いつまで続く!? 年々ますます難化する福岡県公立高校入試問題
2014年 10月 14日

福岡県の公立入試はずっと難化が続いており、2014年度の入試の平均得点率(5科目総合)はとうとう50%すれすれのところまできました。(※福岡県の公立入試は300点満点[各科60点満点]です。)

それにしても、2014年度入試の理数(特に理科)の平均点の低さには驚かされます。
難化したところで、上位校(進学校)の選抜には大きな支障はないでしょう。
問題は、勉強が苦手な子どもたちが多く受験する高校における選抜です。
問題が難しすぎると、成績下位の子たちの得点に差が出にくくなり、その結果、高校側が、努力をした生徒、基礎力がある生徒を見極めることが難しくなります。ですから、これ以上の難化は歓迎できません。
実際に今春の入試では、難易度が中位~下位の高校において、予想外の合格・不合格が相次いだという証言を耳にしています。
全体のバランスを考えると、55~60%程度の得点率の問題をつくることが、適正な入試結果につながるのではないかと考えます。
いよいよ入試が迫ってきました。
来年度も、努力した生徒に明るい春が来ることを心から願っています。
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