3・11 被災地訪問
2015年 03月 11日
本校併設の日本航空高校では、昨年被災地を訪問し、
震災から私たちが学ぶべきことを各々が考える機会を設けました。
被災した時間に止まったままの閖上中学校(宮城県名取市)の時計。
閖上では、被災者の菊地さんにご自宅があった場所まで案内してもらいました。
そこで感じたことは、被災とは、単に大勢の人が亡くなったことではなく、
かけがえのない一つの命が失われ、その命を大切に思う人たちが痛切な悲しみを受ける、
そういったことが、幾千も起こってしまったのだということ。
そしてきっと、そういうことは
今日、たったいまも、個別的にあらゆるところで起こっていて
悲嘆に暮れる人たちが、助けを求める人たちが
きっといるのだということ。
だから私たちは
いつもそのことを胸のどこかに携えておくことで
日々をもう少し真剣に生きることができるのではないかということです。
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