迫力満点のオーシャンフロント、ポイプ・ショアズ
2015年 08月 18日
初めての島を訪れるときに重要なことは、島のどこに泊まれば晴天に恵まれた快適な滞在を楽しめるかということです。特にハワイ諸島の場合、貿易風の影響で、島の例えば北東岸と南西岸とでは、同じ島とは思えないくらい気候が異なります。
例えばハワイ島に行ったことのある人と話をしていると、その人が受けたハワイ島の気候のイメージの幅に驚かされることがあります。東岸のヒロに滞在した人たちは、雨が多かった、雰囲気がある町だったと言います。西岸のカイルア・コナに滞在した人たちは、カラッとしていてさわやかな場所だった、思ったよりきれいで新しい町だったと言います。
私は初めての滞在のときには、なるべく降水の少ない地区を選びます。だって初めて行くのに雨ばかりではつまらない、という単純な理由からです。カウアイ島で、降水が特に少ないのは、やはり例に漏れず南西岸です。西から南にある地区のうち、ワイメアとポイプで迷いましたが、滞在にあたり、より利便性の高いポイプにその宿泊を決めました。
選んだのはポイプ・ショアズ"Poipu Shores"。
その名のとおり、オーシャンフロントに客室が並ぶコンドミニアムです。
ハワイはコンドミニアムがいいです。
ホテルに比べて自炊をするなどの自由度が高いし(私たちはなかなかやりませんが)
滞在日数を重ねるたびにまるで自宅にいるような寛ぎと部屋への愛着が生まれます。

ポイプ・ショアズは目の前に海原が広がる絶景のコンドミニアムでした。

しかし、打ち寄せる波が少々ダイナミックすぎます。


下手したら波にのまれてしまいそうなくらいの勢いです。
この波が災いして、妻は「波の音が大きすぎて夜眠れない・・・」
という痛手を受けることになります。私は大丈夫でしたが。
他の部屋のお客さんたちがプールサイドから真下の岸辺を覗いています。

何かと思って見てみると

ウミガメが泳いでいるんです。1匹だけではなく、数え切れないほどたくさん。
高い波のせいで何度も岸に打ちつけられていて、心配になります。でもきっと大丈夫なんでしょうね。
ハワイ、特にネイバーアイランドにおけるウミガメとの遭遇率はかなり高いのですが、宿泊している部屋の真下にやってきたのは初めてでしたので、飽きることなくずっと眺めていました。


ポイプは期待通り、滞在中ずっと天気がよく、あまりに気持ちのよい時間でした。
カウアイ島は、これまで行ったあらゆる場所の中でも、間違いなくベストプレイスのひとつ。
ハワイ諸島の主な島のなかで最初に誕生した古い島だから、他の島より渓谷が深く、その美しさは眩暈がするほど。


もう一度行きたいと、島を去ったその日から、ずっと思い続けています。
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