川棚温泉交流センター
2014年 02月 22日
当日はカメラを持っておらず、スマホで撮った貧相な画像しかありませんが。
山口県には注目すべき現代建築が複数存在するのですが、こちらの建物もそのひとつ。
一見すると幾何学的で人工的に見える建物ですが、そのフォルムは周囲の山容と見事な符合を見せます。
床面がやや波打って見えるのがおわかりになるでしょうか。
これは刷毛目の扇形模様が無数に連続していることによる視覚効果なのですが、これにより建物自体がまるで生命を宿しているような印象を受けるのです。空間と時間が静止した、抜け殻のような箱もの空間とは一線を画する建築です。
センターの中にはコルトーホールと烏山民俗資料館があります。
私たちが訪れたとき、資料館では雛祭・雛人形に関する興味深い展示が行われていました。
コルトーホールの名はピアニスト、アルフレッド・コルトーからつけられたもの。
交流センターの外には、彼の没後50年を記念して?2012年にできたばかりのコルトーの銅像(青銅製)があり、響灘とそこに浮かぶ厚島(=孤留島)を見下ろしています。
ホールの外に佇むコルトーは何だか虚ろで寂しげに見えました。
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