く油断できない。わかってるけど言い間違えただけだよ、って大人げなく言いたくなるけど真剣にツッコミを入れてくるTくんにそんなことは言えません。言い間違えないようにがんばらないと!
まあとにかく昨日も、英語・社会(地理・公民)・理科の授業を行い、子どもたちと大切な時間を過ごしたのでした。子どもたちも私もおつかれさま。
3年生のなかにはこの1ヶ月で見違えるように英語・数学の力を伸ばした生徒がいます。
今日、授業中、生徒たちに言いましたが、本当にそういった生徒の解答用紙はきらきら輝いて見えました。
解答用紙から頑張ったよ!!わかるようになったよ!!っていうオーラ!?が出てたんだよ。本当にすばらしいと思いました。
専願の子たち、頑張ってきてください!! 心から応援しています。
それにしても
もうすぐこの学年とさよならするのがとてもさびしい。
子どもたちは受験の直前だから、そんなこと言ってられないから言わないけど、本当にさびしい。
胸がちくちく痛みます。
昨日は専願入試前最後の授業だったから、子どもたちにプレゼントがありました。

手作りの合格祈願のお守り!
terakoya shopのN先生が中心になって作成しました。裏には私と英語のN先生のイラスト版画も。
ひとりひとりのことを頭に浮かべながら作ったので、ひとりひとり絵柄が違います。
入試当日にはカバンの隅に入れて試験会場に持っていってもらえたら、少しだけみんなの力になるかもしれません。
今日は思いついたままに書いたので、文体が乱れており、恥ずかしい限りです。
唐人町寺子屋オフィシャルホームページはこちらです。