夏期講習スタート -生徒たちの状況-

6日ぶりの更新になります。
夏期講習が始まってからは生徒だけでなく私自身も怒涛のスケジュールが始まり、更新が滞ってしまいました。

一昨日と昨日だけで、3学年のべ14教科、62種類のテキストを作成・コピーし、それぞれの科目の予習をする。
62種類とは言っても、前回休んだ生徒用、今回の授業で忘れ物をした生徒用の予備プリントを別に用意するので、種類はさらに増えます。


準備は本当に大変ですが、講義前後の欠席者・遅刻者対応もてんてこまいです。それはもう眩暈がするほど。
できるかぎりのことをしようと動いているのですが、学年の切り替わりの時間が最短15分、最長30分しかないため、何十種類もあるプリントのなかから、遅刻した生徒(しかも遅刻したタイミングがそれぞれ違う)、前回休んだ生徒一人ひとりに、その生徒が必要とするテキストを選び出し、テキストの内容について指示をした上で渡す、ということを100%完璧に達成するということができずにいます。しかしこれは、私の力不足からくるもので、本校にはそういうことが十全にできる先生もいらっしゃるので、私個人の不徳の致すところ。テキストが一度に完全に揃わない、欠席・遅刻生徒の皆さんに申し訳なく思っています。


各学年の授業は順調に進んでいます。
中総体が終了した生徒たちが嬉々として学習に励んでいる姿が印象的です。
学習に対してとても前向きな姿勢を見せており、授業中の雰囲気がとてもいいです。

3年生は受験生として切り替わり、驚くほどの頑張りを見せている生徒がいます。
夏が終わったときに成績が格段に伸びるであろうと予想できる生徒がすでに具体的に数名います。
彼らが成績を伸ばしているのを目の当たりにしたとき、伸び悩んだ生徒たちはどんな気持ちで彼らを見るのでしょうか。


まだ部活動の大会が終了していない生徒たちは遅刻・欠席もあり、いまから必死に追いつかなければなりません。現在の厳しい状況に対し自覚を持たせるとともに、遅れをとらないように具体的な指示をしてまいります。


一昨日の授業のあと、3年生のある生徒が「9月まで、これ預かっといてください」と、徐(おもむろ)にiPodを私に差し出しました。
「もうこれいらない」と言いながらiPodを渡す彼の目には、夏に頑張るんだという明らかな意志が宿っていました。
3年生の他の生徒、いや1・2年生の生徒さんも、iPodやスマートフォンが学習の妨げになっていると感じるなら、ぜひ預かりますよ。
自分の意志で自分を律する姿というのは美しいものです。



各学年の授業進行状況

◇1年生
・質問勉強会が開催され、英語・社会・理科の演習(1学期の復習)を行いました。
・数学は方程式の単元に入りました。理解度が高い生徒さんが多いです。
・社会はアジア州を終え、ヨーロッパ州に入りました。覚える用語がたくさんありますので、ぜひ頑張ってほしいです。
・理科は物質の性質の前半部を終え、密度の公式の演習と確認テストを終えました。やはり全体に理解度が高いです。
・英語はProgram4を学習しています。名詞の扱い方、複数形の学習を行いました。

1年生は宿題達成度が高い状況が継続しています。密度のテストでは数名(というか4名)大きく得点を落としました。丁寧なやり直しをしましょう。


◇2年生
・質問勉強会が開催され、英語・社会・理科の演習(主に1年の復習)を行いました。
・数学は一次関数の単元が半分以上終了しました。個人差はあるものの、全体に理解度は高いです。一次関数は夏の最重要課題として、これからも確実な習熟を目指します。
・社会は幕末(日本史)を終了し、近代の世界史を学習しています。
・理科は血液循環の学習を終了し、消化と吸収の学習を行っています。丁寧な学習が必要な単元です。習熟度に差が出ていますので、確認テストで得点が取れない生徒にはたらきかけを行っていきます。
・英語はProgram5が終了し、実力テストを行ないました。自覚的な学習ができている生徒が多い中、やはり数名の努力不足が見えます。

2年生は宿題達成度の高低差が最も激しい学年です。
しかし、この講習に入って、これまでの成績の学年順位に大きな変動が現れそうな動きが目立っています。
夏に頑張り始めた生徒たちが、秋以降、大きく飛躍しそうな予感を強く感じています。



◇3年生
・夏の数日で、膨大な量の授業が進行しました。
・国語は古典単語の解説とテストを行ないました。古典単語90を3回に分けてテスト。全体に素晴らしい達成度です。部活等でテストが受験できなかった生徒たちが確実に単語を覚えているかどうかを心配しています。平成25年と24年の福岡県公立受検問題に取り組み、古典の現代語訳テストを行ないました。楽しく学習できています。
・数学は二次方程式の計算の実力テストを終え、さらに二次方程式の利用の単元が半分以上終了しました。福岡県の受検に出やすい単元ですから、確実に習得しなければなりません。これからは二次方程式・関数といった3年生の単元を進めていくとともに、受験問題を用いた1・2年の復習を行っていきます。
・社会は公民のさまざまな権利、自由権や社会権などの基本的人権や新しい権利について学習しています。何度も確認テストを行い、定着をはかっています。全体に非常によく頑張っています。こちらもすでに授業が膨大に進捗したため、欠席者はかなり努力して学習の定着をはからなければなりません。講義ではさらに公民の単元を次々に進んでいきますが、同時に地理の復習を行っていきます。
・理科は生物のつながり(食物連鎖・物質の循環)の単元の学習を終え、実力テストを行ないました。定着度は高いです。これまで理科をさほど得意としてこなかった生徒たちの習熟度が高いことが印象的です。(これから3年生も大きな順位変動がありそうです。) 理科はさらに「イオン」の単元と「天体」の単元に入りました。3年間の理科で最も難易度が高いと言われる2つの単元は、夏の最重要課題になります。これからは1・2年生の復習も授業に取り入れていきます。
・英語はProgram5の学習を終え、確認テストを行ないました。昨日は主格の関係代名詞と、名詞+現在分詞、名詞+過去分詞の学習を行いました。こちらも夏期の最重要課題のひとつ。昨日の授業では、すでに授業開始から4時間が経過し、疲れが見える中、生徒たちは必死に授業にくらいつき深い理解に努めていました。まもなく3年間の文法内容がほぼすべて終了します。
・教室開放に参加する生徒たちは、受験単語と受験漢字を猛烈な勢いで進めています。参加していない数名はたった数回で大きな差をつけられていますから、危機感をもってください。
・特進Sクラスでは、応用的な学習に入りました。数学では、三平方の定理・角の二等分線の定理・直交する一次関数のグラフの定理などを用いた受験問題(難関私立)に取り組んでいます。英語では前置詞・比較・不定詞・動名詞の応用問題や過去完了・関係副詞などの高校英語内容に取り組んでいます。

部活が終わった3年生の頑張りには目を見張るものがあります。
部活が終わっていないのにかかわらず、過去最大の頑張りを見せている子もいます。
塾の学習以外にも、自分自身で課題を見つけ、急ピッチで1・2年の復習を進めている子たちがいます。

この数日だけで、めまぐるしく学年の状況が変わってきていると感じます。
努力した子はすでに成績を明らかに伸ばしています。しかし自覚が足りない生徒たちは残念ながら、知らずのうちに置いてけぼりです。



夏は始まったばかり。

しかし、始まって数日ですでに感じる力の伸びの差。
この差が夏の終わりにどれだけ大きな差となって各生徒の今後を決定づけるかということを想像すると
とても楽しみである一方で、とてもおそろしいと感じます。


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by terakoyanet | 2013-07-27 09:36 | 雑感・授業風景など | Trackback | Comments(0)