日本航空高校唐人町校修学旅行の写真-東北編その2-
2014年 04月 26日

朝一番、宿泊先の「南三陸ホテル観洋」さんが毎朝行っている「語り部バス」に乗り、南三陸町内の被災地を回りました。

南三陸町の防災対策庁舎。

この場所で何が起こったのか。
たくさんの報道、そして今回の研修旅行前の学習により、それについての知識を得てここに来ました。
しかし、目の前にあるその実物を見て、そして当時、その場所にいた人から話を聞くと、その事実が現実感を伴って私たちに迫ってきます。現実感が強すぎてそれが目の前でクラッシュして明滅する・・・そんな錯覚を覚えました。息を止めていなければ、胸を押さえていなければ、立っていられないような感覚でした。
閖上の菊地さんもそうでしたが、ガイドさんのお話しを聞いて感銘を受けたことは、そのお話しが安定した「語り」ではなかったことです。
ガイドさんたちは震災を過ぎ去った出来事としてとらえているのではなく、いまの私の人生を決定的に変えたものであり、いまの私がまさに震災という出来事とともに生きているということを、その立ち姿で示してくれました。

そして、一路、山形へ。
途中、雪に覆われた蔵王の山々が見え、その美しさに見惚れながら、2時間強で東北有数の名刹として知られる山寺(立石寺)に到着。


山寺には1000段以上の石段があります。
みんなでてくてく登りました。

生徒たちは水を得た魚のように、ぴょんぴょんと跳ね回り、山の中を駆けていました。

1000余段は思ったほど困難な道程ではなく、30分ほどで無事に奥の院に到着。
奥の院付近や五大堂からの景観はとても素晴らしいものでした。


そして、再び宮城県に戻り、松島に宿をとりました。

翌日は朝から瑞巌寺へ。

見事な臥龍梅が満開。




五大堂

西行戻しの松公園

そして松島の美しすぎる名所をまわったあと、仙台空港に行き、京都に向かいました。
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