修学旅行で泊まった京都の町宿、枩邑
2013年 06月 16日
到着したときはすでに真っ暗で、趣のある町屋は暖かい光に包まれていました。







室内は和モダン調でまとまっており、目利きの方が選んだと思われる意匠の素晴らしい調度品が並びます。
素敵な空間です。

生徒たちも京都の独特の雰囲気を喜んで味わっていたように感じます。
朝になりました。

美しい庭があることに気づかされます。

明治時代から伝わる五月人形。なんと立派な。

朝になって室内も明るくなり、町屋のつくりのなかにさまざまな工夫があることを発見しました。

朝食のときに、この宿についてのお話しをいろいろと伺いました。
枩邑の建物はオーナーのご兄弟の家が代々大切にしてきたお屋敷であること、かつては通りの向かいに豪勢な洋館があり、幼いときはそこで勤める人たちを見ながら淡い憧れを抱いていたことなど。

このような宿に泊まることは、生徒たちにとって、美しいものについて、自分なりに感じたり、考えたりする、とてもよい機会になったのではないかと思っています。
こんなに素晴らしいお宿なのに、宿泊料はとても安いです。朝食もとても美味しいです。
今後も京都の定宿にしたいと考えています。
唐人町寺子屋オフィシャルホームページはこちらです。