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当仁中2学期定期テスト(中間・期末)本校中1生の成績

昨日の中1の授業。
みんな元気だけど、どこかドヨンとしている。学校の定期テスト返却直後にこういう雰囲気になっているときというのは、だいたいが学校平均点が低い定期テストだったとき。

親に怒られた、と沈んでいる子も多く(毎度のことですが、親に怒られた直後の子たちというのは、発奮する子より、やる気をなくしてる子の方が圧倒的に多いです・・・これは別に中1に限られた話ではないのですが、今年の中1はスドーンとわかりやすく落ち込む子が多い)、これはどのような結果が出ているのかすぐに調べる必要があると感じ、さっそく集計を出しました。


◇当仁中2学期中間(中1) 本校生平均点(1名不明/集団授業受講者)

国語 71.0(+5.3)
数学 74.9(+14.9)
社会 72.4(+12.4)
理科 77.4(+11.5)
英語 84.4(+13.6)
5科総合 380.2(+57.8)



◇当仁中2学期期末(中1) 本校生平均点(2名不明/集団授業受講者)

国語 70.7
数学 72.8
社会 67.7
理科 76.4
英語 77.2
5科総合 364.8



期末テストのほうは、まだ学校の平均点が出ていないのですが、本校生の成績を見る限り、ちゅうかんテストより平均が下がり、5科目合計で300点ちょっとになることが予想されます。ですから、今回得点の変化がほとんどなかった子や、合計で10点くらい下がった子は相対的な成績は少し上昇、今回得点が上がった子は、かなり成績が上昇したということになりそうです。

このような平均点が低い成績のテストのあとには、ご家庭もお子さんも思考がネガティブになりがちです。
(逆に今回は中3の平均点が高いようで、ポジティブな気がムンムン湧き出ている子たちがたくさんいます。)

しかし、定期テストのあとに必要なことは、できるだけ正確な分析です。平均点が高いときに自分もいい点をとったからといって喜んでいる、平均点が低かったテストで良い点をとれずに必要以上に落ち込んでいる、そういう生徒を見ると、そんな感情は置いておいて、今回の結果について、なにが良くてなにが問題だったのか、しっかり解き直して分析しようよ、と強く思います。

昨日は、テスト前に本当に頑張っていたある子が、相対的な成績が下がったわけでもないのにひどく落ち込んでいて、自分がこれまでやってきた勉強のやり方に対する自信さえなくしていて、痛々しく見えました。彼は落ち込む必要がないのに落ち込んでいて、私から見ると、この数カ月で、あんなことも、こんなこともできるようになったのに、今回のテストが思ったほどはできなかっただけで、まるで自分に何の成長もなかったかのようなネガティブな誤解、錯覚をしている彼がかわいそうに見えました。

もちろん努力が足りない子たちもいます。現状維持で満足している子もいます。
そのような子たちには、何が不足しているかについてできるだけ鋭く指導をしていこうと思います。子どもは感情の押し付けに反発します。しかし冷静な分析には、怯えながらも耳を傾けます。子どもたちが耳を傾けざるをえない指導をしていこうと思います。


話が長くなりましたが、特進クラス(中1)の成績も掲載します。

◇当仁中2学期中間(中1) 本校生特進クラス平均点

国語 80.3(+14.6)
数学 85.0(+25.0)
社会 83.1(+23.1)
理科 83.2(+17.3)
英語 95.3(+24.5)
5科総合 426.9(+104.5)



◇当仁中2学期期末(中1) 本校生特進クラス平均点

国語 79.5
数学 84.0
社会 82.6
理科 85.5
英語 91.1
5科総合 422.7



特進クラス生に限ると、中間テストと比べて、さほど得点を落としていないことがわかります。
難易度が高いほうが、むしろ偏差が広がるのが上位生たちの強みです。

ご家庭での成績分析の参考にしていただければと存じます。





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by terakoyanet | 2016-11-18 10:23 | 生徒のがんばり(テスト結果等) | Trackback | Comments(0)