2013年夏合宿の写真―霧島いわさきホテル&えびの高原編―
2013年 09月 25日

霧島では、毎年帰りの昼食でお世話になっていた「夢見が丘」が「昨日、閉店しました・・・」という、なんともショックな展開。
あの巨大オムライスはもう二度と食べることができないの(涙)??と半べそをかきながら(かいていませんが)、霧島いわさきホテルに移動、まさかのハイソなホテルランチという展開に。
もともと「夢見が丘」では生徒それぞれが好きなものを「自腹で」食べるという予定でしたが、ホテルランチで子どもたちが予定外の出費を強いられるのはかわいそうだったので、私たちが費用を持つことにしました。子どもたちは突然出費することになった私たちの内心を心配してくれました(笑)。
ランチではみんなのワクワク感が伝わってきました。やたらフォークやナイフの使い方などのマナーを気にしているのがかわいらしかった。男子にとってはちょっと量が足りなかったかな。

緑渓湯苑(渓谷の各所に温泉が湧き出ています)では、史上最高にアクティブな子どもたち。
渓谷に足をつっこんでみたのはいいものの、川遊びをしたことがないから川の意外な恐ろしさを知らなかったようで、半べそをかきながら戻ってくる子も。


今年の3年生たちが遊ぶ様子を見て思ったのは、遊ぶのが大好きだけど、そのわりに遊び慣れていない子が多いなー、ということ。意気揚々と身体を動かすのが得意な子についていったのはいいけど、途中で戻ってこれなくなっていることに気づき、どうしよう(涙)となってしまう。
幸い、身体を動かすのが得意な子たちがフォローすることで大事に至ることはありませんでしたが。
いやあ、今年の子たちは危なっかしい。
えびの高原は最高でした。
夏の宮崎(日南海岸など)は晴天率が極めて高いのですが、標高の高いえびの高原は雲がかかりやすく、雨に降られることもしばしば。今年も行くまでは心配していたのですが、見事な晴天!
えびの高原には歩きやすいわりに絶景を楽しめる散策コースがあり、ショートウォークを楽しんでいるのですが、それにしても今年の子どもたち、動き回ります。


いつもはバスをとめる不動池前から10分ほど火口原まで歩くのですが、数人の子どもたちが火口原のはるか向こうの丘を登りはじめて、4泊5日のハードスケジュールをこなしたあとに、どこにそんな元気が残っていたかのかと目を疑いました。





それにしてもみんなポーズきまってるねー!






絶景を満喫した子どもたちでしたが、ショートウォークの帰り道、危険のないはずの場所で1名足を痛めてしまうトラブルがありました。
足を痛めた子は昨日ひさしぶりに塾にやってきて元気な姿を見せてくれました。
私たちもこの日を待ちわびていたので、とてもうれしかったです。またがんばっていこうね。

名残を惜しみながらえびの高原をあとにして、帰路につきました。
そして合宿の最後、バスの中で「頑張ったー!!」「楽しかったー!!」と大歓声と拍手が沸き起こったのは先日お伝えしたとおり。あの雰囲気は忘れられません。
これまで3回にわけて夏合宿のお話しをしてきました。
写真に残るのは勉強以外の子どもたちのようすばかりですが、夏合宿の本分はあくまで勉学にあり、私たちの頭に一番焼き付いているのは、朝自習で眠さをこらえながらも一生懸命目の前の課題に取り組む生徒の姿であり、模試の際に一点でも多くの得点をと必死に見直しをする生徒の姿です。
合宿をすると、その子の日ごろの学習への姿勢を垣間見ることができます。
どれくらい集中力を保つことができるか、学習時間が経過するごとに勉強の仕方がどのように変化していくか、学習の方法は適切かどうか・・・。
合宿で新たに得た生徒一人ひとりの印象は、今後子どもたちを指導する上で大切な資料になります。
いよいよ受験勉強も佳境です。
子どもたちが苦しみながらも一歩一歩前に進む姿を、この目にしっかり留めていきたいと思います。
―2013年 中学3年生夏合宿レポート― おわり
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