1月16日(土)、とらきつねで 井口和泉×尹雄大 トークライブを開催!
2016年 01月 15日
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井口和泉さんは福岡在住(しばしば国内や海外を飛び回る)の料理家です。
私が井口和泉さんを知ったのは、工藝風向さんで売っていた岩手水沢・小笠原鋳造所のフィッシュパンに添えられたレシピを井口和泉さんが監修していたことから。その後、九州の食卓などいろいろな雑誌で拝見していたところ、あるイベントでお会いする機会を得ました。
井口さんは頭の回転が早いです。人をはっとさせるような(本人は自覚がないかもしれない)言葉遣いをするから、思わずその語りに引き込まれてしまいます。
「鳥羽さん学校行ってました?」
さばさばとした口調で心の機微に触れてくる。多くの人が彼女に惹きつけられるのわかる気がします。
昨年の秋ごろ、尹さんといっしょに井口さんの家を訪れました。
そこで食べた井口さんの料理は、美味しい、美しい、わくわくする。ぜんぜんつやつけた(博多弁?)かんじじゃないのに、すごく華やかなときめきがあって、井口さん、カッコいいなと思いました。
お家には、ロシアのダーチャを思い出させるようなちょっと大きめの家庭菜園があって、いろいろなものが元気に育っていました。
井口さんの話、きっと皆さんもわくわくすると思います。
楽しみにしてくださいね。
井口和泉 プロフィール
料理家。福岡県生まれ。フランス、東京、福岡にて料理とお菓子を学ぶ。弓田亨氏に師事。季節のハーブや果物など旬の食材を用いて土地と食卓を結ぶレシピを提案する。企業やメディアへのレシピ開発と提供、各地の農家と共催の料理WSなど、全国で幅広く「おいしい」に関わる。2013年、狩猟免許取得。著書に『料理家ハンターガール奮戦記ージビエの美味しさを知らないあなたへー』朝日新聞出版。
そしてお相手の尹雄大(ユンウンデ)さん。尹さんのプロフィールを紐解くと、彼のことを知らない人ほど驚いてしまうかもしれません。現在は福岡在住(尹さんにはなんだか「在住」という言葉がひときわしっくりこない)のフリーランサーのインタビュアー&ライターです。千原ジュニア、茂木健一郎、桑田真澄、田中泯、川上弘美、七尾旅人、坂口恭平、アジカンのゴッチといった有名人から、アスリート、ヤクザに政治家と、これまでインタビューした人たちのメンツを見ると、いったいこの人は何者なのだと思わざるをえないのですが、尹さんが書いた文章を読んでみると、すっと腑に落ちることがあり、私自身、数年前から彼の著書を愛読していました。
尹さんと知り合ったのは、大学講師であり古くからの友人である石井有希子さんのご紹介です。尹さんと初めて会った日、とてもうれしかったな。
尹さんの新著『やわらかな言葉と体のレッスン』の帯に、作家の吉本ばななさんが「この人の描く言葉は 他のだれとも違う彼だけの速度。だから信用できるしほっとする。」と書いていらっしゃいます。この言葉は言い当て妙で、尹さんが紡ぐ言葉はさらっとしていて口当たりがいい、心にひっかかる内容を書いているのに体が拒絶反応を起こすことなく、じわりとそれが染みるような文体を書く(話す)人です。文は論理、いつも子どもたちに教えているのですが、そうか文は体をもっていたのだなと、そう私に教えてくれた人です。
尹雄大 プロフィール
1970年、神戸生まれ。テレビ番組制作会社、出版社を経てライターに。インタビュー原稿やルポルタージュを主に手がける。10代で陽明学の「知行合一」の考えに触れ、心と体の一致をさぐるために柔道や空手、キックボクシングを始める。1999年、武術研究家の甲野善紀氏に出会い、松聲館に入門。2003年、光岡英稔氏に出会い、韓氏意拳を学び始める。主な著書に『FLOW 韓氏意拳の哲学』(冬弓舎)、『体の知性を取り戻す』(講談社現代新書)、『やわらかな言葉と体のレッスン』(春秋社)などがある。http://nonsavoir.com/ 尹雄大(ユンウンデ) 公式ウェブサイト
おふたりの話、とても楽しみですね。
おふたりの話を聞くのに、何の遠慮も衒いも必要ありません。
おふたりの著書を読んでいなくても大丈夫です。
実(=身)をもった話をするふたりです。
できるだけ身軽にご参加ください。
1月11日(月)現在、定員まで10名ほど余裕があります。
子連れの方を含め、どなたでもご参加できます。
日時:2016年1月16日(土) 開場13時 開演13時30分
場所:とらきつね 福岡市中央区唐人町1-1-1成城ビル1F
参加費:1,000円(中学生以下無料)
申込方法:
①Facebookのとらきつねメールでご連絡
②お問い合わせフォームにてメールでご連絡
③092-731-0121にお電話(営業時間内にお願いします13-20時/月・水曜定休)
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