ボブ・ディランの好きな曲10

教科書とかに載っている、「芭蕉は俳諧を芸術の域に高めた」という表現には、何の違和感も感じていなかったけれども、ボブ・ディランを「ロックを芸術の域に高めた」と評する昨日、今日のニュースには、ちょっとした違和感を感じています。となると、芭蕉だって「俳諧を芸術の域に高めた」って言い方はそもそもおかしいんじゃないか? そんなことを考える深夜です。

今日は、ボブ・ディランのノーベル賞受賞にあやかって、私が好きなボブ・ディランの曲(Bob Dylan & The Band の曲を含む)を少し紹介したいと思います。こんな機会はなかなかないので。とは言っても、あまりにいい曲がたくさんあるので、とりあえず、私がいま手元に音源を持っている百数十曲のうちから、再生回数が多い(2010~)10曲をおすすめの好きな曲としてご紹介します。(*Like a Rolling StoneなどHighway 61 Revisitedに入っている曲は若いころに聞きすぎて以下に入っていない。)


No.10 - Girl from the North Country (1962)



No.9 - The Night We Called It A Day (2015)



No.8 - Duquesne Whistle (2012)



No.7 - Tangled Up In Blue (1975)



No.6 - Don't Think Twice, It's All Right (1963)



No.5 - All Along the Watchtower (1965)



No.4 - Bessie Smith (1975)
*Youtubeに音源が見当たりません


No.3 - Blowin' In the Wind (1963)



No.2 - Soon After Midnight (2012)



No.1 - The Times They Are A-Changin' (1964)




こうやって見ていくと、80年代(We Are the Worldのころ)のディランって、いったい何をやっていたんだろう、、と疑問がわきます。彼は75歳になった現在も精力的に活動中で、今年出たアルバムFallen Angelsでも、素晴らしい演奏を聴くことができます。最後に、最高に素晴らしいボブ・ディランのカバーとして、Byrds - Mr Tambourine Man (1965)



もうひとつ、ボブ・ディランが敬愛する、ウッディ・ガスリー。
Woody Guthrie- This Land Is Your Land






ボブ・ディランというひとつの入口から、音楽の楽しみは無尽蔵に広がります。



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by terakoyanet | 2016-10-14 03:06 | 塾長おすすめの書籍・CD | Trackback | Comments(0)