リボンヌ手芸部 in とらきつね

11月にとらきつねで行われたリボンヌ手芸部さんのイベントの様子を、リボンヌ手芸部の船津丸さん(とらきつねで大人気のブローチの作者ヨーコ・フナツマルさん)がFacebookにアップしてくださいました。とらきつねという場に深くアプローチしてくださった記事内容に感激しています。ありがとうございます。


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子どもから大人まで、たくさんの人が参加してくれたこの日のちょうちょづくりの制作場所は「とらきつね」さん。
この場所は、もともとは、オーナーである鳥羽さんが唐人町で15年ほど運営している「唐人町寺子屋」という学習塾の中にひっそりとあったそうですが、今年、塾が入っているビルの一階、大通りに面した黒門橋の交差点の一角にお店としてオープンしました。
また、イベントスペースとしての機能もあり、書籍の出版記念イベントやコンサート、憲法カフェや工藝講座など様々なイベントが随時開催されています。
今回のちょうちょづくりは、そんなイベントの一環として企画してくれたものでした。
鳥羽さんにお店だけでなく、人が集い交流する「場」を付け加えた理由について伺うと、これまでずっと支えてくれた地域に少しでも貢献できたら、喜んでもらえたら、という想いと、子どもたちに広い世界に触れて欲しいという想いがあったのだと話してくれました。
というのも、塾では勉強が好きな子どもの力を存分に伸ばしたいと思う一方で、勉強という画一的なレールからはみだしてしまう子どもたちの存在が気になっていたそうです。そんな子どもたちに、勉強だけでなく、多様な価値観や多様な世界を間接的にでも提案できたらという想いがずっとあったと言います。
ちょうどこの日は、旅する吟遊詩人青谷明日香さんのLIVEの日。福岡で活躍されているとんちピクルスさんがゲスト出演するという、なんとも楽しい音楽イベント。
出演者の2人をはじめ、LIVEのお客さん、地域の人、そして塾に通う子どもたちがテーブルを囲んで一緒にちょうちょを制作。そこに音楽が加わり、なんだか春が来たようなそんな温かな時間を過ごすことができました。
場所を提供してくれた「とらきつね」さん、一緒にちょうちょを作ってくれたみなさん、本当に楽しいひとときでした。ありがとうございました。



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夏にとらきつねのイベントのために福岡入りした歌手の寺尾紗穂さんといっしょに、障害福祉サービス事業所であり、さまざまなアート活動で全国的に知られる福岡市南区の工房まるさんを訪問しました。そのとき、アートの制作の現場を見て、障害をもつアーティストの皆さんやスタッフの方々とお話しをし、かけがえのない楽しい時間を過ごしました。そこで見た明るい試行錯誤の現場にとても鮮烈な印象を受け、障害をもつ方と社会をつなぐ素敵な取り組みに、いつか直接関わる機会を持てたらと思っていました。そんなときに船津丸さんからの情報に触れ、ぜひ参加したい!と思っていたところ、とらきつねのイベントに出演する青谷明日香さん、とんちピクルスさんからも、ぜひ参加したいとのご連絡をいただき、これはきっと楽しい現場になると直感し、船津丸さんにご連絡、という感じでとんとんとお話しが進み、この素敵なイベントが実現しました。

障害のある方といろいろな人を繋ぐ活動をなさってきたリボンヌ手芸部さん。2月にはキャナルシティのMUJIでちょうちょ展のイベントも開催され、とらきつねで誕生した個性豊かなちょうちょたちも飛び立つ日を待っています。こちらのイベントもすごく楽しみです。またこちらについては後日レポートさせてもらいたいと思います!

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by terakoyanet | 2015-12-22 14:04 | とらきつね | Trackback | Comments(0)