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LINEなんてなくてよかった。

LINEのトラブルを発端とする事件が話題になっています。

いまや中学生がクラスごとにLINEグループをつくって、そこで会話を楽しむのはごくふつうのことになっています。高校生に至っては、ある学校のクラスでは、「2組のグループ(仮)に入ってないクラスメートはひとりだけです」とのこと。恐ろしや。あな恐ろしや。

LINEやっていないとクラスの会話についていけない、疎外感を覚えるなんて、トンデモない話。
LINEでリアルではほとんど話したことのない生徒のことを「なんかムカツク」「なんかキモい」とか「性格悪い」とかつぶやいたり、学校の先生の悪口をみんなで延々とやりとりしあうなんて信じられない。

一方で、書き込みに気を遣うあまりに、場を読むのだけに長けた子どもたちが量産されるのもイヤです。
本音も身体のぶつかり合いもない、冷淡な人間関係がそこには横たわっているだけ。




昨日、大学生(本校卒業生)たちといろいろ話しました。
「私たちが中学のときにLINEとかなくて本当によかった。」
彼女(彼)らは皆、言っていました。

中学生たちの今の環境は異常です。
LINEなんて、中学生には不要。
高校生にだって必要かどうかわからない。(必要ないんじゃないか?)


子どもたちの使用が禁止されている煙草や酒と比べてLINEのほうが健全で安全なんて、誰が胸をはって言えるのでしょうか。

私は中学生からLINEを取り上げるべきではないかと思っています。
広く公開される空間で正々堂々と発言したい子だけ発言すればいい。
私は中学生のLINEの使用に反対します。


このことについては、時間があるときに、子どものネット使用の問題とも絡めて書き改めたいと思います。


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by terakoyanet | 2013-07-18 17:09 | 連載(読み物) | Trackback | Comments(0)