憧れのリッフェルアルプ2222mへ。
2013年 10月 28日
念願叶ってリッフェルアルプリゾートに行ってきました。
スイス南部の保養と登山・スキー基地として知られるツェルマットから、ゴルナーグラート鉄道に乗り換えます。
ツェルマットの次の駅は車窓左に氷河の融水がつくる滝が見えるフィンデルバッハ駅、そしてその次がリッフェルアルプ駅です。
リッフェルアルプ駅に到着。
スーツケースを持って車両を降りると、すぐホテルの方がホームにお出迎え。
そのままリッフェルアルプ2222mホテル専用の赤いトロッコに乗って3分ほどでホテルに到着。
リッフェルアルプでの滞在は快適で素晴らしいの一言。面倒なので挙げたらきりがないのですが、あっと驚く特別なサービスがいろいろとあります。
(終電後もホテル滞在者のために電車が動いていたり、リッフェルアルプ駅だけでなくツェルマット駅に到着後も荷物を運ぶポーターが待機していたり・・・。)
滞在中は、さらにゴルナーグラート鉄道を登って散策したり、欧州最大の氷河アレッチの見える展望台まで足をのばしたりしました。
リッフェルアルプホテルでのハイライトは、部屋から見る、朝のマッターホルン。
頭頂に赤い光がともり、その光が広がって、次第に辺りが明るくなります。
スイスは小学校の卒業アルバムで「僕の行きたい国」に挙げたほど、小さいころから憧れの国。
中学時代の担任が毎年スイスやオーストリアにスキーに行ってるよと話しているのを聞いて、当時、特に夢も希望もなかった私は、なんとなく自分自身が将来行きたくても行ける気がしなくて、こいつクソうらやましい、と妬んでいたのを思い出します。
大人になってわかったことは、自分自身の中で、特に優先順位が高いことというのは、大人になって実現させることはそれほど難しいことではない、ということ。
私は優先順位の高いことしかやっていなくて、逆に他の大人が当然やっていることができません。
例えば、私は車の運転ができません。土日に休みがなく、いろんなイベントや集まりに参加できません。
いわゆる「付き合いの悪い人」で、いつも申し訳なく思っています。
「いろんな国に行けていいですね。」と言われるけど、私としては、単にそれを優先的にやっているだけで、「いいですね」と言っている人は、立派に仕事や子育てをなさっていたり、とてつもない読書家だったり、映画を年間100本見る人だったり、ケルト文化に著しく詳しい人だったり、動くことは好まないけど私にとってはとても心惹かれる人であったりします。
「海外に行く」というのは何だか派手なので、いつも気が引けます。
「ただ好きなだけなんです。」「バカなんです。」と弁解をしたいこのごろです。
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