バルセロナの波打つ集合住宅、カサ・ミラ
2014年 03月 15日
旅は話のネタではなく種にしたいと常々思っていますが、今日はネタにさえなるかわからないまま、バルセロナ市街地の大通り交差点の一角を占居するカサ・ミラ"Casa Milà"について少しだけ書きたいと思います。
カサ・ミラに着いてすぐ、デジカメが故障したので、写真はそのほとんどが携帯で撮ったものですが。
愛称は「ラ・ペドレラ」"La Pedrera" 石切り場の意味で、確かにそのスケールの大きさと波打つ石造りの壁面を見ていると、さもありなんと納得させられます。
中に入ると巨大な吹き抜けがあります。
展示されているガウディがデザインした椅子(のミニチュア?)を見ると、圧倒的な実存を感じさせる建築とは全く別の印象を受けます。
なんだか楽しげな屋上へ。
屋上は高度感があり、若干足が竦みます。
屋上から下をのぞき込むと一瞬おいでという声が聞こえてゾッとしました。
先が尖がった黒い塔の表面は、廃棄物のシャンパン瓶の欠片だそう。
屋上からは市街地を一望できます。
訪れたのは肌をくすぐるような柔らかい風がふく晴天の午後で、屋上の奇怪なオブジェたちの陽気に当てられた笑顔が心に残ります。
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